離婚してからの復縁について紹介します。
離婚が最善の選択だと思っても、いざ離婚したら想定外のことは多々起きます。
離婚したけれどやっぱり復縁したい…そんなときはまず記事の方法をためしてください。
「離婚したんだし、いまさら…」などと諦めず、後悔の無い人生を歩みましょう。
離婚から復縁した女性は約1割
離婚経験のある20~50代女性100人にアンケートに協力していただきました。
復縁経験(再婚に限らず)のある女性は10人以下でした。
もともと離婚は縁を切りたくてしているので復縁を望んでいる女性自体が少数派です。
離婚を切り出したのが男性側からであったとしても、離婚してしまえば新生活に順応します。
また当たり前ですが、復縁を望んだからといって簡単に叶うものでもありません。
しかしながら、同じ男性と離婚・結婚を繰り返す女性も少数ながら存在します。
離婚から復縁したい時にすべきこと10選
離婚からの復縁を目指すための行動を紹介します。
1.元旦那にLINEしてみる
LINEが繋がっている場合、LINEで近況確認をしましょう。
子どもがいるのならば、子どもを口実にするのがおすすめです。
「進学のお祝いに食事をする予定ですが、一緒にどうですか?」「子どもの習い事について相談に乗って欲しい」などと誘ってみましょう。
「保険関係の名義変更を忘れていた気がするから、確認したい」なども使えます。
2.元旦那に手紙を送ってみる
LINEで繋がっていない場合、手紙を使いましょう。
現在の住まいが分からないのならば、実家に送ってみてください。
子どもと一緒の写真を同封したり、写真付きのハガキを送ったりすると返信率が上がります。
元義父母に孫の様子を報告するきっかけにもなります。
3.元旦那の近況を探ってみる
SNSや共通の知人を通して近況をリサーチしてみましょう。
再婚していたり新しい恋人がいたりするのならば、復縁は難しいです。
元旦那が今も離婚した時のままとは限りません。
近況を知り、本当に復縁を目指したいのかどうか考えましょう。
4.元旦那の家族に連絡してみる
元旦那の家族と仲が良く、離婚後もまぁまぁ良好な関係を築いている場合におすすめです。
キューピッド役になってくれる可能性もあります。
とはいえ婚姻中にあなたに良くしてくれたとしても、離婚後も同じ対応を期待するのはやめましょう。
あなたが「嫁」だったから優しくしてくれたのであって、離婚すれば他人です。
連絡をするときには礼儀を忘れないでください。
5.元旦那の職場に行ってみる
元旦那の職場で待ち伏せすれば、会える可能性が高いです。
しかし、勤務中に訪ねるのは非常識なのでやめましょう。
仕事帰りに声をかけ、食事に誘ってください。
食事や雑談、近況報告などをしていると復縁に繋がることもあります。
ただし、待ち伏せはストーカーとみなされる場合もあるので注意してください。
拒否されているのに無理やり会おうとする行為を繰り返せば復縁は絶望的になります。
6.元旦那の家に行ってみる
元旦那の住まいを知っているのならば、家に行ってみましょう。
「どんな生活をしているのか気になって」などと声をかけてみてください。
ただし、こちらも上記の「職場に行ってみる」同様にストーカーだと思われたらいけません。
拒絶されたら一旦引き下がりましょう。
7.自分のSNSで復縁を匂わせる
SNSで「離婚して後悔している」「今どうしているのかな」などと呟いてみましょう。
直接繋がっていなくても、知り合いの知り合い経由で元旦那の目に届く場合もあります。
連絡がきたら復縁のチャンスです。
元旦那の誕生日や夫婦の記念日だった日を狙って匂わせてみましょう。
8.元旦那へ差し入れを送る
出張先や旅行先のお土産などを送ってみましょう。
子どもがいるのならば「旅行先で子どもが『パパに』って選んだもの」といって、手紙を添えれば拒まれにくいです。
そのほか、防寒着や元旦那がコレクションしていた限定品など、元妻だからこその気の利いた差し入れで距離を縮めましょう。
元旦那が「重い」と思わないさじ加減が重要です。
9.共通の知人に頼んでみる
共通の知人にキューピッドを頼んでみましょう。
元旦那の近況を教えてもらったり、逆にあなたの近況を伝えてもらったりしてください。
感触がいいようならば、会えるように取り計らってもらえるようにお願いしましょう。
お互いに直接話せないようなことも、第三者を挟むと素直になれる場合も多いです。
10.「やり直したい」と伝える
元旦那から復縁を申し込んでくることを待っていても進展は難しいです。
離婚からの復縁は普通の恋の駆け引きとは違います。
人生がかかっているので、お互いに慎重です。
元旦那と交流が復活して、多少イイ感じになったからといって、「あとは流れに身を任せれば…」などという考えは甘すぎます。
あなたから「やり直したい」と言いましょう。
ダメでもともとだと思えば、勇気も出てくるはずです。
離婚から復縁できる場合と可能性は?
