「実際、姉さん女房って幸せなの?」「男性は年の差をどう思っているの?」と、若い男性との関係について気になってしまいますよね。
実際にアピールされると、「遊んでるの?本気なの?」と疑ってしまいます。
そこで今回は姉さん女房婚の方が幸せなのか、厚生労働省の調査や独自のアンケート結果をふまえてまとめました。
メリットデメリットもまとめているので、参考になること間違いなし。
目次
全国の「姉さん女房」率は2割以上
最初は全国の姉さん女房率を、国の調査結果を踏まえつつご紹介します。
また地域別の姉さん女房率についても、調査結果を踏まえまとめました。
「姉さん女房」「同年齢」「夫が年上」の割合
厚生労働省の「人口動態統計特殊報告」によると、姉さん女房は20.24%であるのが分かりました。
また同じ年齢の夫婦は20.8%で、夫が年上の夫婦が55%です。
5人に1人は姉さん女房であり、意外と数が多いのが分かります。
参考:平成28年度 人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」の概況
日本の両端で「姉さん女房」率が高い傾向
人口動態調査特殊報告を更に詳しく見ていくと、北海道・東北地方と九州地方で姉さん女房率が高くなっていることが分かります。
最も姉さん女房率が高いのは長崎県で27.4%、最も低いのは岐阜県の21.9%という結果でした。
日本の両端では姉さん女房率が比較的高いですが、内陸県などそれ以外の都道府県では低い傾向です。
「姉さん女房」婚が幸せな理由4つ
次は姉さん女房婚が幸せと言われる理由を、4つご紹介します。
1.精神的に自立している
実は長く続くカップルは、精神的に自立している確率が高いです。
歳を重ねた女性は、若い女性よりも精神的に自立しているため上手くいきます。
心理学のとある理論では、カップルの成熟度に「独立しているか」が関係していると言われています。
このことからも、自立は夫婦関係において非常に重要な要素です。
また男性も「男だから」と見栄を張らずに済むため、お互いに助けあえる関係性が築きやすいです。
男性との自立バランスが取れているので、安定した家庭が築けるでしょう。
2.男性側が安らげる空間
年上女性との結婚生活では、男性が背伸びする必要がありません。
男性側が気兼ねなく甘えられる環境ができているので、結婚生活にストレスが生じにくいと言えるでしょう。
格好つける必要がないため、ありのままに生きられます。
経験の少ない若い女性相手だと、嫌われないよう見栄を張る男性も多いです。
経験が多い女性だからこそ、「男性の弱い一面も知っているだろう」と甘えられます。
3.女性を尊敬できる
人生経験豊富な姉さん女房は、男性から尊敬される場面が多いです。
年齢差があるほど、ふとした場面で尊敬できる場面が見えるでしょう。
プライベートなら節約のテクニックや料理スキル、仕事なら人間関係を円滑に進めるコツなどを知っている女性は男性に重宝されます。
尊敬しあえるカップルほど、長続きします。
4.仕事面で分かり合える
姉さん女房がキャリアウーマンであれば、仕事についてのアドバイスをたくさん貰えます。
思いがけないタスク管理術や取引先との交渉を成功させるアドバイスなどは、ビジネスマンにとって貴重。
たとえちょっとした仕事の悩みでも、決して否定せず聞いてくれる心の広さもあるでしょう。
「姉さん女房」は何歳から?年の差をチェック
次は何歳差から姉さん女房と言えるのかをご紹介します。
1歳でも年上なら「姉さん女房」
男性よりも1歳でも年上なら、姉さん女房です。
「姉さん」と呼ぶくらいですから、何年か歳が離れていなければいけないと思いがちですが、年上であれば姉さん女房と呼べます。
ちなみに、姉さん女房の別名は「姉女房(あねにょうぼう)」です。
昔は姉さん女房は家の切り盛りが上手であると言われ、「年上の女房は金のわらじを履いてでも探せ」ということわざができるほど重宝されていました。
実際の年の差は「1~3歳」が多数
実際にどれくらいの年齢差が多いのかを調べるために、姉さん女房に当てはまる女性50名に簡単なアンケートを取りました。
