職場恋愛のきっかけや男性の本音などを教えます。職場恋愛はドキドキの連続です。
大っぴらにイチャイチャはできませんが、心の通じ合った好きな人と仕事をするのはとても素敵です。
リスクを理解しつつ、職場恋愛、楽しんでください。
職場恋愛の経験がある女性は約5割
20～40代の女性、100人にアンケートに協力していただきました。
いままでに職場恋愛の経験がある女性は約5割でした。
「部署が同じ」「部署は違うけど会社が同じ」「取引先とのオフィスラブ」などパターンは様々ですが、社会人になると職場恋愛の割合が高まる傾向にあります。
職場恋愛とは、仕事をする場所で会う人と恋愛関係になることです。社内恋愛、オフィスラブなどと呼ばれることもあります。
仕事も恋愛も同時にこなせますが、あくまで「仕事をする場」なので、職場では大っぴらにしないのがマナーです。
同僚、上司、部下、先輩、後輩、他部署などの関係から恋愛に発展します。
「社内」ではありませんが、取引先や出入りの業者などと恋愛する場合もあります。
職場恋愛のきっかけ10選
職場恋愛が始まるきっかけとして多いものがこちらです。
1.落ち込んでいるときに励まし合う時
仕事がうまくいかなかったりミスをしたりして、落ち込んでいるときに励ましてあげたり、励まされたりすると、とてもありがたく感じます。
励まそうとして、自分の恥ずかしい失敗談などを話してくれたりすると、それ自体が秘密の共有になります。
「気にかけてくれている」「優しい」などと感じ、それが恋心に繋がりやすいです。
2.みんなに内緒でお菓子をもらった時
「みんなに内緒ね」などと言われながらお菓子をもらうと、意識してしまいます。
小さなお菓子1つであっても、「私だけ特別」というのは気分のいいものです。
お菓子をあげる理由が「先日のお礼（お詫び）」や「なんとなく近くにいたから」など、大きな理由ではなかったとしても、「お返しをしてあげたい」という気持ちを持ちます。
そして、お菓子の渡し合いが続き、特別な仲になっていくのです。
3.飲み会の帰りに2人きりになった時
会社の飲み会や残業が終わった後など、たまたま社外で2人きりで歩くことになったときもチャンスが生まれやすいです。
「ここのお店、今度行きたいな」「行こうか」などという話になれば、デートの約束が成立します。
アルコールの高揚感や仕事が終わった解放感などで、いつもよりも積極的になりやすいです。
4.自分のミスをかばってくれた時
ミスをしてしまったとき、自分の代わりに異性の上司が謝ってくれたり、同僚がフォローしてくれたりすると、申し訳ない気持ちだけでなく、恋心も湧きてしまいます。
「この人の為にも頑張ろう」という気持ちが湧きやすいです。
尊敬が恋心になるパターンは珍しくありません。
また、健気に謝ってくれたり、挽回しようとしたりする姿もかわいく感じやすいです。
5.雑用を率先してやってくれた時
自分の担当以外の業務を率先してやる姿を見ている人は見ています。
自分の仕事に加え、ゴミ出しや来客対応、電話対応、コピー用紙の補充、イベントの幹事などを嫌な顔をせずにやる姿は好感度抜群です。
逆に「誰かやってくれるだろう」と、見て見ぬふりをしている人もなんとなく「その程度の人間」と思われてしまいます。
6.一緒の業務に長く携わっていた時
イベントの企画などを一緒に担当し、同じゴールに向かって苦楽を共にすると距離が縮まります。
従事した期間が長ければ長い程、その傾向が強いです。
そして業務が終わったあとは大きな達成感を共有します。
「プライベートでも上手くやっていけるかも」などという気持ちになりやすいです。
「2人だけに通じる話」が多いのも、大きなアドバンテージになるでしょう。
7.仕事を教えてもらった時
上司・部下や先輩・後輩などの関係性で出会い、仕事を教えてもらう（教えてあげる）と頼もしさを感じます。
教えたことを健気に覚え、実行しようとする姿もかわいいです。
お礼を言ったり雑談をしたりする機会も多いでしょう。
頼る、頼られるという関係は距離を縮めるのにぴったりです。
8.悩みを聞いてもらった時
「悩みの相談」は2人だけの秘密の共有です。秘密は2人の仲を一気に縮めます。
また、「悩みを相談する（される）」は信頼の証です。
