ケチな彼氏と仲良く付き合うコツを紹介します。
「ケチ」を実感しやすい瞬間とはどんな時か、それは世間一般的に許容範囲なのかを見ていきましょう。
ケチにはデメリットだけでなく、メリットもあります。
ケチな彼氏との折り合いのつけ方や幸せになるための参考にしてください。
目次
彼氏がケチだと思う瞬間
彼氏をケチだなぁ、イヤだなぁと思う瞬間をまとめました。
繰り返されるたびに幻滅していきます。
デート代が毎回きっちり割り勘
デート代を毎回きっちり1円単位まで割り勘されます。
食事代やコンビニでの買い物、映画のポップコーン代、タクシー代……一切例外はありません。
毎回1円単位で精算するのは嫌になります。
いつもおごって欲しいわけではありませんが、何かのお祝い事の時くらいおごりがあってもいいのではと思うものです。
無料のものはすべてもらう
試供品やサンプル品があれば決して見逃さず、目ざとくもらいます。
興味が無くても、買う気や使うが無くても関係ありません。
手間のかかるアンケートや個人情報の記入が必要なものでも絶対にもらいます。
ケチな彼にとって試供品は「もらえたらラッキーなもの」「買う前に性能を試してみる物」ではなく、「ゲットできないと損」なのです。
コンビニやファーストフードの割りばしやおしぼり、スティックシュガーなども常に多めに取ります。
安いお店にしか連れて行ってもらえない
デートはつねにお得なキャンペーン中だったりクーポンが使えたり、あるいは客単価が安いお店のみです。
お店を選ぶ基準が「美味しそう」「楽しめそう」「彼女が好きそう」ではなく、「お得か」「コスパが良いか」になっています。
常に高いお店に行きたいわけではなくても、毎回「ここクーポン持っているから」「安いから」という理由で決められるとがっかりです。
もちろん、注文メニューもクーポン対象商品やお得なセットに限ります。
好きかどうかは二の次、三の次です。
誕生日プレゼントが明らかな安物
いくらケチな彼氏でも誕生日くらいは……と期待したいものですが、残念ながらプレゼントも明らかな安物で手抜き感が否めません。
友人や知人からもらうプレゼントよりも安価である可能性すらあります。
メルカリなどで購入した中古物であったり、ラッピングが100円ショップだったりすることも。
「恋人にプレゼントを渡す」という最低限の義務を果たすことしか彼氏は考えていないのです。
彼女が喜ぶかなとか、自分の誕生日にもらったプレゼントとつり合いがとれているかなとかを考えません。
ケチな男性に共通する特徴
ケチな男性の行動は「なるべく安く済まそう」だけには留まりません。
直接お金が関わらない場面でも卑しさがにじみ出てくる特徴があります。
物事を損得勘定で判断しがち
ケチな男性は何事も損得勘定で判断する癖があります。自分にとって損なのか得なのかが一番大事です。
無条件で誰かを喜ばせたいとか助けたいという発想がありません。
損得勘定自体が悪いわけではありません。
しかし、損に繋がる行動や得にならない行動を一切しないので一緒にいても優しさや愛情を感じにくいです。
得られるのは条件付きの愛だけになります。
とにかくお金を使いたがらない
デートにお金を出し渋るだけでなく、自分にもお金をかけません。
服や鞄などは安物で、食生活なども貧弱です。
何年前から使っているのか聞けないようなコートや画面がバキバキのスマホでも気にしません。
娯楽や教養にもあまりお金を使わないので会話の引き出しも浅いです。
元を取ろうとする
たとえば食べ放題のお店に行けばとにかく元を取ろうとします。
楽しさや好みなどよりも、原価の高いものをなるべくたくさん食べることが大切なのです。
飲み放題やフルーツ狩りなどでも同様で、エンターテイメントとして楽しむのではなく、ノルマをこなすような姿勢で挑みます。
カラオケでは一瞬でも歌わない時間が存在してはいけません。
元を取ろうとしないのは自動車保険くらいでしょうか…。
自分がもらうプレゼントにはうるさい
自分が渡すプレゼントはケチりますが、自分がもらうプレゼントにはうるさい傾向があります。
高価なものを要求する男性も少なくありません。
