「みんながやっている普通ができない」「生きづらい」「恋愛がうまくいかない」そんな悩みを持っているのならば、メンヘラの可能性があります。
メンヘラの特徴や理由を知り、対処法を身に着けていきましょう。
1人の時間も大勢で過ごす時間も、今よりももっといいものになりますよ。
メンヘラの意味とは?!
メンヘラとは「メンタル(心)」+「ヘルス(健康)」が合わさった言葉です。
「心の健康に問題がある人」を意味します。
・情緒が安定しない
・対人関係がうまくいかない
などの問題に苦労しています。
メンヘラは本人だけでなく、周囲の人も困ることが多いです。
メンヘラな女性の特徴12選
メンヘラな女性の特徴を紹介します。頻繁にあるかどうかが判断のポイントです。
タイミングや調子が悪い時にだけ当てはまっているのならば、気にしなくて大丈夫ですよ。
1.彼氏からの連絡が遅いとイライラする
メンヘラ女子は相手の都合を考えられません。
自分の欲しいタイミングで連絡をもらえないとイライラします。
急ぎの用事ではなくても連絡が遅いと「遅い!」「何していたの?」などと責めずにはいられません。
もしくはイライラが自分に向かうこともあります。
「私、愛されていない?」「変なこと送っちゃったかな?」など、ネガティブなことばかり考えがちです。
「忙しいのかな?」「今はちょっと彼の気分が乗らないだけ」といった発想ができません。
2.彼氏からの連絡が遅いとすぐに浮気を疑う
「連絡が遅い」=「浮気している」という思考回路になりやすいです。常に浮気が心配でたまりません。
以下のようなことでも浮気と決めつけます。
・連絡が遅い
・週末に会うのを断られた
・新しい小物を身に着けている
・新しく趣味を始めた
彼氏は「彼女に疑われないようにしないと」というプレッシャーで疲弊します。
3.デートプランは考えてくれて当然と思う
メンヘラ女子は彼氏からお姫様のように扱われることを望んでいます。
自分の好みをふんだんに取り入れたデートプランを用意してもらって当然という考えです。
自宅近くまで迎えに来てもらって、素敵な場所に連れて行ってもらい、センスのいいお店で食事をし、「疲れた」と言う前にカフェで一休みを提案してもらうのが、メンヘラ女子にとっての「当たり前」。
彼氏がノープランで待ち合わせ場所に来て、「今日どうする?」などと言おうものならば「私って全然愛されてない」「最悪」となります。
4.誕生日・記念日はサプライズするべきと思う
メンヘラ女子はロマンティストです。
誕生日や記念日はSNSのインフルエンサーがやるような豪華でセンスのいいサプライズを望んでいます。
しかし「こんな感じでやって欲しい」と自分からは言いません。
彼女が黙っていても「彼氏がスマートにサプライズを用意してくれる」状態で、ようやく及第点です。
一方で、彼女側から彼氏へのサプライズはそれほど必要性を感じていません。
彼女がサプライズをする場合、彼氏のリアクションが彼女の望んだものでないと、怒ります。
5.自分の考えを分かってくれないと逆上する
メンヘラ女子は「自分が一番正しい」と信じています。
相手が自分に合わせてくれるのが当然という考えです。
機嫌や体調の悪さは即座に気がついて欲しくて、気遣いや慰め、そして特別な配慮を求めます。
口論や否定などをされるのは許せません。
相手の考えや事情を思いやる余裕がなく、常に自分が一番弱くて可哀そうだと考えています。
6.「私なんて」と言って彼氏の気を引こうとする
メンヘラ女子の口癖は「私なんて」です。
「私なんてなくなっちゃえばいいのに」「私と付き合っても嫌なことばかりでしょ」などと言って、彼氏の気を引こうとします。
彼氏は「そんなことないよ、君は素敵だよ」と言い続けなければなりません。
また「職場でいじめられている」「ストーカーに狙われている」など、嘘をついて彼氏の関心を引こうとすることもあります。
自分でもなんで嘘をつくか分からず、ある意味悪意はないので余計に厄介です。
7.とにかくマイペース
マイペースで協調性に欠けるところがあります。
周りが自分に配慮して合わせるべきだと考えています。相手が急いでいても自分に急ぐ理由がなければお構いなしです。
大した理由なく待ち合わせに遅刻します。
会食の際も好きなペースで食べ、面白くなければ取り繕うことなく、つまらなそうにしています。
8.何に対しても無気力な傾向
メンヘラ女子はバランスを取ることが苦手です。
仕事、プライベート、恋愛などの切り替えがうまくできません。1つ上手くいかないと、他のこともうまくできなくなります。
「仕事で嫌なことがあったけれど、今日のデートは楽しもう!」とはなりません。
デートでテンションが上がらず、彼氏と盛り上がれなかったという不満で仕事へのモチベーションが下がるという悪循環になりがちです。
結局全てがうまくいかず、無気力になってしまいます。
9.油断すると引きこもりがち
メンヘラ女子は生きづらさを抱えているケースが多いです。特に外の世界には苦手なことがたくさんあります。
メンヘラ女子にとって、自宅はとても安心できる場所です。
そのため、用が無いと外に出ません。
リモートの仕事などしてしまうと、靴を履かないまま数日過ぎてしまうことも。
「用事はないけれど、ふらっと散歩」など、ありえません。
10.SNSとの付き合い方が下手
SNSはメンヘラ女子にとって鬼門です。
「認められたい」「愛されたい」「心配されたい」という欲求が強く、黒歴史になるようなポエムを投稿してしまいます。
そして投稿した後にあれこれ考えてしまったり、反応に一喜一憂したりしがちです。