「あなたにだから言うのだけれど」と言われれば、張り切って相談に乗り、親身になりたくなるのが人情でしょう。
親身に相談に乗ってくれれば、相談した側も「やっぱり頼りになる」と好感度を上げます。
9.一緒に出張に行った時
仕事ではあっても、2人きりで出かけるのはちょっとしたデート気分です。
近距離短期間の出張であっても、非日常を感じてしまいます。
移動時間や待ち時間に雑談をすることもあり、意外な一面が見えることも。
初めての場所に出張のときは一緒に地図を覗き込んだり考えたりするのも、親近感を覚えるきっかけになるでしょう。
10.残業を手伝ってくれた時
一緒に残業するのも、距離を縮めます。
少人数、もっといえば2人だけの残業など、理想的です。
終った解放感で、食事に行ったりデートの約束が取り付けられたりすることもあるでしょう。
どうせ残業するのならば、仕事の不満や疲れを愚痴るのではなく、ポジティブな話ができるといいですね。
職場恋愛が始まりやすい理由7選
出会い方の中で、「職場」が多い理由を紹介します。
1.長時間一緒に過ごすから
就職すると、大半の時間を職場で過ごします。生活の中心が仕事になる人も多いでしょう。
同じ環境で長時間過ごし、共通の目的をもっているため、恋愛が始まるきっかけが多いです。
毎日顔を合わせる、挨拶を交わす、雑談をする…これらの積み重ねが警戒感を薄れさせ、親しみを生みます。
好感を抱く土壌があるので、あとの展開がはやいです。
2.相手の本性が見えるから
仕事がうまくいったときやミスをしたとき、停滞しているときなど、さまざまな場面をお互いに見ています。
自分が厳しい状況でも気配りができる、追い詰められるとパニックになってしまう、お礼が丁寧、責任感が強い、要領が良いなど、相手の気質を理解しやすいです。
マッチングアプリなどで出会うと、最初は「調子のいいとき」や「気合の入っているとき」だけを見せ合うことしかできません。
強みも弱みも知ったうえで「もっと仲良くなりたい」と思えます。
3.かっこよく見えるから
仕事ができる人はかっこよく見えるものです。
キビキビとした電話対応、誠意のこもったプレゼン、深い専門知識、面倒見の良さなどに惹かれて恋が始まる人はたくさんいます。
職場はオフの日だけの付き合いでは見られない一面を知ることができるのが大きな利点です。
一方でスーツ姿はかっこよくても、休日のデートのコーディネートがダサい…なんてこともありますが、まぁ、ご愛敬です。
職場でのかっこいい姿を知らなかったら、相手のことを「ただのダサい人」としてしか、知ることはできません。
4.社内ツールで連絡できるから
直接LINEなどの連絡先を知らなくても、社内メッセージツールで連絡をすることができます。
「この前社内イベントで一緒になった〇〇部署の〜〜です。」とか「資料を集めてくれてありがとうございました」など、ちょっとしたことを皮切りに連絡できます。
その連絡が仲良くなるきっかけに繋がり、最終的にプライベートな連絡先をゲットできます。
ただ、業務や社内イベントなど仕事に関わること以外で連絡するのは、気持ち悪がられるのでやめましょう。
5.共通の話題が多いから
共通の上司や同僚がいるだけで、盛り上がる話題の幅が広がります。
会社の近くのランチのお店の話も良いでしょう。行った後に感想を伝えることができて話題が増えます。
ちょっとした相談をしたときも、状況を理解しやすいので的確なアドバイスが出てきます。
同じ会社にいることだけで有利に働くのです。
6.複数人で誘い合いやすいから
仕事の後の飲みなど、「今日〇〇さん達と飲むから一緒にどう？」などと誘いやすいです。
2人きりだと誘われた側は身構えてしまうかもしれませんが、複数人だと気軽に行きやすいです。
一度一緒に食事の場に行けば、あとは会社で顔を合わせた時も打ち解けた雰囲気になります。
そんなお誘いをサクッとできるのは、同じ会社ならではです。
7.帰りの時間を合わせやすいから
勤務時間が決まっている中で、同じ会社なら時間を合わせやすいのも発展しやすい理由の一つ。
同じ生活リズムなので、無理なくプライベートの時間も過ごせます。
夕飯を一緒に食べるのにも誘いやすいですね。
帰り道が同じ方向で、帰りがたまたま一緒になったことで話すきっかけになり、恋愛が始まることもあります。
