彼氏がいるのに浮気をしてしまう、ハッと我に返ったときの罪悪感はものすごいものがあります。
やってしまったことはもう変えられません。
だからこそ、今後どうするかを考えていきましょう。
罪悪感から逃れるために、さらに深みにハマってはいけませんよ。
目次
浮気を後悔したことがある女性は何割?
浮気をした経験のある、10代から50代の女性、30人にアンケートに協力していただきました。
浮気への後悔は約7割に当たる20人が「ある」と回答しました。
後悔の理由は「彼氏への罪悪感」だけでなく、「浮気をしてしまった自己嫌悪」もあるようです。
・「浮気された報復に浮気したけれど、同じところに落ちたのかと、余計に惨めになった。」(30代前半・女性)
・「職場で懐いてくれた後輩が可愛くて、そのまま浮気をしてしまったけれど、やめておけばよかった。職場だから、別れるのが大変だったし、彼氏に申し訳なかった。」(20代後半・女性)
浮気したことを彼氏に言うべき?
罪悪感から逃れるために、彼氏に打ち明けたくなる人もいるでしょう。
しかし、何でも正直に言うのがいいというものではありません。
バレていないならば、言わない方がいい
浮気したことを知らなければ、彼氏は傷つきません。
浮気したことを悔い、彼氏に悪いと思うのならば、隠し通しましょう。
罪悪感の苦しさは、あなたが1人で背負うべきです。
「浮気していた」と言ってしまえば、なんの落ち度のない彼氏に「彼女に浮気されていた」という苦しさを無駄に与えることになります。
あなただけが、秘密から解放されて楽になるだけです。
罪悪感に駆られて、彼氏に白状したくなったときには、言った後のことまでよく考えましょう。
軽はずみな行為で後悔するのは、今回の浮気で最後にするべきです。
彼氏が好きなら別れる必要はない
彼氏が浮気の事実を知らず、あなたのことを好きで、あなたも彼氏のことが好きならば別れる必要はありません。
浮気の事実を隠し通し、このまま何もなかったような顔をして交際を続けるのは、たしかに誠実とは言い難いです。
しかし、罪悪感からの解放を優先して、告解するのも果たして正しい行いなのでしょうか?
恋人から別れを告げられれば、彼氏は悲しみます。
彼氏に悪いことをしたと思っているのならば、彼氏を辛い目にあわせるのではなく、幸せにする方法を考えましょう。
浮気を墓場まで持って行くのも、愛の形です。
浮気を後悔したらすべきこと4選
後悔していても、何も変わりません。自罰的になるのは、やめましょう。
彼氏を幸せにするのが唯一の償いです。過去は変えられないからこそ、今後について考えていきましょう。
今まで以上に彼氏に好意を伝える
好意を積極的に伝えるのは、彼氏を幸せにする効果が抜群です。
好きな人に肯定されるのはとても嬉しく、自信になります。
言葉を惜しまず、彼氏の好きなところをどんどんと伝えましょう。
どんな小さなことでも、笑顔で伝えれば、彼氏は嬉しくなります。
・あなたの丁寧な言葉遣いが好き
・服のセンスがとても良くて、自慢したい彼氏
・そんなことまで知っているなんて、すごい!
