嫉妬深い彼氏を持つと大変です。
しかし彼氏の心理を理解し、少し工夫をすれば今よりも心地よい関係になれますよ。
目次
嫉妬深い彼氏の特徴・行動
嫉妬深い彼氏によく見られる特徴・行動を紹介します。
自分に自信がない
自分に自信がないため、キラキラしている(ように見える)彼女に嫉妬します。
容姿、友人関係、学歴、仕事、趣味、収入、性格などが嫉妬対象になりやすいです。
「自分は底辺だけど彼女は恵まれている(ように見える)」という劣等感があります。
それが「ズルイ」「どうせ俺なんか…」「俺だって親ガチャが当たれば」などといった言葉になります。
束縛が激しい
本当に愛されているのか不安になるので束縛が激しいです。
交友関係に深く口を挟むだけでなく、飲み会に異性がいるのを嫌がり、2次会への参加にいい顔をしません。
スマホやLINE履歴を見たがりますし、GPSを設定したがる人も多いです。
どの程度の束縛が適切かわからない場合、友人に相談してみると良いでしょう。
メンタルが不安定
メンタルが不安定だと落ち込んでいるときに彼女に嫉妬をします。
彼女が優しく慰めても効果はありません。
「自分はなにもかもが最悪で、こんなに辛いのに、彼女には余裕がある」という考えで凝り固まっているからです。
前向きな言葉をかけても共感を示しても「お前に何が分かるんだ」となってしまいます。
自分よりもマシな立場にいる(ように見える)彼女が妬ましくてたまりません。
寂しがり屋
かまって欲しいので、彼女の興味対象に嫉妬するケースも少なくありません。
自分の参加していないイベントや自分の知らない趣味の話は嫌いです。
自分の相手をして欲しい、趣味よりも友人よりも仕事よりも優先して欲しい、などを強く要求します。
「その集まり、絶対に行かなきゃダメ?」「普通、友人よりも彼氏を優先しない?」などがお決まりのセリフです。
彼女を所有物として見ている
彼女を所有物として見ているので、自分の思い通りにならないと嫉妬からの怒りが湧いてきます。
収入や友達の多さ、周りからの評価が自分より上の場合も嫉妬に繋がりやすいです。
常に彼女は自分よりも一段下で、「彼氏君すごい」と言ってくれる立場であるべきだと考えています。
そして「うん、君も頑張っているね」と上から目線で彼女を見ていたいのです。
ペアルックをしたがる
嫉妬深い彼氏はペアルックが好きです。
同じものを身に着けていると繋がりを強く感じ、満足感を覚えます。
彼女が自分と同じものを身に着けてくれているということ自体も、愛情を感じられるので好きです。
ペアルックは服装に留まらず、スマホの待ち受けやSNSのアイコン、筆記用具などの小物なども対象になります。
逆に、彼女が女友達や家族とおそろいのものを持っていると嫉妬しやすいです。
過去の恋愛を聞きたがる
付き合った人数や経験人数が気になって仕方ありません。
聞けばより嫉妬してしまうと分かっていても、聞いてしまうのが嫉妬深い性格の性です。
とくに「初めて○○した相手」には強く嫉妬心を見せます。
また、経験人数で張り合ってくることもあります。
武勇伝を彼氏が語り出した場合、もしかしたら自慢したいのではなく、あなたの経験に嫉妬しているのかもしれません。
SNSに依存している
嫉妬深い彼氏のなかでも、SNSに依存している人は少なくありません。
TwitterやInstagramを常に見ているため、彼女の情報も必然的に入ってきます。
彼女が少しでも男の影のある投稿をすれば、たちまち「あれは誰?」と嫉妬してくるでしょう。
