今すぐ別れたいわけではないけれど、ちょっと彼氏と距離を置きたい…そんな時期ってありますよね。
自分を、彼氏を、そして今後を見つめ直すために彼氏と距離を置くのは有効です。
彼氏との距離の置き方や、距離を置く意味、過ごし方、期間などを紹介します。
より納得できる道を探りましょう。
目次
「彼氏と距離を置きたい」と思ったことがある女性は約4割
1年以上継続した交際相手のいる20~40代の女性40人にアンケートに協力していただきました。
4割にあたる16名が「彼氏と距離を置きたいと思ったことがある」と回答しました。
「別れたいわけではないけれど、ちょっと交際をお休みしたい」という思いは珍しくありません。
また距離をとる意味は人によって違います。
詳しくは次の章で紹介します。
彼氏と距離を置く意味とは
彼氏と距離を取るくらいならば、別れて次を探したほうが良い、距離を取るなんてただの問題の先送りだ、と思う人もいるでしょう。
しかし、距離を取ることにはしっかりと意味があります。
1.彼氏を好きか確認できる
距離が近いからこそ、見えないものがあります。
彼氏と距離を置くことで彼氏が本当に好きなのか、かけがえのない存在なのかが見えてきやすくなります。
彼氏と連絡を取ったり会ったりしなくても平気、むしろ楽に過ごせる、そう感じたのならば、今後も変わりません。
ダラダラ付き合い続けても時間の浪費にしかならないでしょう。
逆に寂しさを強く感じたり彼氏のことばかり考えたりしてしまうのならば、彼氏の大切さを再認識し、今後一層大事にできます。
2.状況を整理できる
仕事の繁忙期や転職や進学したばかりなど、恋愛以外のことが大変な場合は恋愛にリソースを割いていられません。
目の前のタスクを優先し、生活の基盤を整えるのに精いっぱいになってしまいます。
彼氏の理解も得やすい「距離をとる理由」です。
3.他の男性と比べられる
彼氏以外にも気になっている男性ができる場合もあるでしょう。
彼氏と少し距離をとり、比較するのもアリです。
とはいえ、まだ彼氏とは継続中なので、浮気やそれに準ずることはトラブルを招きます。
メリット・デメリットを書き出すなど、落ち着いて自分の気持ちと向き合ってください。
4.自分のやりたいことに集中できる
恋愛よりも優先したいものがあるときもあります。
仕事、趣味、イベントなど「今しかできない」「今、全力投球したい」という情熱が湧いてしまったら、恋愛どころではありません。
どちらも中途半端になってしまえば、後悔だけが残るでしょう。
5.冷静に分析できる
距離を置くことで彼氏と付き合い続けるメリット・デメリットを冷静に分析できます。
たとえば、彼氏に将来性がないと感じていても、目先の楽しさや優しさに目がくらんでしまいがちです。
距離を取って考えることで合理的な判断や長期的な思考がしやすくなります。
6.破局を回避できる
一旦距離をとり、冷静になることは破局の回避につながるかもしれません。
話し合いは確かに大切ですが、興奮状態で話し合いをしても過激な言葉を使いがちです。
彼氏に勝ちたい、彼氏に負けを認めさせたいなどという思考になっているときに「話し合い」をしようとしても、ただの舌戦や揚げ足取りにしかなりません。
もちろん、破局コースです。
一旦距離をとり、頭が冷えてから問題に向き合うことでよりよい関係を作っていける可能性が高まります。
7.自然消滅を狙える
長期間に渡り彼氏との距離が出来れば、それは交際しているとは言い難くなります。
つまり、自然消滅です。
別れ話をせずに別れられます。
とはいえ、男性は自然消滅を受け入れず、話し合いやケジメなどを求めることも多いです。
女性側も「今って、自然消滅した状態?まだ交際中っていう認識?」など微妙な状態がしばらく続き、次の出会いに差し支えがあるかもしれません。
自然消滅を狙うと逆に時間やメンタルの消耗が激しい場合もあります。
彼氏と距離を置くおすすめの方法はLINEやDM!
