恋愛に疲れる時ってありますよね。その理由と対処法を紹介します。
疲れた気はするけれど、ここで恋愛から離れてしまったら一生枯れたままなのでは?という心配は無用です。
どんな分野でも頑張ったり長期間継続すれば疲れます。大切なのは疲れの根本を自覚し、適切な休養を取ることです。
恋愛に疲れた経験のある女性は7割以上
20~40代の女性60人にアンケートに協力していただきました。
約7割にあたる44人が「恋愛に疲れた」経験があるという回答になりました。
「交際に疲れた」または「相手探しに疲れた」あるいはその両方など、「疲れた」にもいろいろな疲れ方があります。
後述しますが、「疲れる理由」もさまざまです。
また、年齢が上がるほど「疲れやすくなる」という結果にもなりました。
恋愛に疲れた状況になる理由7選
恋愛に疲れる理由で主だったものを紹介します。理由が複数にまたがる場合も多いです。
1.相手に振り回されているから
思いやりに欠けていたり気分屋の男性の恋人になると大変です。
「しょうがないな」「新鮮で楽しいな」と思うのは付き合い始めだけ。
自分自身に余裕がなくなれば、振り回されるのが一層苦痛になります。
彼のためにあけていた日に彼は予定を入れる、前から決まっていた予定をドタキャンされるなど、せっかく準備したり期待したりした事が何度も変更になると疲れを感じやすいです。
2.相手に気を遣うから
相手に気を遣いすぎると、ストレスが溜まって精神的に疲れてしまうことがあります。
だれもが、他人に嫌われたくないもの。
それが付き合っている相手であればなおさらです。
ただ、「怒らせないようにしないと」「機嫌を損ねてはいけない」と考えすぎると、一緒にいて楽しめないだけでなく神経がすり減ってしまいます。
好きという感情は持ちづけることができても、気遣いが過ぎれば恋愛を続けていくことに心が持ちません。
3.束縛されるから
束縛する恋人と付き合うのは、恋愛の疲れを呼び込むことになります。
たとえ恋人同士であっても、お互いの世界というものが、ある程度の年齢になればあるでしょう。
ただ、嫉妬深い恋人の場合は、気軽に男友達に連絡をすることができなくなります。
女友達と遊んでいたとしても、遅くなったりLINEが既読にならなかったりすると、メッセージが連続して送られてくることもあるでしょう。
付き合い始めは「心配してくれている」と思えても、付き合いが落ち着いてくれば、単なる束縛に感じて、気持ちが落ちてしまいがちです。
4.好きすぎて不安になるから
好きすぎて不安になるのも、気疲れを生みやすいでしょう。
忙しい人や交友関係の広い恋人と付き合うと、連絡がなかなかつかないことはよくあります。
好きという気持ちが強いうえに、ネガティブ思考の人は「浮気をしているのでは?」「飽きられたかもしれない」といった不安を持ちがちです。
束縛をしたくないと思っても、LINEなど連絡を必要以上に送ってしまうこともあるでしょう。
恋愛には「好き」という感情は必須ですが、過ぎれば自分を苦しめることになりかねません。
5.仕事との両立が大変だから
仕事が大変だったり忙しかったりすると、恋愛との両立が難しくなります。
仕事に体力、精神力、時間をとられている状態だと、彼氏に優しくできません。
些細なことでピリピリするので喧嘩も多くなりがちです。
目の前の仕事にいっぱいいっぱいになり、彼氏の相手に疲れを感じます。
ちょっとしたことで「もういいや。別れよう」となりがちです。
6.結婚のプレッシャーがあるから
結婚を視野に入れる恋愛は疲れやすいです。
「絶対に失敗できない」「悪くないと思うけれど、生涯添い遂げる相手としてふさわしいのか」「別れたとして、次のチャンスはあるのか」など、考えることがたくさんあります。
さらに親からのプレッシャーや年齢的な焦りまでプラスされるので、ナーバスになりがちです。
恋愛や結婚自体に嫌気がさします。
7.そもそも恋愛が苦手だから
そもそも恋愛の比重が低い場合も、相手の気持ち次第では面倒になってしまうことがあるでしょう。
恋愛を軽くみているわけではなくても、仕事や趣味、交友関係が充実していて、ペースを乱されたくない人の場合は、相手の気持ちに応えるのが面倒になりがちです。
お互いを尊重した関係であれば成り立ちますが、思われ過ぎたり、会う時間を要求されたりすると、思考が別れに傾いてしまうのでしょう。
恋愛に疲れた時の対処法
恋愛に疲れた時は以下の方法を試してください。無理矢理恋愛をしようとしても、余計に疲れるだけです。
1.恋愛から遠ざかる
恋愛が楽しくないのならば、中断しましょう。楽しめそうになってから再開してください。
距離を置くのも一つの手です。
距離を置くと言っても、連絡の頻度を減らす、会う回数を減らすなどでも良いです。
「仕事が忙しくなって次に会うのは2週間後」などと伝えてもいいでしょう。
2.自分の時間を確保する
自分の時間をしっかり作るのも、恋愛に疲れたときの対処法として有効です。
