別れ話もなくスーッとフェードアウトするカップルが増えています。
「このままだと自然消滅しちゃうかも…」と不安になったまま何もしないのは危険かも。
すでに自然消滅フラグが立っているなら、早急に手立てを打ちませんか?
今回は、自然消滅するカップルの理由からわかる特徴や心理、別れの前兆についてまとめました。
「絶対に自然消滅を避けたい!」という人はぜひ最後まで読んで万全な対策を行いましょう。
目次
自然消滅とは?その期間
カップルの別れ方のひとつに「自然消滅」というものがあることはご存知かと思います。
何となく別れてしまうカップルを想像するかと思いますが、自然消滅はいったいどういう状態なのか不可解な部分がありますよね。
自然消滅とは?どのくらいの期間?などの基準についてまずは知りましょう。
自然消滅とは
別れのアクションを起こさずに、時間の経過が2人の恋の終わりを告げるのが自然消滅です。
「別れよう」という言葉を告げるのではなく、「少し距離を置こう」と決めてどちらか一方が、あるいはお互いにフェードアウトするケースが大半です。
恋人の存在が自分の中で薄くなったと感じた時に「自然消滅したんだ」と別れを自覚するでしょう。
そのまま連絡を取らなければ自然消滅が成立したと言えます。
自然消滅になる期間
自然消滅に明確な基準はありません。
ですので、「どのくらい連絡を取り合っていないか」で自然消滅したのか判断をします。
一般的には1~3ヶ月の間に1度も連絡を取らなければ「自然消滅が成立した」と判断できます。
ただ、カップルの関係性によって基準は異なることも。
例えば「毎日連絡があったのに1ヶ月音沙汰がない」という場合であれば、別れの判断はもう少し早まる可能性があるということです。
自然消滅を経験する人は20%
別れを経験した人の中で、「自然消滅で別れた」のはなんと全体の20%もいます。
特に最近は自然消滅で別れるケースが目立っており、直接別れを告げることなくアカウントをブロックさせることで関係を終わりにしようとする人が増えているようです。
LINEで告白をする人が増える中、別れ方もドライで楽な方法を選んでしまう傾向が高くなっています。
自然消滅するかも?別れの兆候4つ
自然消滅はある日突然起こることはありません。
少しづつ、それもじわじわと別れのフラグが立っていくものです。
「このままだと自然消滅するのかも」と嫌な予感を感じている人は、悲しい結末を回避するために別れの兆候4つをチェックしてください。
1.連絡の頻度が減ってきた
以前はLINEや電話で頻繁に連絡を取り合っていたのに、いつしか週に1度になり、気づけば10日以上連絡していなかったという場合は危険度が高めです。
連絡の頻度が減ったのは「忙しい」という理由だけではなく、相手の気持ちが薄れている証拠でもあります。
LINEをしても既読スルーされることが続いた時は、「相手の気持ちに変化があったのでは」と察した方がいいでしょう。
相手はわざと連絡の頻度を減らして、自然消滅を狙っている可能性すらあります。
2.大きな喧嘩をしてしまった
実は、大きな喧嘩をしたまま仲直りをしないカップルはその後、自然消滅する可能性大。
月日が経過してしまうと気持ちも冷めてしまい、「今さら元に戻るのは無理だろう」と気持ちに踏ん切りをつけてしまうのが主な原因です。
ただ、中には自然消滅を狙って喧嘩を吹っかけてくる人も。
喧嘩で自然消滅をしてしまい、そこで後悔してもあとの祭りとなってしまいます。
3.物理的に距離が離れてしまった
遠距離カップルの多くが自然消滅を迎えてしまうように、簡単に会いにくい距離が別れのきっかけになってしまっています。
会わない期間が長引くほど相手への気持ちが冷めてしまい、次第に連絡を取ることも忘れてしまうことに。
遠距離恋愛になる前はラブラブだった2人であっても、物理的な距離によって気持ちまで離れてしまうことがあります。
4.お互いに生活が変わってしまった
生活のすれ違いは、2人に大きな溝を生むきっかけになりやすいです。
例えば、学生カップルならどちらかが社会人になったり進学したりするなど、生活が一変してしまう状況を指します。
頻繁に会うこともままならず、いつしか心の距離も開いてしまうことが自然消滅を生む大きな原因です。
それも遠距離恋愛に発展した場合であれば、ますます相手のことが見えなくなってしまいます。
恋愛よりも優先したいものがある時は、自然消滅を迎えても「仕方ない」と思えてしまうものです。
自然消滅するカップルの理由
そもそもなぜ自然消滅するカップルは別れ話をしないのでしょうか?
