好きでなければ付き合えませんが、好きなだけでも付き合えません。
時には好きでも別れを選ぶこともあります。
自分の決断に自信をもち、スムーズに実行し、より幸せになる方法を紹介します。
好きだけど別れる理由10選
好きであっても別れを選ぶ理由は人それぞれです。その中でもとくに多い別れる理由を紹介します。
「好き」なだけではどうにもならないこともあるのです。
1.彼氏の気持ちが離れてしまったから
彼氏の気持ちが自分にないと悟ったら、諦めるのが賢明です。
「もう好きじゃない」「他に好きな人ができた」とはっきり言われたのならば、縋ってもどうにもなりません。
言葉で言われなくても、LINEの反応やデートの態度で何となく分かるものです。
交際はどちらか一方が「辞めたい」と思ったらどうしようもありません。
むしろ、悪あがきをしたあげくにフラれるよりも、潔く別れたほうが復縁の可能性が残ります。
2.彼氏が浮気性だから
浮気性は治りません。
一緒にいる限り、ずっと苦労します。
「二度としない。ごめんなさい。君が好きなんだ」と謝っている時は本気なのですから、質が悪いです。
浮気を受け入れられないのならば、彼に変わってもらうより見切りをつけた方がいいでしょう。
世の中には浮気を絶対にしない男性もいます。チャンスがあろうが、誘われようがしません。
これ以上男性に失望し、恋愛に夢を見られなくなる前に決断しましょう。
3.彼氏の嫌なところを受け入れられないから
貧乏ゆすり、舌打ち、食事マナー、口癖など、「どうしても受け入れられない」と感じたのならば、別れるしかありません。
「生理的に無理」というやつです。
彼氏もあなたも歩み寄れないのならば、縁がなかったと考えましょう。
「それくらいで」と言われようが関係ありません。
理屈じゃないのです。
無理なものは無理!
我慢を続けても「彼氏の舌打ちが嫌」ではなく、「彼氏が嫌」になるだけです。
4.彼氏が貧乏だから
彼氏が現時点で貧乏であるだけでなく、勤労意欲や向上心が薄く、将来性も無いようならば付き合い続けても苦労します。
愛情だけで幸せなのは、ほんの一瞬です。
お金がないと、心に余裕が持てません。
ささいなことでピリピリし、けち臭いことばかり考えるようになります。
人生を諦め、真面目に頑張っている人やお金を持っている人をバカにしているようならば、末期です。
付き合い続けていると、あなたも影響を受けます。
5.彼氏が結婚を考えていないから
あなたが結婚を望んでいるのに、彼氏の反応が悪いようならば早めに見切りを付けましょう。
「いつかその気になってくれるかも」とずるずると付き合い、年齢を重ねたあとに破局することになりかねません。
結婚を望んでいるのならば、婚活は少しでも若いうちにするべきです。
「一年以内に結婚するか別れるか」と迫っても、「今はタイミングが悪い」と煮え切らないような彼氏にはいつまでたっても「良いタイミング」など来ません。
6.タイミングが全然合わないから
会える時間帯、LINEのやりとり、食事など、さまざまなタイミングが合わないと苦労します。
休日が合わずになかなかデートできないと、好きであっても不満が溜まりやすいです。
タイミングが合わないだけでなく、「タイミングが悪い」と頻繁に言い合っているようならば、終わりにしたほうがいいでしょう。
タイミングは「合わせる」ものです。
「合わないからしょうがない」ではなく、お互いに合わせる気が無いだけです。
「タイミング」は「相性」や「縁」でもあります。
工夫を重ねてもどうにもならなかったり双方が歩み寄れなかったりするのならば、イライラが募るだけです。
7.彼氏と価値観が違い過ぎるから
価値観の違いは誰にでもあります。認め合うのが恋愛の醍醐味です。
しかし価値観の差が大きすぎ、歩み寄れないのならば、お互いに消耗します。
育った環境が違い過ぎる場合に良く見られます。
お金、人付き合い、仕事、教養、道徳、衛生観念などが歩み寄れない場合、「ちょっとした友達」「1つの趣味だけを共有している関係」程度ならばうまくいっても、深い付き合いや結婚などは難しいでしょう。
8.彼氏の親が嫌すぎるから
彼氏の親が嫌すぎると、やがて彼氏のことも嫌になります。
彼氏がマザコンの場合も同様です。
彼氏の親と積極的に仲良くする必要はありませんが、「程よい距離感」すら保てないようならば、交際を続けるのはおすすめできません。
彼氏があなたの味方になってくれるのならば、まだ希望はあります。
しかし彼氏も親の方を擁護している場合、期待するのはやめましょう。
少なくとも結婚はあり得ません。
9.恋愛よりも仕事を優先したいから
彼氏を「仕事の邪魔」と感じているようならば、別れた方がお互い幸せになれます。