「私には高いものをプレゼントしてくれなかったのに」と言っても、屁理屈をこねます。
プレゼントを渋るあなたの方がケチではないかとさえ言ってきます。
恩着せがましい
たとえ少額であっても、お金を多く出したことがあるといつまでたっても恩着せがましくアピールしてきます。
たった1回缶コーヒーをおごったことを半年経っても言い続けます。
結婚すれば数えるほどのゴミ出しやおむつ交換だけで「家庭的な男」を自称するようになるでしょう。
もちろん自分が受けた恩はあっさり忘れます。
彼氏が本当にケチなのか判断する方法
ここまで紹介してきた内容に彼氏が該当したとしても、本当にケチかどうか100%の判断はできません。
少し金銭感覚が違うだけの場合や彼氏の経済状況では仕方のない場合、堅実の範囲内の場合もあります。
総合的に彼氏がケチかどうか判断する方法を紹介します。
複数の知人に事実を相談する
複数の人に事実を伝え、意見を聞くことで総合的かつ客観的な判断をしやすくなります。
「誕生日に〇〇がプレゼントってアリだと思う?」「いつもデートでファミレスに行って1円まで割り勘なんだけれど…」など、あなたが気になっていることについて話してみましょう。
ただし、上を見ればきりがなく、SNSは「映える」部分だけを盛って公開をしているので、メディアやSNSは判断材料にしないようにしましょう。
彼氏と同年代の男性の話を聞く
彼氏と同年代の男性はどのような価値観を持っているのかを尋ねてみてください。
彼氏が特別にケチなのかどうかの判断材料になります。
「給料は税金や社会保険でゴッソリ持っていかれるし、将来を考えればある程度貯蓄が必要だから、自由に使えるお金、その中でも恋人に使えるお金はそんなにないかな」と言われる場合もあるでしょう。
収入が多そうに見える年上彼氏であっても、あなたが思うよりもやりくりがギリギリの場合もあります。
彼氏の友人に話しを聴く
彼氏の友人に普段はどのような性格や価値観なのかを尋ねてみましょう。
自分の趣味や友人関係、普段の衣食住に関してケチではない場合もあります。
あなたに対してだけケチな言動が目立つ場合はその意図を探りましょう。
あなたへの愛情が薄い、あなたが浮気相手、ケチな面を見せてあなたの愛情を測っているなどが考えられます。
自分のお金の使い方を振り返る
女性側がお金にルーズ過ぎるケースもあります。
自分のお金の使い方を振り返ってみましょう。収入に見合った使い方をしていますか?
無駄や浪費が多すぎませんか?
「自分へのご褒美」「生活には潤いが大切」を言い訳にし過ぎていませんか?
あなたの金離れが良過ぎる姿を見て、将来を考えた彼が出費を抑えようとし、それがケチに見えているだけの可能性もあります。
ケチな彼氏と付き合うメリット
彼氏がケチだとしても付き合っていくメリットはあります。
ケチは悪いことだけではありません。
お金が貯まりやすい
大きなお金が動くことがほとんどないので貯金が進みます。
将来、結婚や引っ越し、子育てなどを考えているのならばお金はいくらあっても困ることはありません。
よく言われる言葉ですが、お金で愛は買えなくても安心は買えます。
刺激が少なくても心穏やかに過ごすことはできるでしょう。
家計簿の管理がしやすい
出費が少ないので家計簿の管理がしやすいです。
ケチな人と付き合っているとちょこちょこコンビニや自動販売機を利用したり露店で衝動的に何かを買ったりしません。
支出がシンプルになるので家計簿の記録が楽です。
順調にお金が貯まっていく快感を覚えれば、あなたも節約に目覚めてしまうかも。
気張らずに付き合える
デートで立派なお店に行くことがほとんどありません。
イベントやプレゼントなども気合を入れすぎたり見栄を張ったりせずに済みます。
ケチな彼氏との交際は余計な気を使うことなく、素の自分のまま付き合えるので楽です。
お金を使わない楽しみ方や愛情表現も世の中には多くあります。
ケチな彼氏と付き合うデメリット
ケチな彼氏と付き合うデメリットについても知っておきましょう。
ケチな彼氏との交際は「楽しいか」という視点が抜け落ちやすいので気を付けてください。
好きなことを自由にやれない
ケチな彼氏と交際するとお金の制限が多くなるので、自分のやりたいことが制限されやすくなります。