別れ話をした方がけじめが付くだけでなく、自然消滅よりも早く関係を終わらせることができます。
「自然消滅するかも」と少なからず予感がしている人は、ここでお伝えする自然消滅するカップルの理由とご自身の状況と重ねてみてください。
日々の生活が忙しすぎる
恋愛を継続させるためには、「1日1回はLINEをする」などマメに連絡を取り合うことが必須です。
しかし現実はそう決して甘くはなく、日々の生活に追われてしまい恋人の存在をつい後回しにしてしまいがちに。
どちらかが一方が忙しすぎると連絡を返したり、デートすることすら難しくなってしまうものですね。
そうなると、連絡を待つ側は我慢の限界を迎えてしまい、忙しい側もストレスを抱えてしまうでしょう。
別れを告げることなく、自然消滅という形の別れを選んでしまうことがあります。
付き合っていることに疲れてしまった
「一緒にいても楽しくない」「デートを断られてばかりいる」など、付き合っていることに疲れてしまったカップルも自然消滅しがちです。
相手のわがままや自分勝手な都合に振り回されると、相手への愛情も薄れてしまいますよね。
少し距離を置くつもりで連絡を経ち、相手からアクションがなければそのままフェードアウトしてしまうでしょう。
相手と喧嘩をして落ち込んでいる
いくら相手が恋人だとしても、喧嘩をした後はとても気まずい上に気分的にも落ち込んでしまうものです。
本当に大切な相手であればすぐに仲直りへと向かうでしょう。
しかし中には、「もうこのまま連絡を取りたくない」と考える人もいます。
このように喧嘩別れをするカップルの多くは、もう一度話し合う場を設けないまま自然消滅してしまっています。
将来像が見えなくなってきた
ある程度の年齢を迎えたり、周囲が結婚すると自分の将来について考えてしまうもの。
でも相手が結婚について一切触れなかったり、遠距離などの場合は今後の展開がますます見えなくなってしまいます。
将来ビジョンがすれ違った相手と話をして喧嘩をしてしまい、そのまま自然消滅を迎えるパターンもよくあります。
この場合、別れてから「やっぱり大切な相手だった」と気づいて後悔する人も多いです。
相手に対しての好きな気持ちが薄れた
「付き合い始めは楽しかったのに」と関係が長くなるにつれて、相手への興味や愛情が薄れてしまうのはよくあります。
1度気持ちが冷めてしまうと、連絡をするのも億劫になってしまうもの。
相手から届いたLINEすら見る気持ちを失ってしまった人は、そのまま自然消滅を狙って「別れてしまおう」と考えます。
他に好きな人ができた
自然消滅というずるい手段を選びたくなるのは、他に好きな人ができた時。
恋人とは綺麗にフェードアウトして、「もう別れたことにしよう」と思う人もいます。
別れの理由を告げない方が相手にダメージを与えないはず、とさえ思っている人も。
好きな人ができる前から「恋人との関係を終わらせたい」と考えていた可能性も高いので、そのまま自然消滅を狙われてしまっても仕方ないかもしれません。
別れ話を切り出すのが気まずい
どんな経緯であれ、恋人に別れを切り出すのは非常に気まずいことです。
恋人に泣きつかれたり、「別れないで」としつこく言い寄られるのを嫌う人こそ自然消滅を狙うでしょう。
相手に未練を持っていたり、少なくとも愛情を持っている人であれば真正面から別れを切り出すはずです。
「気まずいから」という理由で自然消滅の道を選ぶ人は、単純にそれだけの関係でしかなかったということです。
少し距離を取りたい
お互いマンネリ状態になっていたり、喧嘩が続いた時「少し距離を置きたい」と考えるもの。
「客観的に2人の関係を見つめ直したい」「お互いの気持ちを再確認したい」と思っていたはずだったのに、気づいた時には自然消滅を迎えてしまうパターンもあります。
本来望んではいない結末を迎えるケースもあることを踏まえて、距離を置くべきでしょう。
自然消滅を望む人の心理
自然消滅という別れ方を選ぶ人を見ると、「思いやりがない」「ずるい」といった印象を持ちませんか?