質問「旦那さんとの年齢差は?」に対して、選択肢は「1歳差」「2歳差」「3歳差」「4~5歳差」「6~10歳差」「11歳差以上」の6項目。
結果は1歳差が42%、2歳差が20%、3歳差が14%、4~5歳差が16%、6~10歳差が6%、11歳差が2%の結果でした。
1~3歳差が最も多く、年齢差が広がるほど数が少なくなるのが分かります。
意外?!「姉さん女房」芸能人夫婦をチェック
女性の方が年上の芸能人夫婦をチェックしてみると、意外なカップルがいました。
特にスポーツ界では姉さん女房率が高く、姉さん女房だからこそ忙しく全世界を飛び回るプロ選手と仲良くできるのでしょう。
例えばかの有名な野球選手・イチロー選手×元アナウンサー・福島弓子さん夫婦は8歳差です。
里田まいさん×田中将大投手は4歳差で姉さん女房、元AKB48の板野友美さん×高橋奎二投手夫婦は6歳差です。
その他にも姉さん女房の芸能人ビックカップルを紹介します。
・「ドリカム吉田美和さん×鎌田樹音さん」19歳差
・「小雪さん×松山ケンイチさん」8歳差
・「水川あさみさん×窪田正孝さん」5歳差
・「工藤静香さん×木村拓哉さん」2歳差
・「宮沢りえさん×森田剛さん」6歳差
・「奥菜恵さん×木村了さん」10歳差
・「菊地凛子さん×染谷将太さん」11歳差
・「国仲涼子さん×向井理さん」 3歳差
・「水野美紀さん×唐橋充さん」 3歳差
・「永夏子さん×小池徹平さん」 3歳差
・「安倍なつみさん×山崎育三郎さん」5歳差
・「リン・チーリンさん×EXILEのAKIRAさん」7歳差
・「小泉深雪さん×濱田岳さん」9歳差
<一般人と結婚した姉さん女房の芸能人>
・「二宮和也さん×元フリーアナウンサーの女性」2歳差
・「山田孝之さん×一般女性」7歳差
・「小沢真珠さん×歯科医(一般人)」8歳差
・「藤原竜也さん×一般女性」3歳差
このように、姉さん女房が意外と多くいることが分かりますよね。旦那さんはイケメンですし、長続きしている夫婦ばかりです。
年下男性が年上女性に感じる魅力5つ
次は年下男性が年上女性に感じる魅力を、5つご紹介します。
1.若い女性にはない大人の色気
ゆったりとした服装や清潔感があるメイクの大人女性に、男性は惹かれてしまう傾向があります。
もちろん露出度が多めの攻めた服装も人気ですが、大人女性ならではの色香に惹かれてしまうのでしょう。
また若い子では到底演出できない、上品な雰囲気も魅力のひとつです。
2.面倒見が良い
経験豊富な年上女性は、男性を助けられるほどの力量があります。
男性が抱えている問題や、男性が精神的に不安定になったとき、きちんと相談に乗ってくれるでしょう。
また歳を重ねないと分からない倫理観や人生観を持っているので、男性も「この人なら話せる」と安心して話せます。
母性も強めのケースが多く、男性も安心して身をゆだねられるのでしょう。
3.経済面
年上女性は経済的にも自立している女性が多いため、結婚後の貯蓄が増えやすいでしょう。
また無駄遣いをせず家計を回せる女性も多いので、家計の管理も安心して任せられます。
老後や結婚後の生活についても、現実的に考えられる女性が多いです。
価値観が強く関わる金銭面や、結婚後の話し合いの場面、子どもの教育面の問題も落ち着いて話せるでしょう。
4.コミュニケーション力
経験を積んでいる女性は、人間関係の築き方も上手です。
男性側の家族や親族とも、良好な関係を築けるでしょう。
男性側の友人とも仲良くできるため、結婚の話もスムーズに決まります。
コミュニケーション力はもちろん、常識もあるので問題なく家族や友人に紹介できるでしょう。
5.男性慣れしている
男性経験が豊富な女性ほど、男性の扱いに長けています。
例えば男性が放っておいてほしいときは放置して、話を聞いて欲しいときは話を聞いてくれるでしょう。
臨機応変に対応できるため、男性はストレスがたまりません。
観察眼に長けているので、レベルの高い気遣いができます。
男性がわがままや身勝手なことを言ってしまっても、「そういうときもあるよね」と軽く流してくれるでしょう。
女性の方が「姉さん女房」を気にしがち?