就職や昇進、転職したてのころは恋愛よりも仕事に興味が向きやすいです。
上記の「5.彼氏が結婚を考えていないから」とは逆に、彼氏が結婚を望んでいて、あなたにそのつもりが無いパターンも当てはまります。
義務のようにデートしているのならば、関係を見直しましょう。
10.遠距離恋愛が辛過ぎるから
遠距離恋愛は大変です。
「今すぐ会いたい」が叶いません。
通信手段や交通手段が発達したとはいえ、遠距離恋愛には時間もお金もかかります。
「疲れてしまった」「会えなくて辛い」のが限界ならば、関係を終わらすしかありません。
結婚する場合、どちらかが引っ越しや転職をすることになりますが、難しいようならば将来性もありません。
好きだけど別れるメリット6選
彼氏は好きだけれど、それでも別れを選ぶことで得られるメリットを紹介します。
付き合っていた時以上の、そして別れた寂しさ以上の満足感がありますよ。
1.もやもやした気持ちから解消される
「このまま付き合い続けていいのかな?」「未来はあるのかな?結婚できるのかな?」といったもやもやが解消できます。
好きな気持ちとうまくいくかは別問題です。好きでもうまくいかないことはよくあります。
「楽しい時間をありがとう」と思えるタイミングで見切りをつけるのもアリです。
ズルズル付き合い続けたあげくに「無駄な時間を過ごしてしまった」と後悔するより、今「縁がなかった」と割り切ってしまいましょう。
2.もっと良い彼氏を見つけられる
別れればフリーです。新しい恋愛を始められます。
もやもやせずに付き合える彼氏と巡り合えるチャンスです。
将来を考えられない彼氏とダラダラ付き合い続けると良い出会いを逃してしまいます。
「〇〇だけど、いい人」ではなく「〇〇だから、ダメな人」と割り切りましょう。
損切りは早いに限ります。
3.もっと良い恋愛ができる
フリーになればもっと良い恋愛ができる可能性があります。
もっと相性の良い男性、安心できる交際、将来性などがつかめるチャンスです。
幸せになれない恋愛をいつまで続けているつもりですか?
今の彼氏と付き合ったことで「こんな恋愛がしたい」というビジョンが明確になったはずです。
ならば、次の恋愛は今よりもっとうまくいきますよ。
4.婚期を逃さず結婚できる
結婚願望があるのならば、結婚する気のない彼氏と付き合っている時間は無駄です。
年齢を重ねてからの婚活は難航しやすいので、早めにフリーになって活動しましょう。
結婚する気のない彼氏をその気にさせるよりも、結婚する気のある男性の中から相性の良い男性を選ぶ方が簡単です。
結婚したくない人の気持ちを変えるのは簡単ではありません。
しぶしぶ結婚してもらっても破綻するだけです。
話し合いや説得ではどうにもならないので、執着するより別れを選びましょう。
5.思う存分仕事を頑張れる
彼氏が仕事の足かせになっていた場合、別れれば思う存分仕事を頑張れます。
罪悪感を抱く必要はありません。
今後、仕事に理解のある彼氏や一緒に高め合える彼氏と出会える可能性もあります。
常にかまってあげられない彼氏に引け目を感じたり「なんで理解してくれないの」と苛立ったりしません。
自分らしく生きられます。
6.女性の幸せを堪能できる
「女性の幸せ」は女性によって違いますが、少なくともつまらない男に煩わされることではありません。
とくに充実した恋愛、幸せな結婚、出産・子育てなどを経験したいと望むのならば、それらを叶えられる環境に身を置くべきです。
仕事や趣味も身軽になった方が思いっきり楽しめます。
好きだけど別れる方法3選
別れを伝える方法を紹介します。
まだ好きだからこそ、誠意のある伝え方をしましょう。
気まずくなって当たり前なので、気まずさを恐れ過ぎないでください。
1.直接会って話す
直接会い、別れ話をするのが1番誠実です。
LINEで済まそうとすると、相手が納得しない可能性があります。
DVの心配がなく、会える距離ならば、できるだけ会ってケジメを付けましょう。
伝えたいことをはっきり伝えてください。男性からの言葉もちゃんと受け取りましょう。
これから別れようというときに今更「気まずさ」を気にする必要はありません。
2.LINEする
遠距離だったり忙しかったりで会うのが難しいのならば、LINEで伝えましょう。
彼氏があなたに執着していなければ、別れられます。
しかし彼氏が納得しない場合もあります。
「直接話したい」と言われたのならば、DVなどの理由がない限り、1度は応じるのが誠意です。
あなたには話すことが無くても、彼氏にはあるのかもしれません。
まだ好きならば、彼氏の最後の願いをかなえた方が気持ちよく別れられます。
3.自然消滅
連絡頻度が下がっていて、お互い「もう無理かな」「見込みないな」と感じているのならば、自然消滅もありです。