付き合う度に自然消滅で終わらせる人も実際にはいます。
ここで、自然消滅を望む人の心理を覗いて別れ話をしない理由を確かめていきましょう。
別れ話をするのが面倒くさい
別れ話をするのはどんな人も重苦しい気持ちになります。
「別れたい」という一言を相手に告げるだけ…と頭で理解していても、待ち合わせの連絡をする時からストレスを感じてしまうもの。
しかも別れ話をした所で、相手から「嫌だ」と泣かれてしまったり、「別れたくない」と寂しがられたりするのが常です。
面倒くさいことはしたくないという人は自然消滅の道を選びがちです。
「相手の気持ちを一切無視して別れる」という心理すら見えています。
お互いに傷つけ合いたくない
会えば喧嘩ばかりの2人なら、「これ以上お互いに傷つけ合いたくない」という考えに思い至ることがあります。
それならわざわざ別れ話をして傷つけ合うよりも、「そっと離れるべきでは」と思うこともあるでしょう。
自然消滅という別れ方が、結果的に1番ベストなカップルもいるということです。
他に好きな人ができたけどキープしておきたい
新しく現れた好きな人にアプローチして、万が一ダメだった時は「恋人にいつでも連絡できる状態にしておきたい」とずるい考えを持つ人もいます。
好きな人も恋人もキープさせるには、自然消滅という形を取るのが最も都合が良いです。
出会いの場で「今はフリーなんだ」と恋人の存在を隠すような人は、自然消滅をさせがちです。
他の異性とすでに付き合い始めている
もう他の人と付き合っていて、その人に「もう別れた」と嘘を言っている場合もあります。
しかし、自然消滅という都合の良い別れ方を選んでも、相手が別れを認識していなければ元も子もありません。
連絡を経ってから間もないうちに他の人と付き合っていれば、浮気として見なすことができます。
「恋人と好きな人どちらも失いたくたくない」と思っていたはずが、結果的にどちらも失ってしまう最悪の結末を迎えてしまうでしょう。
忙しくて連絡をする余裕がない
仕事に追われ過ぎると時間はもちろん心身のエネルギーも失ってしまい、恋人に連絡する余裕がありません。
「連絡ぐらいできるでしょ?」という人がいますが、心身が追い詰められると平常を保つことすら厳しくなるもの。
生活のすれ違いで言い合いになってしまい、そのまま自然消滅を迎えてしまうケースは非常に多いです。
生活が落ち着けば「もう一度やり直したい」と考え直す可能性もありますが、忙しい最中にお互いの関係について議論するのは難しいでしょう。
自然消滅しそうだと思った時の対処法
「もうダメかもしれない…」と気づいてしまうと、不安で胸が押しつぶされそうになりますね。
自然消滅の予感がした時には、冷静になって自分ができるベストを尽くすようにしてみましょう。
ここでは、自然消滅しそうだと思った時の対処法をまとめました。
心が離れてしまった理由を分析する
まずは気持ちを落ち着かせて、今なぜ自然消滅しそうなのか?その理由を考えることが大切です。
「連絡を怠っていなかったか」、「相手の話をきちんと聞いていなかったのでは?」など、思い当たる点をじっくり考えてみてください。
もし直せるポイントがあるならすぐに改善を。
相手の立場になって自分を見つめ直すことが重要です。
付き合い始めの初心に戻ってみる
付き合いが長くなるとマンネリが生じてしまい、相手に対する思いやりや恥じらいを失くしてしまっていたりします。
ここで初心に戻ってデートをしたりするのも有効です。
出逢った頃のような気持ちになれば、自分磨きにも力が入るはず。
相手の魅力を再発見することも大切です。
相手の生活を気遣うメッセージを送る
最近恋人とどんな会話をしましたか?