・美味しそうに食べるから、一緒にご飯できるのが嬉しい
言葉だけでなく、行動でも好意を表現しましょう。
・目が合ったら微笑む
・待ち合わせ場所に彼氏が現れたら走っていく
・手を繋ぐ、ハグをするなどのスキンシップ
・手が荒れていたらハンドクリームをあげるなどのプレゼント
凝ったサプライズや、映えるような演出だけが愛情表現ではありません。
細々としたことでも、その積み重ねが2人の絆を強めます。
彼氏もあなたへの好意をますます深めるようになるでしょう。
罪悪感が深まることもあるかもしれませんが、そんなときは「なにもかも白状しちゃいたい」ではなく、「2度と馬鹿な真似はしない」と思うようにしてください。
彼氏に感謝を伝える
「ありがとう」と言われると、相手を大事にしたくなります。
「ありがとう」はより良い関係を作る魔法の言葉です。
「言わなくても分かるでしょ」「これくらいのことでいちいち感謝なんて」と思ってはいけません。
日々のあらゆるところに、感謝を伝えるチャンスはありますよ。
・美味しいお店を探してくれてありがとう
・忙しいなか、デートの時間を確保してくれてありがとう
・優しいLINE、ありがとう
・話を聞いてくれてありがとう
・褒めてくれてありがとう
「ごめんなさい」ではなく、「ありがとう」と言い換えられることも多いはずです。
SNSでハッシュタグをたくさんつけて「彼氏に感謝!」も悪くはありませんが、直接本人に伝えましょう。
不満に思っていることは伝える
浮気した理由の1つは、彼氏に不満があった、という人も多いはずです。
不満や我慢は、浮気で解消するものではありません。彼氏と向き合って解決していくべきです。
不満を伝えたからといって、すぐに彼氏が変わったり問題が解決したりすることは少ないでしょう。
しかし、不満を伝え、問題を2人で共有することで、「私だけ我慢している」という状態よりもストレスが減ります。
彼氏にしても、不満をため込まれて浮気されるよりもいいはずです。
伝え方に気を遣えば、彼氏も受け止めてくれます。
また、彼氏側も、あなたになにか要望があるかもしれません。
長く付き合っていきたいと望むのならば、楽しいことだけを求めるのではなく、話し合いも大切にしましょう。
合わない部分を含めて、お互いを認め合い、尊重できる関係になれるといいですね。
浮気相手とはキッパリ別れる
浮気相手とはキッパリ別れましょう。
「浮気相手も傷つけたくない」などという考えはダメです。
浮気相手のことを思いやっているのではなく、あなた自身が気まずい思いをしたくないのではありませんか?
緩やかにフェードアウトしようとしても、なかなかうまくいきません。
付き合いが長くなればなるほど、浮気相手に対しても情が湧いてきます。
浮気相手にとっても、あなたの存在が新しい恋の邪魔になりかねません。
もちろん、彼氏にバレるリスクも上がります。
別れると決めたのならば、別れましょう。
浮気相手に対する誠意ある対応とは、「2度と会わない」とはっきり宣言し、実行することです。
連絡先はSNSを含めて、ブロックまたは削除してください。
浮気相手が別れたがらないのならば、あなた自身が転職や引っ越しなどをして離れる必要があるかもしれません。
大変ですが、自分で蒔いた種です。
今まで彼氏にバレなかっただけでも良かったと思いましょう。
浮気をした後に後悔した女性のエピソード3選
実際に、浮気をして後悔した女性のエピソードを紹介します。
軽はずみな行動が、目の前の幸せを台無しにします。たとえ、別れなかったとしても、交際に影を落とすのは避けられません。
彼氏に対しての罪悪感で苦しい(23歳・女性)
付き合って半年の彼氏と少しマンネリ化していました。
そんな中、大学時代のサークルの忘年会で、当時仲の良かった男性と良い雰囲気になり、ワンナイトラブをしてしまいました。
最中は刺激的で、楽しかったですが、翌日から後悔ばかりです。
浮気を知らない彼氏は変わらず優しいので、罪悪感が募ります。
今後、彼氏をもっと大切にしようと決意。
彼氏に感謝や好意を積極的に伝えるようにしました。
彼氏が喜んでくれるのはもちろん、私も、言葉に出したり彼氏の反応が良かったりすることで、彼氏への気持ちが回復してきました。
でも、彼氏のことが好きになればなるほど、浮気した罪悪感が強くなっていきます。
罪滅ぼしなんて、できないのですね。
彼氏への愛情が復活したのは喜ばしいことです。
しかし、だからといって、浮気がチャラになるものではありませんね。
それでも、今からでも遅くありません。
彼氏とお幸せに!
