
結婚に向いていないと感じることはありますか?
恋愛と結婚はたしかに違います。
しかしあらかじめ相手のタイプや傾向を知り、2人で協力していけば大丈夫です。
幸せな結婚を諦める必要はありませんよ。
お互いの理解を深め、理想の未来をすり合わせていきましょう。
目次
結婚に向いていない人とは?特徴10選

結婚に向いていない人とは、「結婚によって自分自身も配偶者も不幸になる可能性が高い人」です。
しかし、自覚を持って対策を取っていけば、幸せな結婚を諦める必要はありません。
結婚を考えている人は結婚に向いていない人を早めに見極めたり自分自身が該当していたりしないか、結婚に向いていない人の特徴をチェックしましょう。
1.マイペース
家族はチームです。
自分の気持ちを優先し過ぎると生活が回らなくなります。
- ・ドタキャンが多い
- ・気分次第で予定を変更する
- ・すぐに機嫌が悪くなる
などのタイプと結婚すると大変です。
とはいえ共感性が高過ぎると、家族の機嫌に振り回されてしまうので、ある程度のマイペースさはむしろ必要です。
いつも一緒で疲れると感じたら、1人の時間や空間を確保し、気持ちを落ちつけられるようにしましょう。
2.浪費家
夫婦になれば家計を共有します。
収入に見合わない出費にためらいが無いタイプと結婚すると生活が崩壊します。
恋人時代には「気前がいい」「破天荒で面白い」などと感じることも多いですが、一緒に生活するとなると、気苦労が絶えません。
- ・衝動的に大きな買い物をする
- ・「ストレス解消」や「自分にご褒美」を言い訳に無駄な買い物をする
- ・短期的にしかモノを考えられない
- ・借金・リボ払い・ギャンブルにためらいが無い
などの傾向があるのならば、注意してください。
3.浮気性
浮気性は治らないです。
愛が足りないとか、反省していないとか、そういう話ではありません。
浮気性の男性は、妻に落ち度があるから浮気をするのではなく、浮気をするための理由を常に探しています。
- ・相手から誘ってきた
- ・妻の体型が変わった
- ・妻が構ってくれない
- ・男として諦めたくない
- ・みんな浮気している
など、自分に都合の良い思考回路になっています。
「彼は浮気性だから、しっかり結婚して捕まえておかないと!」という思考は無駄です。
浮気症は婚姻関係程度では縛れません。
4.食べ物の好き嫌いが多い
食は結婚生活において大事な要素です。
一緒に楽しめる定番の食事もあるのならば、過剰に気にする必要はありませんが、好き嫌いがあまりに多いと食事のレパートリーが狭まり、面白くありません。
好き嫌いが多いのに加えて
- ・食べ方が汚い
- ・好物は独り占め
- ・箸の持ち方がおかしい
- ・栄養バランスの概念が欠落している
- ・人の好物をけなす
などが見られる場合は食事以外にも問題を抱えている可能性が高いです。
多少の好き嫌いは平日のランチなど、別々に食事を摂るときに解消しましょう。
5.思いやりに欠ける
思いやりに欠ける人は結婚後、モラハラやDVをしやすいです。
- ・具合が悪いと伝えてあるのに、いつも通りの家事負担を求める
- ・忙しそうにしているのにどうでもいい用事を頼んでくる
などという結婚生活になるでしょう。
口先だけの優しさや気遣いではなく、あなたのことを本当に思った行動をしてくれているかを普段から見極めましょう。
6.子どもが苦手・嫌い
あなたが子どもを希望している場合、相手の「子ども嫌い」は大問題です。
お互いに思い描く結婚生活が違い過ぎます。
「嫌い」ではなく「子育てが不安」「子どもって大変そう」などのセリフはネガティブになる必要はありません。
子どもについて真剣に考えたからこそのセリフです。
また「子ども好き」であっても、実際に子育てすると「やっぱり大変」「思っていたのとは違った」というのはよくあります。
「子ども嫌い」と同じくらい、子育てに夢を見過ぎている人も注意しましょう。
7.マザコン
母親を大切にするのは良いことです。
しかし母親を絶対的な存在だと考えている人には注意しましょう。
常に自分の母親のやり方が正義で、母親とあなたを比較し、母親と同じことを求められる結婚生活になります。
自立ができていません。
なんでもかんでも相談するので、家庭生活が全て姑に筒抜けになるでしょう。
8.仕事ができない
「仕事を辞めたい」が口癖の男性との結婚は危険です。
仕事ができない男性のデメリットは収入が低いことだけではありません。
仕事がうまくいかないストレスを家庭にぶつけたり、ある日突然仕事を辞めたりするリスクに常にさらされます。
合う仕事を見つけたりスキルを上げたりなどという、向上心が無いことがなによりも問題です。
自分に都合のいい言い訳ばかりを聞かされます。
9.清潔感がない
清潔感や衛生観念は一緒に暮らしていくうえでとても重要です。
ニオイ、服装、体毛、整理整頓、水回りの使い方、食品の扱いなど、小さいことが積もり積もってストレスになります。
また夫と一緒に外出するとき、自慢できるほどのカッコ良さでなくてもいいですが、恥ずかしいのは嫌ですよね。
せめて「小ぎれいにしよう」という意識は持ってもらいたいものです。
10.守銭奴
お金に意地汚く、管理を徹底し過ぎている人は頼もしいを通り越して、守銭奴です。
デートを1円単位で割り勘し、お泊りすれば光熱費を細かく請求するけれど、あなたが男性のために使うお金には無頓着ならば、注意しましょう。
結婚すると、生活費に事細かに口出しをしたり、生活費を十分に渡さなかったりなどの経済DVをするリスクがあります。
自分が損をするのはとにかく嫌だ!というタイプを変えるのには根気強さが必要です。
「結婚は人生の墓場」と言われる理由