女性と男性、どちらの方が年の差について気にするのかをご紹介します。
交際前に年齢を気にする女性は多い
実は交際前に年齢を気にする女性は多く、男性の方が気にしない傾向があります。
そのため若い男性にアピールする年上女性よりも、年上女性にアタックする男性の方が多いといえるでしょう。
姉さん女房のアンケートでは、全ての女性が交際前に年齢について気にしていました。
「自分なんかが若い男性に相手されるわけない」との気持ちが働いているのでしょう。
逆に男性は「年齢を気にしない層」が年上女性にアピールするため、年齢差は特別意識していません。
結婚後にギャップを感じる女性は少ない
交際前は年齢差について気にしていますが、結婚後は年下男性とのギャップは少ないという女性が多いです。
結婚後の生活に違和感を覚えることは少なく、特に不便を感じず結婚生活を謳歌できます。
もちろんジェネレーションギャップはありますが、許容範囲内です。
お互いを思いあう気持ちさえあれば、違和感を覚えることはないでしょう。
「姉さん女房」夫婦にはデメリットもある
姉さん女房には多くのメリットがありますが、実はデメリットもあります。
次は姉さん女房のデメリットを見ていきましょう。
1.男性を頼りなく感じる
年上女房は男性が甘えやすい利点がありますが、裏を返すと自分からは甘えられない傾向もあります。
自分が甘えたいときに、男性側から甘えられると疲れてしまうでしょう。
男性から甘えられるだけでは、関係が破綻してしまいます。
男性を頼りなく感じ、鼻につくようになってしまうでしょう。
甘えを許すだけでなく、自分も「甘えたいときには甘える」ことが大切です。
2.男性の方が収入が低い
男性の方が低収入だと、そのことが喧嘩のきっかけになるケースもあります。
男性が収入に対してプライドがあるのであれば、所得格差についての話題をやめましょう。
また「男なのに収入が低い」「私が稼いでやっている」など、上から目線かつ男性の心情を汲まない発言はしないよう心がけましょう。
無意識に出てしまう可能性もあるので、常に対等な立場を意識してくださいね。
3.結婚を反対される場合も
女性側の結婚歴にバツがついていると、男性側の家族から結婚を反対される可能性もあります。
また年齢が多く離れていたり、出産歴なども踏まえて反対されるケースもあるのを理解しておきましょう。
あなたとパートナーの問題ではありますが、家族の心配もスルーできません。
このように相手との結婚について、姉さん女房ならではの困難が待ち受けている場合もあります。
4.浮気が心配
自分より若い女の子と旦那さんが浮気しないか、不安になるケースもあります。
特に女性自身が「自分に女としての魅力がなくなってきた」と思った時、その不安は膨れ上がるでしょう。
男性からの「好きだよ」という言葉も、信じられない時期がくるかもしれません。
若い子に目移りするのが不安なのは、姉さん女房ならではの悩みです。
自分をキレイに保ち自信を持つと、浮気の心配も減ってくるでしょう。
5.子供の問題
高齢出産は命に関わる問題であり、出産については早いうちに決める必要があります。
結婚はいつでもできますが、出産は待ってくれません。
男性側が若いため子育てについての知識も少ない可能性があり、話し合いがスムーズに進まないケースも。
早め早めの話し合いをして、男性の考えを伺いましょう。
話し合いが遅れてしまうと、「俺は子供が欲しいから」と別れを告げられる可能性もあります。
キレイな「姉さん女房」でいるために
いつでも自分に自信が持てる「姉さん女房」でいるために、今できることをまとめました。
1.たくさん褒めてもらう
相手からたくさん褒めてもらって、綺麗な自分を保ちましょう。
褒め言葉は女性を綺麗にするといわれるように、自分自身の行動を変える力があります。
また美容の大敵はストレス。若い子と自分を比べてモヤモヤした気持ちを持っていると、健康になれる肌もなれません。
相手との信頼関係を築くためにも、普段から褒め言葉を伝えるようにしてもらいましょう。
2.若い子と比較しない
自分を若い女の子と比較しないようにしましょう。
どうしても比べるのなら、自分と同年代の女性と比べるのがおすすめです。
若い世代の女性と、あなた世代の女性では戦う土俵が違います。
例えばアラサーと呼ばれる30歳前後の女性とアラフォーと呼ばれる40歳前後の女性では、戦う土俵はまるで違うでしょう。
ちなみに男性側も、奥さんの前では若い女の子を褒めないようにしているなど気を使っているようです。
3.体力的な負担をカバー
家具の移動や買い出しなど、体力を使う家事は男性に代わってもらいましょう。
1人で家具の移動をしたり、お米などの買い出しをすると身体を痛めてしまう原因になります。
そうならないために、男性が率先して家事をしてくれる夫婦が理想的です。
「姉さん女房」婚はメリット多数!結婚に年の差は関係ない
姉さん女房は幸せなのかどうかについて、厚生労働省の調査やアンケート調査を含めご紹介してきました。
姉さん女房にはデメリットもありますが、メリットも多いです。
結婚や愛に年齢差は関係ないため、「この人が良い」と思ったのなら身を任せてみても良いでしょう。