彼氏が嫉妬しないよう、適度にかまってあげてSNSを見る時間を少なくする工夫が求められます。
男友達が少ない
男友達が少なく充実した時間を過ごせないため、嫉妬深くなる彼氏もいます。
彼女が友人と楽しそうにしている時間が羨ましく、それを嫉妬という気持ちで表現します。
彼氏のSNSや休日の過ごし方を確認するだけでも、男友達の多さを把握できるでしょう。
男友達が少なく寂しい思いをしている可能性もあるので、できる限りかまってあげることが大切です。
嫉妬深い彼氏の心理
なぜ彼氏が嫉妬深くなってしまうのか、彼氏なりの心理について紹介します。
彼女のことが好きで仕方ない
愛情の裏返しで嫉妬をしてしまう男性は多いです。
愛情の強さがコントロールできず、嫉妬という形で表れてしまいます。
「とにかく彼女が好き!」という気持ちでキャパオーバーしている状態です。
彼女の気持ちや立場などを思いやることができません。
嫉妬や束縛の根元にあるものが「純粋に好き」だと、彼女は拒否しにくいです。
浮気されないか心配
浮気が心配で嫉妬することもあり、過去に浮気された経験がある男性はとくにこの傾向が強いです。
最近では実体験によるトラウマだけでなく、ネットなどで見聞きした浮気レポートに影響を受けている男性も増えています。
悲観的になり、「これは浮気されるパターンではないか?YouTubeでよく見るやつ!」など、思い込みが激しいです。
職場、SNS、趣味などの人間関係全てが浮気の温床に見えてなりません。
自分を1番に想って欲しい
自分のことをだけを想って欲しいために嫉妬をします。
「彼女なら、もっと彼氏を好きでいて欲しい」という気持ちが強いです。
恋愛に高い理想を持っており、現実とのギャップが受け入れられません。
物語にしか存在しないような熱い恋愛を『普通』だと思っているので、嫉妬の自覚がない場合もあります。
「俺という恋人がいるのに、なぜ友達付き合いを優先させるの?」という考えです。
自分にもやましい気持ちがある
彼氏自身にもやましい気持ちがあり、嫉妬している可能性も否定できません。
例えば、彼氏自身が浮気したことがある場合、「俺も浮気してしまったし、男にはロクなやつがいない」と考えます。
その結果、「実は浮気しているのではないか?」と不安になり、嫉妬深くなるケースもあります。
表情が浮かない感じで嫉妬している様子があれば、このケースに該当する可能性があるので注意しましょう。
彼女の愛を確かめたい
彼女の愛を確かめたいがために、嫉妬するケースもあります。
簡単に言えば、「彼女が本当に俺のことが好きなら、嫉妬した様子を見せれば構ってくれるだろう」と思っています。
最近会う時間が少なく、彼氏に寂しい想いをさせている自覚があるなら、この可能性を疑いましょう。
彼氏が嫉妬深くなってしまう彼女側の原因
彼氏が元々の気質だけで嫉妬深くなるとは限りません。
彼女側の言動が嫉妬に拍車をかける場合もあります。
誰とでも仲良くなれる
人見知りせず、誰とでもすぐに仲良くなれる彼女は嫉妬されやすいです。
みんなと仲良くしている姿を見て「俺は彼女の特別ではない」という気分になります。
誰とでも心を通じ合わせ、愛される彼女は誇らしいですが、恋人という立場に自信が持てません。
デート中でも他の人に親切にしたり仲良くなったりするので疎外感を持ちます。
異性の友人が多い
異性の友人が多ければ、それだけ会う機会や連絡を取る機会も多くなります。
何かのきっかけで浮気をするのではないか、他の人にとられるのではないかと心配でなりません。