今ではすっかり彼と仲良し(26歳・女性)
彼氏がいるのに、会社の同僚に誘われて、合コンに行ってしまいました。
一次会で帰るつもりだったのですが、押しの強い男性に流されてしまい、浮気をしてしまいました。
正直、スリルがちょっと楽しかったし、私のことをたくさん褒めてくれたので、調子にのってしまいました。
でも、3回目くらいのデートで、「私、何やっているんだろう」と我に帰り、その後は会うのを止めました。
あれから3年。
今も彼と仲良くしています。
私は浮気したことを反省しつつも彼には言わずに、彼との時間を大切にしてきました。
バレなくて良かったですが、浮気なんてするもんじゃないですね。
彼氏に特段不満が無かったけれど、「魔が差した」というパターンです。
こちらの女性は、浮気したことを自分の心の中だけに留めておいて彼氏との時間を大切にすることに決めたようです。
先述のように、浮気したことを彼氏に言わずに彼氏を大事にすることがベストでしょう。
彼氏に浮気を告白してしまい、後悔(24歳・女性)
軽い気持ちでナンパに応じ、浮気をしました。
そのあと、芸能人の不倫ニュースが話題になりました。
平謝りする不倫した芸能人、世間のバッシング、相次ぐ降板…あまりの影響に「浮気や不倫はとんでもなく悪いことなんだな」と思い知りました。
とにかく罪悪感が酷くて、苦しくて、何も手に付かない状態になりました。
不倫した芸能人へのSNSのコメントが、全部自分のことを言っているようで…。
ついに罪悪感に耐え切れず、彼氏に白状しました。
今思えば、甘ったれた考えもいいところなのですが、浮気を白状したときには「この苦しみを彼氏に共有して欲しい」「優しい彼氏ならば、慰め、許してくれる」と本気で思っていました。
しかし実際は、いつも穏やかな彼氏が感情的になり、泣きながら「別れる」と言ったきり連絡が取れなくなりました。
言わなければ、今でも付き合っていたのかなと、時々考えます。
ヒロイン気分の自分に酔っていたのかもしれませんね。
浮気をどんなに後悔し、反省していても、された側には意味がありません。
本当に彼氏のためを思うのならば、先々のことまでよく考えてから行動しましょう。
2度と浮気をしないためにすること4選
浮気を繰り返さないためにどうしたらいいか考えましょう。
誰にどんなふうに誘われたとしても、あなたが応じなければ、浮気はしないはずです。
浮気した原因を考える
浮気をした原因を考えてみましょう。
寂しかったから?彼氏に不満があったから?イケメンに弱いから?
浮気の原因の自覚が、浮気防止の第一歩です。
対処法が見つかりやすくなるだけでなく、「私、このパターンに弱いんだよね」と自覚を持てれば、冷静になって、踏みとどまりやすくなります。
浮気した自分を責め過ぎない
反省はすべきですが、自分を責め過ぎるのはよくありません。
辛さから逃れようと、さらに浮気を重ねてしまうことがあります。
過去は変えられないので、今後どうするかについて、考えましょう。
自罰的な気分になるかもしれませんが、何も生みだしません。
人格者や偉人でも、過ちは犯します。
彼氏を幸せにするだけでは苦しさがまぎれないのならば、彼氏以外にも優しくする、募金やボランティアを積極的に行うなどで、罪悪感を昇華しましょう。
彼氏の写真を待ち受けにする
スマホの待ち受けやLINE、SNSのアイコンに彼氏とのツーショットの写真を使いましょう。
ツーショットが恥ずかしいのならば、デート先の映え写真やお土産の写真でもOKです。
スマホに触れたり連絡を取ろうとしたりするたびに目に入り、彼氏を思い出します。
我に返り、誘惑を断ち切れるはずです。
LINEやSNSのアイコンに「彼氏とラブラブ」が分かる写真を使えば、あなたを誘惑するようなお誘いも来ません。
合コンや飲み会に行かない
合コンや飲み会など、浮気に発展しそうな場所に足を踏み入れてはいけません。
誘惑に弱いことを自覚している人は、「強い意志を持つ」だけでなく、「誘惑に触れない」ことを意識しましょう。
職場の飲み会など、断りにくい場合は、ノンアルコールで過ごす、1次会が終わるころに彼氏に電話をかけてもらう、飲み会の翌日にデートの約束を入れておくなどの対策をします。
自分で「浮気できない物理的な状況」を作ってください。
浮気を後悔しても、やってしまったという事実は変わりません。
反省するだけでなく、今後のことを考えていきましょう。
彼氏を大切にし、2度と浮気をしないと、自分と約束してください。