結婚にまつわる格言は多いですが、なかでも「結婚は人生の墓場」は有名なものの1つです。
結婚に幸せやメリットを感じる人も多いですが、「思っていたのと全く違う」と感じれば結婚は墓場になります。
結婚や家族が増えることには責任を伴います。
結婚で得られるメリットよりも窮屈感、家庭内での孤立感などの方が大きければただただ苦痛です。
特に子育てを通してすれ違いが生まれやすく、子育てがひと段落した頃には修復不可能になっている夫婦も少なくありません。
「墓場」と感じるのが一時的かどうかはその夫婦によって異なります。
結婚相手いかんではずっと「墓場」もありえます。
結婚に向いていない人と結婚するリスク4選

結婚に向いていない人と結婚すると苦労の多い結婚生活になります。
1.モラハラに悩まされる
交際中にモラハラの気配を感じたのならば、その勘を大切にしてください。
「結婚すれば変わるかも」「子どもが出来たら変わるかも」などという幻想を抱いてはいけません。
彼氏に変わって欲しいのならば、交際中に変える働きかけをしましょう。
ひとたび結婚してしまうと、簡単には離婚できません。
2.嫁姑問題に悩まされる
実家至上主義の男性は厄介です。
つねに姑と比較されたり頻繁に義実家に帰省したりすることになります。
夫は2人で新しい家庭を作っていくという気持ちがありません。
夫のマザコンに加えて、姑とも合わなければ最悪です。
夫が味方になってくれない家庭生活は虚しいものとなるでしょう。
3.家計管理に悩まされる
無断で高額な趣味のものを買ったり、部下や後輩などにいいところを見せようと気前よく奢ったりなどして、家計管理に悩まされます。
あなたが必死に働いても節約しても、どこ吹く風です。
子どもの進学が控えているとさらに気が滅入ります。
黙って借金されることもあるでしょう。
4.女性問題に悩まされる
浮気性のある人と結婚すれば、女性問題が付いて回ります。
稼ぎと払いがいいのならば、ATMと割り切る道もありますが、言うほど簡単ではありません。
夫を信用できず、常に女の影にピリピリ過ごしながらの結婚生活に意味を見いだせなくなるでしょう。
そのうち自分自身の存在意義まで否定しかねません。
5.ご近所トラブルに悩まされる
配偶者の行動に問題があれば、あなた自身も人目を気にして生活することになります。
- ・近所に響くほどの怒鳴り声
- ・店員への大柄な態度
- ・問題ある身なり
- ・ポイ捨てなどのモラル
- ・酔っぱらっての迷惑行為
- ・女性問題
これらが近所で噂になれば、あなたも肩身が狭くなります。
尻ぬぐいに謝ってまわったり過剰に人目が気になって引きこもってしまったりしかねません。
結婚に向いていない人と幸せになる方法5選

結婚に向いていないのはあくまで、「今現在」の話です。2人で幸せな家庭を築く道を探していきましょう。
1.「奢ることの気持ちよさ」を伝える
お金に神経質な男性にはお金を使う楽しさやお金で人を幸せにする高揚感を教えましょう。
1円単位で割り勘するのではなく、交互に奢るなどのどんぶり勘定でも問題ないよ、と提案してみてください。
ケチである理由が「今後への不安」にある場合もあります。
収入や支出、今後の支出予定などを紙に書き出していくと、使っていいお金が明確になり、気持ちが落ち着くかもしれません。
お金の管理に関心の高い男性はむしろ、結婚相手として頼もしいです。
2.姑と自分は別の人間だと伝える
姑だけが絶対的な正解ではないことを伝えましょう。
「あなたのお母さんは素敵ね。でも、あなたの子ども時代と今は違うし、こっちの方法試してみない?」など、姑を否定しない提案をしてください。
夫に時間があるときは夫に義実家の料理を披露してもらうのもおすすめです。
結婚生活はただ実家を模倣することではありません。
3.彼氏の収入とお小遣いを管理する
浪費家で金銭感覚が緩い傾向があるのならば、あなたが家計の手綱を握りましょう。
家計簿アプリなどを使い、収支を分かりやすくすると、お小遣い制を受け入れてもらいやすいです。
ハードルを上げ過ぎるとこっそり借金をするなど、ハードルをくぐろうとするので、管理する際には合意を大切にしてください。
4.自分を磨き続ける
結婚してからも素敵な女性を目指し続けましょう。
男性も「かわいい妻のために!」と、良い夫であろうという気持ちが芽生えやすいです。
また自分磨きは自分への自信にもなります。
たとえば浮気されたとき、自分に自信が無ければ「私に魅力が無いから…」などと自分を責めてしまいがちです。
また自分に自信があれば、結婚生活が上手くいかないときも勇気を持って行動を起こしやすいです。
5.居心地の良い家づくりをする
帰宅が楽しみになる家庭を目指しましょう。
- ・清潔で片付いている
- ・家族それぞれのパーソナルスペース
- ・「おかえり」などの挨拶をする習慣
- ・美味しいものの入った冷蔵庫やパントリー
これらが「帰ってきたくなる家」です。
家事スキルが高く、家が整っているだけでなく、口うるさく注意しない、機嫌よく接する、1人の時間を尊重する、なども重要です。
結婚に向き不向きはあります。
しかし、結婚に不向きとされる人でも、本人の心がけと支え方を工夫すれば幸せな結婚生活は可能です。
理想の結婚生活にとらわれ過ぎず、相手に過剰な期待を抱かず、自分の時間を大切にしながら、2人なりの幸せを目指してください。