彼女が「あの人はただの友人よ」と言っても信じられません。
「ただの友人」を装いながら女性と距離を詰めていく男性が多いことを、同じ男性としてよく知っています。
自分の時間が多い
彼女が自分の時間を大切にし過ぎていると、かまってもらう時間が少なくなり彼氏は嫉妬します。
彼女がスケジュールを趣味優先で埋め、合間にデートを入れている場合に多いです。
とくに「この日は趣味の本の発売日だから無理!初日に買って読むって決めているの」などの断り方はショックを受けます。
メンタルが強く自立している
困難を彼女自身だけで乗り越えてしまうと、彼氏は自分の存在意義に自信が持てません。
彼女のヒーローになりたいという思いから、彼女の強さに嫉妬をします。
彼女が落ち込んでいると知り「慰めてあげよう!」と駆けつけたら彼女はすでに復活していた、などのパターンが多いです。
連絡を返さない
連絡無精の彼女と、連絡を密に取りたいタイプの彼氏がカップルになった場合、彼氏が嫉妬深くなりやすいです。
連絡がなかなか返ってこないと不安になり、鬼電や大量LINE、DMをします。
連絡無精の人にとって、連絡頻度と愛情はあまり関係ありません。
しかし、連絡を密に取りたいタイプの人にとって、連絡量はそのまま愛情の量です。
彼女から望むだけの愛情を受け取れないので不安定になります。
愛住表現が少ない
彼女の愛情表現が少ないため、彼氏が嫉妬するケースも多いです。
女性としては愛情表現しているつもりでも、彼氏にとって足りない場合もこのケースに該当します。
ペットを飼っている場合、「ペットは可愛がるのに、俺には構ってくれない」とペットに嫉妬することも。
愛情表現が苦手な女性は、そのことが原因で彼氏を嫉妬させている可能性もある点を自覚しましょう。
嫉妬深い彼氏をさらに嫉妬させる彼女のNG行動
嫉妬深い彼氏との溝が深まってしまう言動に気を付けてください。
嫉妬深い彼氏は元々被害者意識が強いので刺激しないようにしましょう。
彼氏に反発する態度を見せる
嫉妬する彼氏に感情的に反発すると、彼氏を逆上させる可能性があります。
「友達付き合いに口を出さないで!」と叫びたくなるときもあるでしょう。
しかしその方法では通じ合えず、「やましいところがあるから怒るんだろう」と思われます。
100%彼氏の望む通りにする必要はありませんが、味方になってあげてください。
「もちろん、○○君は特別!だから、再来週のデートは盛り上がろう!」などのセリフで彼氏の気持ちを汲みましょう。
異性の話をする
異性との関わりで嫉妬している可能性がある以上、異性の話題は控えましょう。
特に男友達や元彼に関わる話はよくないです。
あなたにとっては大した意味を持たなくても、彼氏にとっては違います。
たとえ彼氏から異性の話を振ってきたとしても話を逸らしましょう。
「初恋の思い出?んー、あなたとの日々が楽し過ぎて忘れちゃった」などと言えば満足します。
スマホを頻繁に触る
スマホをよく触っていると、自分よりも他のものを優先していると思われます。
目の前に彼氏がいるのにスマホに夢中だとないがしろにされているようで、いい気分はしません。
彼女が自分よりも興味を持っているSNSやニュース、ゲームなどに嫉妬をします。
話しかけても目はスマホに向けたまま適当に返事、といった対応を重ねていれば、愛情は薄れていくでしょう。
自分の話をしない
自分の話をしないと、心を許してくれていないと思われます。
彼氏の聞き役やネットで聞きかじった話ばかりではありませんか?