もし相手が忙しかったり新生活であたふたしているのなら、それに対して気遣うメッセージを送ってみてください。
付き合っているとつい、「いつ会えるの?」「連絡して欲しい」といった自分を優先してしまうもの。
でも相手が欲しいのはそんなメッセージではなく、望んでいるのは優しさや気遣いかもしれません。
一度本音で話し合う
「なぜ相手とすれ違っているのかわからない」「相手の考えに納得がいかない」という思いを抱えているのに何もしないのは危険です。
そのまま連絡をしないと本当に自然消滅してしまいます。
ここで一度話し合ってお互い考えていることを知ることが大切ではないでしょうか。
相手の気持ちを聞くことで問題がはっきりすることもあります。
自然消滅しないために普段から気をつけたいポイント
自然消滅から復縁できる確率は非常に低く、手遅れになる前に対策を取っていきたいものです。
連絡が途絶えがちになっているカップルは、自然消滅につながる行動をしがちです。
ここで、普段から気をつけたいポイントを確認していきましょう。
相手とこまめにコミュニケーションを取る
普段から電話やLINEなどでコミュニケーションを取り続けていけば、自然消滅にはつながりにくいです。
「お仕事お疲れ様」「今日は寒いから温かくしてね」など、相手を気遣うメッセージを一言だけ送ってみてください。
相手が気軽に返信したくなるメッセージを送るのがポイントです。
特に忙しい相手には、「ありがとう」と気軽に返信できる内容にしないと長続きはしません。
自分の話ばかり優先してしまうと後回しにされるので、その点だけは注意してください。
自分磨きを欠かさないようにする
「付き合った頃のようなときめきがない」と思っているのは相手も同じです。
相手からの愛情が薄れていると感じているのなら、自分磨きをしてもう一度自分の魅力に気づいてもらうための努力をしましょう。
まずはメイクやファッションを変えたり、ダイエットをするなど外見を磨いてもう一度振り向かせてみせましょう。
知識や教養を取り入れて内面を磨くことも忘れないでください。
ポジティブに相手に接する
会うたびに「私なんか」といったネガティブ発言をしたり、わがままばかり言ったり、デート中も浮かない顔ばかりしていると相手が疲れてしまいます。
そしていつしか「別れたい」という気持ちにさせてしまうでしょう。
恋人と一緒にいる時間は楽しく過ごしたいものです。
自然消滅を避けるためにも、明るくポジティブに相手に接するよう心がけてみてください。
「どうすればいいの?」と悩んだ時は、自分が恋人に求める理想は何か?を考えてみればきっと答えは出るはずです。
自分から愛情表現をする
「彼の方から好きと言われたい」などと、相手からの愛情表現を待っているばかりでは自然消滅を避けられない可能性があります。
そのままでは相手に「好きなのは自分ばかりなんだ」と思い至ってしまいます。
これからは自分から愛を与えてみてください。
「好き」という言葉をしっかりと相手の心に届けましょう。
不満があったら相手に伝える
相手への不満を抱えたままでは、「何を考えているのかわからない」「もう好きじゃないんだ」などと誤解を与えてしまうでしょう。
微妙な雰囲気が続いているなら、ここでお互いの不満を吐き出してしまいましょう。
我慢するよりも、言いたいことを伝えることは長期的に付き合う2人には必要です。
遠距離の場合は毎回会う予定を立てる
遠距離の場合はゴールが見えづらく自然消滅しがちです。
毎回次に会う予定を立てて、会えない期間はワクワクした気持ちで過ごすようにすると気持ちが離れにくくなります。
距離があると気持ちが離れがちですが、常に相手のことを考え続ける状況を工夫して作っていけば自然消滅は上手く回避できるでしょう。
自然消滅になる理由を知って別れを防ごう!
「このまま別れたくない」と思うのであれば、一旦立ち止まってわだかまりが生じた理由を探ってみてください。
自然消滅をするのは実に簡単ですが、別れた後に恋人の良さに気づいても復縁は難しいです。
もう一度恋人の気持ちを取り戻すために、ぜひ今回ご紹介をした自然消滅になる理由を知って別れを防ぎましょう。
相手もあなたからの連絡を待っているかもしれません。