離婚からの復縁が叶う可能性について状況別に紹介します。
1.お互いに未練がある場合…40%
離婚したけれど、お互いに「好き」の感情が残っている場合は復縁の可能性は40%くらいです。
些細なすれ違いで離婚に至ってしまったのならば、「今度は間違えない」という気持ちになれます。
離婚に至った原因が解決済みで、今後どうするかの取り決めをきちんと行い、そしてお互いに信頼できるのならば、復縁に至りやすいです。
2.子どもがパパっ子な場合…30%
- ・子どもがいる
- ・子どもを母親側が引き取る
- ・子どもがパパっ子
- ・元旦那も子どもへの愛情が深い
などの条件を満たしてるとき、復縁の可能性は30%くらいです。
「子どものために」という口実で復縁を狙えます。
元旦那も子どもと一緒にいたいという想いで復縁に前向きになってくれやすいです。
ただし、その場合はあなたが「子どものオマケ」でしかありません。
子どももいつまでも幼くはありません。
「子はかすがい」とは言いますが、子どもという存在に頼りっぱなしで復縁を狙おうとすると、元旦那からも子どもからも愛想を尽かされるでしょう。
3.定期的に会っている場合…可能性30%
子どもの面会やただの友達として、あるいは仕事関係などで定期的に会っているのならば、復縁の可能性は30%くらいです。
連絡が取れる状態であり、近況がある程度分かっているというのは大きなアドバンテージになります。
気楽に話せる仲なので、復縁も持ち掛けやすいでしょう。
しかし、油断は禁物です。
新しい恋人の存在をわざわざ元妻に言わないこともあります。
定期的に会っているからこそ「復縁なんて考えられない。これくらいがちょうどいい」と感じている場合もあるでしょう。
4.離婚して3年以内の場合・・・10~20%
離婚してから3年以内の場合の復縁の可能性は10~20%くらいです。
離婚から時間が経ち過ぎていると、元旦那の中であなたへの関心が薄れてきます。
別の恋を始めている可能性も大きいです。
子どもがいる場合は長らく子どもを元旦那に会わせていないと、改めて父親や夫をやるのに前向きになれません。
復縁するためには冷却期間が必要ですが、長すぎると完全に他人になってしまいます。
5.勢いで離婚した場合…30~40%
1回の浮気や大喧嘩などで即離婚になった場合の復縁の可能性は30~40%くらいです。
勢いによる離婚はお互いに未練が残る傾向があります。
1回だけの浮気ならば許す人が多いです。
喧嘩も少し頭が冷めると「もう少し別の言い方があったかも」と思うようになります。
お互いに未練がある場合、信頼を取り戻せるように努力すれば復縁が叶いやすいです。
6.元旦那の家族と仲が良い場合…30%
離婚後も姑や義理の姉妹とやり取りがあるのならば、お互いの近況が分かります。
それとなくキューピッドの役割も果たしてくれるでしょう。
復縁の可能性は30%くらいあります。
贈り物や手紙などのやり取りを積極的に継続させていきましょう。
「将を射んと欲すればまず馬を射よ」という言葉もあります。
とはいえ、元旦那も1人の大人です。
外堀を埋めたからといって、思い通りになるという考えは高慢です。元旦那への気遣いとケジメを忘れずに。
離婚から復縁したいときの注意点3選
離婚からの復縁を狙う場合の注意点を紹介します。
一度は結婚した仲だからこそ、図々しさがあってはいけません。
1.離婚の原因を掘り返さない
復縁したいのならば、元旦那の非を責めるのはやめましょう。
女性は思い出し怒りをする傾向がありますが、男性には響きません。
離婚の原因が男性側にあったとしても、責められれば男性は復縁するメリットがなくなります。
「復縁してもまた何度も蒸し返され、責められるのだろう」と思うだけです。
2.自分にも非があったと認める
離婚の原因が相手にあったとしても、対処法を見つけられなかったのはあなたです。
「これからは〇〇しようと思う」など、改善策を提案しましょう。
元旦那に復縁するメリットをプレゼンしてください。
「私は何も悪くなかった。被害者だ!元旦那だけ反省して変わって欲しい」と思うならば、復縁は難しいです。
あなたに非が無いのが事実であっても、元旦那にとっては乱暴な要求にしか聞こえません。
「変わるのは嫌だから離婚して縁を切った」だけのことです。
3.すぐに再婚しない
再婚は慎重に決断しましょう。
簡単に再婚するとまた簡単に離婚しかねません。
交流が復活しても、しばらくお試し期間を設けましょう。
口では「もう〇〇しない」「今度は○○する」など、簡単に言えます。
言った時は本心でも、実際に継続できるかは別問題です。
本当に変わったのか、やり直せるのかなどをお互いにしっかりと見極めてください。
離婚から復縁した女性の体験談を紹介!
離婚して3年経つ30代女性A子さんです。
離婚当時3歳の息子がおり、親権は母親であるA子さんが持ちました。
元旦那と子どもは月に1回面会をしています。
離婚理由は元旦那が時間やお金にルーズだったからです。
しかし子どもと2人で暮らすうちに「やはり父親がいた方がいいんじゃないか」「今ならばやり直せるんじゃないか」と考えるようになりました。
養育費の支払いや面会の待ち合わせなどが1度も遅れたことがないので「彼は変わったのかも」という思いもあります。
面会日に「やり直さない?」と提案してみました。
元旦那も離婚がかなり堪えたようで、A子さんの提案を喜んでくれました。
だらしない部分がかなり軽減されてきたようなので、今度は3人で旅行を計画中。
うまくいったら、週末は交互に家に行って3人で過ごすなどステップアップを図るそうです。
離婚から復縁できるかどうかはケースバイケースです。
しかし、何もしなければ100%復縁は叶いません。
失うものはなにもないはずなので、まずは出来ることからやってみましょう。
「今は他人」というケジメを守りつつ、「元妻」のアドバンテージを最大限生かしてください。