彼氏と距離を置きたいとき、LINEやDMなどを使って文章にまとめるのがおすすめです。
別れ話はLINEやDMだけだと、不誠実だと嫌がれることが多いですが、距離を置きたい程度ならば、直接会う必要はありません。
また「距離を置きたい」というのは微妙なニュアンスです。
対面して口頭で伝えようとすると、かえって分かりにくくなってしまうこともあります。
LINEやDMで伝えるメリットを紹介します。
メリット1.時間帯を選ばない
「距離を置きたい」というのは複雑なニュアンスであり、伝える方も受け取る方も片手間でできるものではありません。
電話だと「今時間大丈夫?」と確認が必要ですし、会う場合は日程調整が求められます。
一方、LINEやDMは時間や距離など関係ありません。
送りたいときに送信でき、都合の良い時間に読めます。
彼氏もゆっくりと考える時間が持てるので、納得してもらいやすいです。
メリット2.文面をじっくり考えられる
口頭で伝える場合、リアルタイムで考えて話し、また相手の言葉を受け取って考え、返さなければなりません。
しかし、LINEやDMならば、じっくりと考えて言葉を綴れます。
何日にも渡って文章を作成し、推敲と読み返しができるので、自分の伝えたいことを言葉にしやすいです。
文章が完成したら一晩寝かせ、翌日彼氏の立場になって読み返してから送信しましょう。
メリット3.口下手な人でも意思表示できる
話すのが苦手、緊張すると言いたいことが言えなくなってしまう…そんな人は文章がおすすめです。
話し合いの後になって「ああ言えばよかった」「こう言えばよかった」「とっさに良い言葉が浮かばなかった」「気がつくと丸め込まれている」などという苦い思いをした経験はありませんか?
LINEやDMならば焦ることなく自分のペースで意思表示ができます。
メリット4.対面より手軽
LINEやDMならば思い立ったときにすぐに行動に移せます。
電車の中でも、パジャマでも、仕事の休憩中でも大丈夫です。
「自分の気持ちは固まったけれど、彼氏と会うタイミングが捻出できない!」というモヤモヤがありません。
携帯1つあればできるので、とても手軽です。
もちろん、案件自体は今後の交際を左右するほど重要なので、その自覚は忘れないでくださいね。
彼氏と距離を置くときのベストなLINEやDMの内容
「前から考えていたのだけれど」「突然でごめんなさい」など、真剣みが伝わる言葉や相手への思いやりを必ず入れてください。
距離を置きたい理由は彼氏の不満ではなく、自分自身の問題として書きましょう。
彼氏への不満を綴ると、そのまま喧嘩、もしくは別れ話になります。
またスタンプや絵文字が多いと真剣みが伝わりません。細かいニュアンスも含め、全て文字で表現してください。
自分に酔ったような文章も避けましょう。
また、どのくらいの期間で距離を置くのか明記しておいた方がいいです。距離を置かれる側にとって期間が決められていないことで余計に苦しくなってしまいます。
彼氏と距離を置く最適な期間
「距離を置く」と宣言をするのであれば、1か月は距離を置かないと意味がありません。
3日程度で付き合いを再開したいなどと言いだすと、今後あなたが真剣に決意したことでも「ちょっとした気まぐれだろう」「自分に酔っているだけ」と受けとられます。
自然消滅を狙っているのならば、彼氏から連絡が来るまで放置してもかまいません。
一方彼氏とやり直したい、交際を継続したいという意志があるのならば3ヶ月以内には連絡してください。
3ヶ月以内であれば相手の気持ちや状況が変わっていないケースが多く、すんなり交際を再開できます。
彼氏と距離を置くときのNG行動3選
彼氏と距離を置いているときの過ごし方の注意点を紹介します。誤解を生むような行動は慎みましょう。
1.連絡する
「距離を置きたい」と言っておきながら連絡していては意味がありません。
ただの「デートしないだけ」の状態になりますし、そのうちうやむやになってデートもします。
連絡は一定期間控えましょう。
今すぐ別れる気が無いのならば、1週間に1往復くらい、短く定期連絡するのはアリです。
2.別の男性と頻繁にデートする
距離を置いている状態とはいえ、依然として交際状態です。
変な噂が立つような行動はやめましょう。
彼氏にバレれば連絡がくるし、トラブルになります。
まだ彼氏がいる状態で男性と頻繁にデートするあなたの評価も下がり、次の恋にも差し支えるでしょう。
3.別れたことにする
距離を置いている間に勝手に「別れた」ことにするのはダメです。
周りに言いふらせば、トラブルのもとになります。
新しい恋人を作るのは彼氏にも新しい恋人にも不誠実ですし、バレたら信用ダダ下がりです。
自然消滅を狙うのならば、彼氏が新しい恋人を作るまで大人しくしているくらいの覚悟を持ちましょう。
できないのならば、別れ話をしてきっぱり別れたほうがいいです。
彼氏と距離を置きたいなと思ったときにはLINEやDMを利用して気持ちを伝えましょう。
距離を置くことで見えてくるものがきっとあるはずです。
距離を置く前よりも強い絆で結ばれることもありますし、きっぱりと別れる判断がつくこともあるでしょう。
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