・記念日くらいは豪華なお店に行きたいけれど、彼氏に言いづらい
・豪華なお店には来たけれど「おすすめのコース料理」以外頼みづらい。アラカルトなんて論外
など、普段はケチでもいいけれど、たまには「+α」を楽しみたい、という気持ちが叶いにくいです。
一緒に住むとますますその傾向は強くなるでしょう。
節約に励む彼氏の横で自分1人が贅沢を楽しむのも何となく気が引けます。
デートがマンネリ化しやすい
デートにお金を使わないので選択肢が限られ、マンネリ化しやすいです。
いつも交通費のかからない近所でデート、行くお店ややることも決まっているとなると、しばらくすれば飽きてしまいます。
お金を使わずにマンネリ化を防ぐのはお金を使ってマンネリ化を防ぐのよりはるかに大変で、2人の情熱とアイディアが求められ続けます。
ケチな彼氏と別れる?そのまま付き合う
彼氏がケチであることのメリット・デメリットを理解したうえで、今後も付き合っていくべきかどうかを判断しましょう。
あまりにも不自由ならば別れを検討する
制限が多く、口うるさくあなたのお金の使い方にも言及し、不自由を感じるのならば、別れを検討すべきです。
そのまま付き合い続けても不満が溜っていくだけで交際を楽しめません。
ケチであるだけでなく、あなたのお金も管理しようとしている点も大きな問題です。
彼氏があなたの価値観やあなたの求める楽しみを認めてくれないのならば付き合い続けても良い関係は築けないでしょう。
許容の範囲内ならそのまま付き合うのもあり
ケチだと感じる部分が許容できる範囲内ならばこのまま付き合うのもアリです。
ケチは堅実とも言い変えられます。
金銭感覚の違いをお互いに理解し、譲歩し合い、出費にメリハリをつけたり交代でデートプランを練ったりしていきましょう。
完璧な人間や完全に価値観の合う人などいません。
「ちょっとモヤモヤする部分もあるけれど、全体的には好き」と思うのならば今すぐ別れる必要はありません。
ケチな彼氏と仲良く付き合う方法
ケチな彼氏と良い関係を築いていくコツについて紹介します。
お互いの歩み寄りと認め合いが大切です。
自分が嫌な思いをしていることを直接伝える
どのように嫌な思いをしているのかを理解していない彼氏が多いです。
具体的な状況をあげながら思っていることを伝える機会を設けましょう。
「ケチだから嫌」では伝わりません。
・クーポンにないメニューでも注文したい
・原価の話は萎えるからしないで欲しい
・私が買うものは私が欲しいものだから「無駄使い」と言わないで欲しい
など、彼氏にどうして欲しいのかを分かりやすく伝えましょう。
長年ケチが身についた男性にお金の使い方を今すぐ変えてもらうのは難しいですが、「〇〇と言わないで欲しい」は実行してもらいやすいです。
彼氏と価値観を共有する
改めてお互いの価値観を打ち明ける場を設け、互いにどのような考えを持っているのかを共有するのも有効です。
・本は図書館で十分
・お金で時間を買いたい
・タクシーは贅沢
・お腹に入ればみんな同じ
・せっかくのデートだから贅沢な気分を味わいたい
自分にとっての当たり前が相手にとってもそうとは限りません。
どちらが正しいかというよりも
・相手がどう考えているのか
・自分は歩み寄ることができるのか
・自分が譲れない部分は何か
を伝えあいましょう。
自由に使えるお金を2人で設定する
同棲などでお金を共同管理している場合、お互いに自由に使えるお金を設定しましょう。
一般的に娯楽費は収入の1割が適当とされています。
家計管理の本やサイトなどを参考に、お金の使い方について具体的に考えてみましょう。
家電の買い替えやたまにの旅行など、将来的な出費も含めて計画を立てるとより絆を深めることにも繋がります。
ケチな彼氏とは歩み寄りが大切
彼氏がケチだとモヤモヤが溜りやすいです。
お金は大切だけれど、お金に振り回されずに楽しみたいのにと思う機会が多いでしょう。
交際が窮屈でたまらないのならば別れるべきです。
しかし、ケチは悪い面ばかりではありません。
歩み寄りや相互理解ができそうならば、お互いの価値観を大切にし、仲良くやっていくことを目指してください。