復縁した場合、結婚には繋がるでしょうか？
何らかの理由で一度別れている場合、生涯を共にする結婚はリスクが高いともいえますし、困難を乗り越えた経験から幸せになれるだろうという考え方もあります。
復縁から幸せな結婚への持っていきかたや幸せになるための注意点などをまとめました。
目次
復縁から結婚できる確率は約2割
20代後半～から40代の復縁経験のある女性50人にアンケートに協力していただきました。
復縁した相手と結婚や婚約までいった女性は約2割に当たる11人でした。
とくに年齢が上がるほど、復縁からの結婚率が高いです。
年齢や恋愛経験を重ねるほど、「いまさら新しい人を探すのが面倒」「やっぱりあの人が良かった」という心理があるのでしょう。
復縁から結婚するきっかけ5選
上記のアンケートに協力していただいた女性に、引き続き「結婚に至ったきっかけ」についてお聞きしてみました。
きっかけ1、復縁の時にプロポーズされた
復縁がそのままプロポーズになった女性がいました。
一気に大きな決断をするカップルですね。
婚活アプリで知り合い、結婚前提で交際していました。
そのため「結婚前提でない交際は意味がない」というスタンスが一致した結果だと思います。
（29歳・公務員）
きっかけ2、一緒に住むことになった
同棲するかしないかで揉めて破局したカップルです。
そのため、復縁＝同棲という流れになりました。
（32歳・歯科衛生士）
同棲から、内縁の夫婦状態になり、それならば法律上もいろいろ恩恵が多い結婚へと踏み切ったそうです。
きっかけ3、収入が上がった
元彼や女性側が定職に就いた、転職した、出世したなどで、収入が安定して上がったことがきっかけのカップルもいます。
復縁した時には2人とも昇級していました。お互いに「これならばやっていけそう」と感じ、結婚へ踏み出すことが出来ました。
（27歳・OL）
お金の心配は結婚へ大きなハードルになりますからね。
きっかけ4、両親に結婚を促された
復縁を知った両親が「結婚はしないの？」などと口を出してくることもあります。
「えーまだ復縁したばかりなのに…」などと思いつつも、結婚を意識するようになり、彼との話題にものぼるようになり、結婚…という流れです。
（25歳・事務）
両親が彼のことを気に入っていると、催促されやすいでしょう。
きっかけ5、子どもを授かった
復縁カップルだけなく、妊娠をきっかけに結婚するパターンは多いです。
結婚へ向けての準備などがあわただしくなりますが、一気に話が進みます。
ちゃんと「復縁しよう」と言葉にする前に、以前付き合っていた気安さからなんとなく会っていて、セックスをしたら妊娠しました。驚いて、結婚への気持ちの切り替えがすぐにはできなかったです。
（23歳・飲食業）
復縁から結婚へ発展する理由3選
一度破局したにもかかわらず、再び交際し、さらには結婚まで至る理由を探ってみましょう。
1.相手を知り尽くしているから
ゼロから恋愛を始めるのはとても大変です。
出会うための活動をし、相手を見極め、アプローチ、交際の意思を確認、さらに理解を深めるための行動や会話を重ね…どの段階であっても「相性が悪い」と感じればまたゼロからやり直しになります。
その点、一度は別れに至ったとはいえ、元彼はいい部分も悪い部分も知り尽くしているので安心です。
冷却期間を経て、問題の解決が済んでいるのならば、結婚相手の有力候補になりえます。
2.結婚適齢期を迎えているから
「〇歳までに結婚したい」「子どもは〇人欲しい」などと考えている場合、婚活は時間との戦いです。
復縁の時期によっては復縁＝結婚に直結します。
交際していたときに、女性側の人生計画や結婚願望を男性が聞いていた場合、男性側も決意を固めているケースが多いです。
3.両親の賛成も得やすいから
交際していたときに両親への挨拶を済ませていて、好感を持ってもらっていたのならば、復縁や結婚を応援してもらえる可能性が高いです。
ただ、破局の理由によっては渋い顔をされるかもしれません。
とくに破局したときに盛大に両親に彼の悪口を言っていた場合は彼の名誉挽回に努めましょう。
また、彼自身もあなたのことを親にどう伝えていたのかもリサーチし、フォローしてもらってください。
復縁からの結婚がうまくいく理由5選
一度破局、そして復縁を経験してからの結婚が上手くいく理由を解説します。
1.相手への対処法を知っているから
復縁カップルは相手の機嫌が悪きときの対応や、ケンカに発展してしまうパターンなどを知っています。
そのため、関係が悪化しない対処法をとりやすいです。