とくに、相手の予定に合わせすぎる傾向がある人は、気持ちや思考を整えるためにも自分の時間を作るのは大切。
恋人と共有できない趣味に没頭すれば、より自分の時間を楽しんでいると思えるでしょう。
3.割り切る
恋愛にも割り切りは必要です。
無理に相手へ合わせると、長く付き合っていくことができなくなります。
誘われたからといって、無理にスケジュールを空ければ、ほかのところにしわ寄せがいくのは当然です。
相手にそんなつもりはなくても、やがてその行動はプレッシャーになり、心を痛めつけることのなります。
恋人のご機嫌取りのための気遣いはやめて、会えないなら会わないと割り切ることも、恋に疲れたときには必要な行動です。
4.恋愛は人生のエッセンスだと考える
恋愛は人生を豊かにするものですが、恋愛がすべてではないと考えることも、恋疲れから逃れる方法です。
いくら好きな恋人であっても他人であることに変わりはありません。
恋愛至上主義になってしまうと、相手にすべてを合わせてしまい、いつの間にか自分らしさを失ってしまいます。
恋愛に依存するのではなく、人生を楽しむひとつの事柄と考えるようになれば、不安は減っていき疲れを感じなくなっていくでしょう。
5.恋愛と全く関係ない番組を観る
恋愛要素のないコンテンツを選び、恋愛について考えないようにしましょう。
笑えるバラエティ番組、サクセス系の映画、バトル系漫画、スポーツ観戦などに夢中になれば「恋愛に疲れた。でも恋愛しないと」などという思考を回避できます。
「恋愛以外の何かがしたい。でも何もする気になれない。家から出たくない」という人は一息つける番組を探すことから始めましょう。
恋愛に疲れた時の気分転換の方法7選
1.自然を感じられる場所に行く
海や川、高原など、自然を感じられる場所に行ってリフレッシュしましょう。
大自然を前にすると、自分の悩みなどちっぽけだと感じられます。
アウトドアが苦手ならばプラネタリウムや美術館、博物館などもおすすめです。
壮大なスケールのものに癒されてください。
2.友達と好きなだけ飲んで食べる
気の置けない友達と楽しく過ごし、憂さ晴らしをしましょう。
恋愛以外の時間を大切にしてください。
そうすればまた恋愛への意欲が湧いてくるかもしれません。
「憂さ晴らし」といっても、愚痴や不満ばかり言うのは良くありません。
楽しい気分になれないし、友達もやがてうんざりしてはなれます。
美味しいものを食べて飲む、カラオケで思いっきり歌う、ショッピングするなど、テンションの上がることをしましょう
3.自宅で最高のおつまみを作る
自分で自分をもてなし、自分の機嫌を取るイベントの開催です!
外で嫌なことがあっても自宅に帰れば「〇〇が待っている」「〇〇しちゃうもんね!」と思えるモノがあると強くなれます。
「美味しいチーズを使った料理で一杯やっちゃうもんね」「サブスクで昔のドラマ観ながら週末を楽しんじゃおう」など、自分で自分にとっての「最高」を与えてください。
自分だけで自分を満たす術を身に付ければ、恋愛が不調でも大きく焦らずに済みます。
4.サウナに行く・プールで泳ぐ
体を動かすとスッキリしますよ。
肉体の適度な疲労は良い睡眠と健全な食欲を促します。
「有意義な時間を過ごした」という満足感を手軽に味わいたい時におすすめです。
サウナやプールで雑音や重力から解放され、自分と向き合いましょう。
5.目的地を決めずに歩く
サウナやプールなど、服を脱いだり終わった後にメイクやヘアセットをする気になれないという人はウォーキングなどいかがでしょう?
普段通らない道やエリアを探検すると、意外な発見がありますよ。
万歩計やカメラを装備するのも達成感が味わいやすく、おすすめです。
「昨日まで知らなかった道を今日は知っている」小さなことですが、人生が前進した気になりますよ。
6.誰にでも感じよく接する
男性にアプローチをし続け、恋愛に疲れてしまった人には「引くタイプの恋活」がおすすめです。
誰に対しても笑顔で話しかける、きちんと話を聞くなどを心がけましょう。
好感度が高くなり、恋愛のチャンスが広がります。
自分からアプローチするのと違い、好みの男性と短期間で仲良くなるのは難しいです。
しかし、あなたの丁寧な接し方をしっかりと見てくれる男性と知り合えますよ。
7.仕事に打ち込んでみる
恋愛に疲れた時こそ、仕事を一生懸命やってみましょう。
恋愛よりも努力が結果に結びつきやすく、下がりがちだった自己評価を上げるのにピッタリです。
また、仕事に真摯な女性は仕事熱心な男性にモテます。
仕事に打ち込み、仕事の評価とお金、そしてエリート社員の彼氏を手に入れちゃいましょう。
「恋愛に疲れた」と思ったら、疲れの本質と向き合いましょう。
いままでの恋愛への姿勢を見直したり、あるいは一旦恋愛から遠ざかってみたりなど、方法はいろいろあります。
「疲れ」はSOSです。しっかりとキャッチし、自分に合った方法で脱出してください。