職場恋愛に対する男性の本音3選
男性側は職場恋愛に何を思うのでしょうか？紹介します。
1.毎日会えてうれしい
好きな人と毎日会う生活をうれしいと感じています。
イチャイチャできなくても、同じ空間に居られるだけで気分が上がる、仕事に精が出るなど、肯定的です。
近況を伝え合ったり、就業後にちょっとデートをしたりするカップルもいます。
2.状況を理解してくれるパートナー
職場が同じなら、パートナーの話は聞こえて来やすいです。
そのため、落ち込んでいる理由などはいちいち説明しなくても伝わります。
お互いに忙しい時期もわかるので敢えてそっとしたり、デートの誘いも控えたりと言われなくても調整可能。
理解が深い良きパートナーに巡り会えたと感じています。
3.バレないか心配
職場恋愛をするのならば、空気が読め、口の堅い相手でないと無理と、いう男性も多いです。
職場恋愛はバレると周囲にも気を遣わなければならず、仕事がやりづらいです。
そのため、職場でイチャつこうとしてきたり匂わせをしたりするような女性とは恋愛をできません。
SNSで頻繁に近況を投稿している女性は敬遠されやすいでしょう。
4.職場恋愛したくない
上記の「バレないか心配」という懸念や、周りに遠慮されたり破局後の気まずさを考慮したりし、職場恋愛NGの男性も少なくありません。
職場は仕事だけをし、出会いは別の場所で探したいと考えています。
男性はマルチタスクが苦手なので、恋愛年毎を同時並行でこなすのは避けたいのかもしれません。
職場恋愛がNGな女性は少ないので、このあたりに大きな男女差があります。
職場恋愛をする上での注意点3選
職場恋愛は楽しいですが、注意も必要です。
職場はあくまで仕事をする場所なので、婚約に至るまでは周囲にはバレないようにしましょう。
1.有給はずらして取る
有給をとって遊びに行くこともあるでしょう。
しかし、毎回一緒のタイミングで有給を取っているとあからさま過ぎます。
隠したいのならば、有給の取得が多い連休の谷間を狙ったりずらしたりなど、工夫しましょう。
別々の場所でお土産を買って配るなどの小細工はかえってバレます。
2.時間差で出勤する
お泊まりデートをする日もあるでしょう。
そんなとき、一緒の電車やバスで出勤すると「あやしい」となりやすいです。
隠したいのならば、一本ずらしましょう。
家の方向が同じで、毎回一緒の電車に乗って通勤しているのならば、もちろん不要です。
3.破局後の気まずさに注意
別れてしまうこともあるかもしれません。
職場恋愛だと、破局後も顔を合わせ、言葉を交わし、仕事をしなければなりません。
気まずさに耐える覚悟が必要です。
場合によっては元彼の新しい職場恋愛を見ることもあるでしょう。
もしも職場恋愛がバレていたとしたら、しばらくは好奇の目で見る人もいます。
でも、よほど不誠実なことをしたり修羅場になったりしないかぎりは、数ヶ月もすれば、本人もまわりも「そんなこともあったよね」で終わるはずです。
職場恋愛をして幸せになった女性の体験談
恋愛当時27歳、小さな化学系の工業メーカーの検査部勤務でした。
原料のサンプリングの業務があるのですが、試料が重くて、当時同僚だった彼に手伝ってもらったのがきっかけで仲良くなりました。
品物が届くたびに一緒に倉庫までサンプリングしに行き、よく話すようになりました。
一緒に力を合わせて段ボールを片付けたり、ロットを確認したりしているうちに、気心が知れてきて、交際へ発展。
小さな会社なので、あまり隠すこともできず、外堀もどんどん埋まってしまって、交際して2年で結婚しました。
でも大きなケンカもなく、結婚生活はおおむね良好です。
彼を含め、仲が良い会社のメンバー達で週末集まれるのも楽しい時間。
仕事を通して長時間一緒にいたので、良くも悪くもじっくり彼を知ることができたからだと思っています。
その後出産し、今は別部署で時短勤務中です。
職場は恋愛が始まりやすい環境が整っています。
たくさんの時間を過ごし、同じ目標に向かって協力するので、親近感が湧きやすいです。
魅力的な一面をたくさん見る機会、見せる機会も多いでしょう。
しかし、職場はあくまで仕事をする場所。
トラブルを避け、周囲と円滑に接していくためにも、バレ対策には気を配りましょう。
それではハッピーな職場恋愛を！