大げんかして破局してしまうリスクを回避できます。
「これ以上追い詰めてはいけない」「これ以上長引かせてはいけない」などといったことにすぐに気が付け、軌道修正に早めに取り掛かりやすいです。
2.忍耐力があるから
破局を経験しているため、「失いたくない」という気持ちが強いです。
破局の苦しさを知っているからこそ、お互いを大切にできる関係を築けるでしょう。
相手の嫌な部分にたいして、正面からぶつかる以外の方法を冷静に考えられます。
これまでの経験から、自分の主張を押し通すだけでなく、相手のことや状況を考えられる忍耐強さを身に着けているはずです。
3.過去の経験を生かせるから
お互いが破局の原因を理解し、反省しています。
復縁とは交際の再開ではありません。
過去とは違う形で相手と向き合うことです。
過去の経験を活かしつつ、より強固な関係を築けるので、今度は簡単には別れません。
4.精神的・経済的に自立しているから
復縁カップルは冷却期間を経験しています。
シングル期間を経ているので、精神的・経済的に自立していて、それでもなお「復縁したい」と思ったからこそ、今があるのです。
1人でも大丈夫なので、相手に過度に依存しません。
5.「運命の相手」と信じられるから
復縁はとても大変です。
さらに、復縁から結婚までいくのはさらに大変です。
この記事の冒頭で紹介したアンケートでは、復縁カップルの成婚は約2割でした。
破局を経てから結婚までこぎつけるというのは凄いことなのです。
ここまできたのならば、運命の相手です。
多少のことで嫌いになどなれません。
復縁から結婚する時の注意点3選
復縁から結婚すると、上手くいくことが多いですが、だからといって、絶対に安泰というわけではありません。
上手くやっていくためのコツを知っておきましょう。
1.元彼の過ちを蒸し返さない
破局の原因が元彼にある場合、復縁したとしても完全に許していなかったりわだかまりを引きずったままだったりすることもあるでしょう。
しかし、しつこく蒸し返したり「あの時、とても傷ついた」と責めたりしてはいけません。
彼にとっては面白い話ではなく、「なんで復縁したのだろう」と思われます。
どうしても蒸し返さずにはいられないのならば、本当に彼と復縁や結婚したいのかを自問してみてください。
新しい出会いを探したほうが幸せかもしれません。
2.元彼に甘え過ぎない
復縁カップルは「困難を乗り越えた」という自負があります。
しかし、そのことにあぐらをかき、彼に甘え過ぎるのは危険です。
「このくらいわかってくれて当然」「私達の間柄なんだから、これくらい許される」などと彼に負担を強い過ぎると、今度はそれが原因で別れるかもしれません。
復縁できたことへの感謝と彼への想いを常に持ち続けるようにしましょう。
彼に「復縁して良かった」とたくさん思ってもらえるようにしてください。
3.元彼にプレッシャーをかけない
男性にとって、復縁と結婚は必ずしもイコールではありません。
たとえ適齢期と呼ばれる年齢であっても、「復縁したからには結婚前提ね」というのは先走り過ぎです。
結婚したいのならば、復縁をするときに「〇歳までに結婚したい」とそれとなく伝えておきましょう。
復縁からの結婚で、幸せになった女性の体験談を紹介！
社会人サークルで出会って23歳から25歳まで交際したものの、金銭感覚が合わず、破局しました。
いつもデートが割り勘だし、記念日の贅沢もなくて…。
正直、彼の堅実すぎる性格に嫌気が指していたんです。
ただ自分が年齢を重ね、ふと結婚相手を探す段階になった時、もしかして元彼は結婚向きなのでは？と思い始めました。
彼とは同じサークルのメンバーとして、共通の友人もいるので、今もフリーなことは知っていました。
そこで、以前の金使いの荒い私とは違うことをアピールしようと思い、まずはサークルにマグボトルを持参するところから始めたんです。
その後、前は嫌だったラーメンやファストフードに元彼を誘って何度かデートしました。
3回目のデートで私から「やり直さない？」と言ったら、OKをもらえました！
すっかり節約グセがついて、今では私の方がお金に細かいくらいです。
半年後に籍を入れる予定なので、結婚準備資金をこれからもしっかり貯めようと思います。
復縁からの結婚はもはや運命と言うべき縁です。
自信をもって幸せになりましょう。
一度破局という困難を乗り越えたからこそ、強く結ばれているはずです。
破局の反省をしっかりと行い、復縁への感謝と初心を忘れずに向き合えば、何も恐れることはありません。