あえて別れ話をしなくても、連絡を取り合わなければそのまま関係は終わりになります。
しかし、コンスタントに連絡を取り合っている状態で一方的に連絡を断ち切り、音信不通になるのは良くありません。
男性が納得せず、あなたに執着して面倒なことになる場合もあります。
誠実な対応とは言い難いので、悪い噂が広まれば次の恋愛にも支障が出るでしょう。
とくに次に付き合いたい人がいるのならば、はっきりと区切りを付けることをおすすめします。
好きだけど別れる時の正しい伝え方5選
好きだからこそ、別れの伝え方は難しいですよね。円満に別れるコツを紹介します。
1.感謝の気持ちを伝える
「いままで楽しい時間をありがとう」と伝えましょう。
感謝の気持ちを伝えると別れ話を受け入れてもらいやすいです。
「ごめんなさい」を強調し過ぎると罪悪感に付け込まれ「説得すればまだ何とかなるんじゃないか」と思われてしまいかねません。
「〇〇が嫌だった」と伝えると、「僕だって君の〇〇に我慢していたんだ」などと言われ、お互いに不愉快な思いをしかねません。
感謝することで、お互いに今までの時間が無駄でなかったと感じられます。
相手を悪者にしないようにしましょう。
「〇〇が嫌だった」ではなく「私は〇〇を受け入れられなかった」と伝えると相手も言い返しにくいです。
2.前向きな気持ちを伝える
「これからは仕事に専念する」「結婚に前向きな人を探す」など、あなたが別れた後のことを考えていると伝えましょう。
男性はもう自分と付き合い続ける気はないのだと、理解します。
前向きな理由を告げられることで「自分が悪いからではない」と考え、プライドが傷つきません。
「あなたのせいで仕事ができなかった」「あなたが結婚してくれないから」と別れる理由を相手のせいにすると、相手も言い返し、別れ際がドロドロになります。
3.別れたい気持ちをはっきり伝える
別れたいという意志は明確に伝えましょう。
「少し距離を置いた方がいいと思うの」などという表現では、男性は自分の都合のいいように解釈します。
「説得すれば思いとどまってくれるかも」「まだチャンスはあるかも」などと考え、執着されるかもしれません。
感謝しつつも「別れたい」とストレートに言ってください。迷っている素振りをみせてはいけません。
また悪者になりたくないばかりに、遠回しな言い方にならないようにしましょう。
4.親に相談した結果と伝える
親を引き合いに出す作戦です。
「親に別れなさいって言われた」と言えば、これ以上付き合っても面倒なことになるだけだと思い、別れを承諾します。
スムーズに別れたいのならば、「なんでも親に相談する親離れできていない女」になりきってしまいましょう。
本当に親に相談する必要はありません。
「家庭の事情」はいつでも最強のカードです。
5.たくさん悩んだことを伝える
「さんざん悩んで決めたこと」と強調してください。
「もう一度考え直して欲しい」と男性に言わせません。
「そんなに考えて出した結論ならば、もう覆せないんだな」と悟ります。
「もっと早く言ってくれれば…」と食い下がってくることもありますが、たいていの場合女性はずっとサインを出していたはずなので、罪悪感を持つ必要はありません。
好きだけど別れる時のベストタイミング3選
別れるのにちょうどいいタイミングがこちらです。
1.転職した時
転職は別れる口実にしやすいです。
「今は新しい仕事を覚えるのに専念したい」「通勤や仕事が大変になるから会えなくなる」などと言えば納得してもらえます。
あなた自身も、新しい環境に身を置いているので別れた寂しさや罪悪感に苦しむ暇がありません。
新しい出会いにも期待が持てるでしょう。
2.友達が結婚した時
友達の結婚は自分自身の環境や結婚観と向き合う良いきっかけになります。
「私も結婚したい」「誠実で将来性のある男性と付き合いたい」などと強く思ったのならば、いいタイミングです。
新鮮な結婚願望をエネルギーにして、別れを切り出しましょう。
3.彼氏が親に会った時
彼氏を親に品定めしてもらいましょう。
親の後押しがあれば、今までズルズル続いた関係に終止符をうちやすいです。
ただし、何度も彼氏と親を合わせるのは良くありません。
彼氏は彼女の親に何度も合うことで「顔なじみになった」と妙な親近感を抱きやすいです。
別れを切り出すとき、必要以上に傷付けたり執着されたりしかねません。
まとめ:好きだけど別れる理由はさまざま!別れるメリットを知って次の恋愛を楽しもう
好きでも別れた方がいいときはあります。
「その程度のこと」かどうかを決めるのはあなたです。
好きであっても交際を続けるのが無理な場合はあります。
別れれば次のチャンスが巡ってきます。
彼氏には感謝と誠意を見せつつ、より幸せになる道へと進みましょう。