また、他人の幸せな投稿と自分の生活を比べてしまいます。
友達に嫉妬したり「仲間外れにされているのでは?」と勘繰ったりして落ち込みやすいです。
SNSに触れると傷つくと分かっていても、離れられず、ますます情緒が安定しません。
11.家族仲が良くない
複雑な家庭だったり両親との軋轢があったりすると、自己肯定感が育ちにくくなります。
親から受け取れなかった愛情を他者に求めるようになりやすいです。
しかし現実問題として、なかなか満たされません。友達も恋人も、身を投げ出すような愛の求め方に引いてしまいます。
「愛されたいのに愛されない」現状が苦しくてたまらず、他者を思いやる余裕が持てません。
そしてまた対人関係でトラブルを起こし、自信を失うループに陥って心の健康を損ないます。
12.掃除・片付けが苦手
メンヘラ女子は執着が強い傾向があります。
一度手に入れたものを手放すのが苦手です。
役目を終えた道具や興味を失った雑誌、流行が過ぎた服も捨てられません。
物を捨てるのは自分を捨てるようなもの、自分が空っぽになっていくような感覚があります。
人間関係も、上手く行っていない恋人でも別れる決断ができないし、マウントをしてくる友達でも切れません。
一方でスイッチが入ると物を捨てまくって、極度のミニマリストになったり人間関係を全てリセットしたりと極端な部分があります。
メンヘラ女子急増中?!その理由とは
メンヘラ女子は増えているようです。その理由を探ってみました。
1.情緒不安定になりやすいから
女性はホルモンの影響を強く受けます。
生理トラブル、PMS、更年期、産後うつなど、男性と比べて心も体も繊細です。
それに加えて男性と同程度に勉強し、仕事をして、さらに出産や育児などを求められる社会になりました。
ゆっくり休む時間がなく、情緒が不安定になりやすいです。
2.同調・共感を求められるから
女性同士のコミュニティは複雑です。
環境に恵まれ、井戸端会議を楽しめる気質ならばいいのですが、そんな人ばかりではありません。
悪口や自慢話に上手く対応できない、他者からの評価が気になってしまう、浮かないように立ち回るのに疲れた…その結果がメンヘラです。
他人からはマイペースのように見えるメンヘラですが、本人は周りに溶け込もうと必死になっています。
3.感受性が強いから
女性は男性よりも感受性が強いと言われています。つまり自分や周囲の不安や怒りなどに敏感です。
日々コンプレックスや劣等感、怒りなどをたくさん感じていて、自分の中でうまく処理ができません。
その結果「私がこんなにつらいのは周囲が悪いからだ!」となってしまいがちです。
あるいは嫌われないように、変に思われないように空回りな気遣いをしてパンクします。
メンヘラを治すには?!対処法5選
メンヘラを改善する方法を紹介します。先に書きますが、速効性はありません。焦らずに取り組み続けることが大切です。
1.親友を作る
信頼できる同性の友達は一生の財産です。男なんかの縁よりもずっと長く続きます。
大好きな友達がいると心が安定しますよ。
親友を作るコツがこちらです。
・まずは自分が相手を信頼する。試さない
・親友に完璧さを求めない。全てを分かち合うのはそもそも無理
・相手にも事情や悩みがあり、立ち入って欲しくない場合もあると理解する
・「同じ悩みを持つ人」や「同じものが好きな人」とは深い話をしやすい。出来れば両方作る
・親友は1人でなくてもいいし、親友に別の親友がいることを受け入れる
2.彼氏の意見を聞く
メンヘラ女子は周りが正しく見えてないことが多いです。
自分のことを理解し、受け入れて欲しいのならば、まずは相手を理解するようにしましょう。
その一歩として、彼氏の意見を聞いてみてください。
あなたは「やってもらって当然」のことであっても、彼氏にとっては違うかもしれません。
歩み寄りやすり合わせに慣れていきましょう。
3.親や兄弟と和解する
家庭環境の複雑さからメンヘラになった場合に有効です。
子どもの頃とは違う考え方や受け止め方ができるかもしれません。今ならば親と対等な立場で意見が言えることもあるでしょう。
しかし、関わり続けるとメンヘラが進行するという場合は距離をとってください。
いずれにせよ、過去を変えることはできません。
悔しいかもしれませんが、いつまでも家族のせいにしていないで、これからを見つめてください。
4.クリニックを受診する
自分1人ではメンヘラを改善できないのならば、専門医の診断・治療を受けましょう。
具合が悪くなったときに病院へ行くのは普通です。
「これくらいで…」「もっとひどい人もいるし」と思う人もいるかもしれませんが、苦しいのならば十分に行く理由になります。
また、「誰かに聞いてほしいけど、誰にも話せない」は十分な理由です。
悪化してから受診すると治療に時間がかかります。何事も早期に動いた方が良いです。
5.断捨離する
断捨離をすると「なんでこんなことにこだわっていたのか」と視界が開ける場合もあります。
居心地の良い部屋で英気を養えば、外でも頑張れるようになれます。
断捨離を達成出来たら自信にもなります。
ただしメンヘラの場合、断捨離をやり過ぎてしまう場合もあるので、定期的に家族や恋人、友達に進捗を見てもらいましょう。
まとめ:メンヘラな女性の特徴は多数!対処法を知って今より幸せになろう
メンヘラにはさまざまなタイプがあります。
周囲に嫌がられる絡み方をしてしまう人、内へ内へと籠ってしまう人…。
根底にあるのは自信のなさや生きづらさです。客観的な考え方や心の支えを持つようにしましょう。
自分に合った方法で今よりも幸せになってください。