嫉妬深い彼氏は「恋人である俺だけが知っている彼女の一面」を求めています。
ちょっとした失敗や恥ずかしい趣味などを「あなただから言うね」を枕詞に話しましょう。
嫉妬深い彼氏と仲良く付き合う対処法
嫉妬深い彼氏と仲良くやっていくコツを紹介します。我慢よりも工夫と心がけが大切です。
愛情表現を多くする
愛情表現を多くし、「私はあなたのことが大好きだよ」とはっきり伝えましょう。
彼氏が愛されているという実感を持てば満足し、嫉妬心が落ち着きます。
彼氏のスマホでラブラブツーショットをたくさん撮るのがおすすめです。
愛情表現を形として残せるので、彼氏が自分自身で心を落ち着けられるようになります。
連絡をこまめにとる
連絡の多さ=想ってくれる気持ちの大きさ、と考える男性は多いです。
連絡が好きな彼氏にはこまめに連絡を取りましょう。
内容の如何よりも連絡をしているということ自体が重要です。
連絡をたくさんもらうと「送信するたびに俺のこと考えてくれているんだなぁ」と満たされます。
愛情の裏返しであることを理解しかわいがる
嫉妬深いことをむやみにうざいと捉えてしまうのは損です。
愛情の裏返しであると理解すれば、嫉妬さえもかわいく見えてきます。
そしてかわいく感じられれば、何とかしてあげたいという気持ちが湧くはずです。
嫉妬を大らかに受け止めることができれば、嫉妬深さに隠れていた彼氏の良いところがたくさん見つけられます。
付き合っていく上での決まりごとを作る
決まりごとを作ることで彼氏が安心し、嫉妬が落ち着く可能性があります。
- デート中は基本的にスマホを触らない
- 共有のスケジュール帳を作って予定を確認
- 異性と2人で食事をしない
など、カップルごとのスタイルに合わせたルールを設定しましょう。
「旅行に行くために月々〇円積み立てる」など、楽しい目標も組み込むのがおすすめです。
無理なく、できれば楽しんで続けられる決まりごとを2人で考えてください。
嫉妬深い彼氏を安心させる方法
嫉妬深い彼氏に変わってもらうためのコツを紹介します。
意識的にポジティブな言葉をかける
嫉妬深い人はネガティブな性格の傾向があります。
ポジティブな言葉をかけることで前向きな気持ちを促しましょう。
自分に自信が持てるようになれば、嫉妬心が治まってきます。
「コーディネート、かっこいいね!」「素敵なお店、選んでくれてありがとう!」などの声掛けを繰り返してください。
趣味や好きなものを一緒に探す
彼女以外に好きなものを一緒に探しましょう。
趣味に没頭し、彼女以外のことを考える時間を増やす作戦です。
嫉妬深い人は彼女だけに依存をしています。
心のよりどころをたくさん持てれば、彼女にかまってもらえなくても不安になりません。
自分のコミュニティに彼氏も入れる
可能であれば、自分の属しているコミュニティに彼氏を入れるのも有効です。
サークルやオフ会、友人同士の付き合いなどに連れて行ってみましょう。
彼氏が自分の目で、彼女がいつどんな付き合い方をしているのかを確認できるので安心します。
事前に根回して「いつもノロケ話聞かされているよ!」などと言ってもらうのも効果的です。
不安な気持ちをその都度解消していく
彼氏が嫉妬するシーンがあれば、その都度寄り添って安心させます。
- 「寂しい思いさせてごめんね。私も寂しい。でも趣味も大切なんだ」
- 「飲み会、男性もいるけれど、私はあなただけが好きだから心配しないで」
などと対応しましょう。
少し面倒に感じるかもしれませんが、続けることで彼氏はネガティブに考えなくなっていきます。
彼女が不安を分かってくれる、解消してくれようと努めてくれる、という姿勢が彼氏の自信に繋がっていくでしょう。
嫉妬深い彼氏が「めんどくさい」「別れたい」と感じた場合の考え方
嫉妬深い彼氏と交際を続けて、「めんどくさい」「別れたい」と感じることもあるでしょう。
弊社では嫉妬深い彼氏と別れた経験のある女性50名にアンケートを実施。
その結果、13名の女性が別れた後に後悔していることがわかりました。
別れたくなる気持ちもわかりますが、「めんどくさい」という単純な理由だけで安易に別れを決意するのはおすすめしません。
まずは、彼氏の気持ちを理解してあげて、相手の考え方を修正するよう努力するのが大切です。
嫉妬深い彼氏と自立した交際を目指そう
嫉妬は愛情の裏返しです。
面倒に感じる時もあるでしょうが、否定するだけでなく理解を示すようにしましょう。
あなたが対応を変えれば彼氏も変わっていきます。
お互いに自立しつつ、支え合う良い関係を目指してください。
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