冷え切った夫婦の生活は辛いです。
冷めてしまう瞬間を知り、旦那への愛情を復活させる術を身に付けましょう。
せっかく縁あって一緒に生きる道を選択したのですから、出来るだけ楽しく暮らしたいですよね。
夫婦関係が冷める瞬間11選
結婚生活の中で、旦那への愛情が薄れるきっかけを紹介します。
大事件が起こって嫌いになるわけでなく、意外と日々の積み重ねで気持ちが離れることが多いです。
1.返事が上の空だった時
スマホやテレビを見ながら、聞いている振りをされると悲しくなります。
適当に「うん…うん…」と相槌されるのは虚しいものです。
確かに私の話がものすごい面白いわけではないけれど、そのテレビよりも価値がないの?と言いたくなります。
夫婦は会話の内容云々以前に、会話すること自体に意義がありますが、それを分かってくれません。
2.体調不良に気付かない時
明らかに顔色が悪かったり、お腹を押さえていたりするのに気がつかれないとがっかりします。
平然と隣でご飯を食べ、普段通りの家事分担を要求してきます。
私の様子が気にならないの?と、がっかりを通り越して不思議に思う女性も多いことでしょう。
とはいえ、男性は鈍感なので察するのが苦手なこともあります。
「薬買ってきて」「今日は私の分も家事をお願いします」と言えば気遣ってくれるケースがほとんどです。
3.自分の趣味を優先した時
子どもが危険な行動をしているのに、スマホに夢中だった時などに「親になったのは自分だけなのか」「役立たず」とモヤモヤします。
とにかく自分優先で、手が空いたら子どもの世話をして、妻の相手をすれば良いという認識です。
自分の趣味やストレス解消しか考えていません。
家庭を一緒に築いていくという当事者意識が希薄です。
4.手料理を残された時
せっかく作った食事を口に合わないという理由で残された時も愛情が冷めます。
なかには、妻の目の前でゴミ箱に捨てる旦那もいます。
一口も食べずに醤油やソースでアレンジされるのも気分が良いものではありません。
食はデリケートな問題なので「私が料理下手なのかな?」と悩み、なかなか怒れず、根深い問題です。
食事の用意の度に憂鬱になります。
5.連絡なく朝帰りをした時
連絡なしに朝帰りをされると、心配だし、腹も立ちます。
常識を疑い、パートナーとしてやっていく自信を失うでしょう。
「外に行くな」は束縛ですが、「連絡をして欲しい」と思うのは生活を共にするものとして当然の権利です。
いつまでも独身の自由さが抜けない旦那にモヤモヤします。
抗議しても「お前も朝帰りしてもいいよ。気にしないから」と言われ、話が通じません。
6.1円単位で割り勘した時
財布を別々にし、一緒に外食しても割り勘する夫婦も多いでしょう。
しかし、1円単位まできっちり割り勘されると切ないです。
マイホーム購入や出産時はどうするのか、先が思いやられます。
万一離婚するとなると財産分与が面倒そう、とまで考えてしまいます。
キッチリしていて堅実ならば頼もしい面もありますが、ただのケチならばいろいろと窮屈です。
お金に無頓着で、浪費家よりはマシなのかなぁ、となるべくポジティブに考えるようにはしていますが……。
7.親や兄弟姉妹の悪口を言われた
親や兄弟など、家族の悪口を言われると、腹が立ちます。
旦那は一番の味方であってほしいからこそ、身内の悪口など、聞きたくありません。
違う環境で育ってきたのだから、驚くことや受け入れがたい習慣などがあるのは当たり前です。
それなのに、一方的に「お前の家族は変。常識が無い」などと言われると、そっちこそ、思いやりがないと思い、冷めます。
8.休日に勝手に出かけた時
いつまでも「休みの日は完全に俺だけの休み」という感覚を持っていると虚しくなります。
一緒に溜っていた家事を片付けるとか、子どもの面倒を見て欲しいなどの気持ちに気が付いてくれません。
平日に仕事をしているだけで、家族の義務を果たしていると思い込んでいる想像力の無さにがっかりです。
休日とは仕事がないだけで、夫としての役割がお休みの日ではないはずなのですが……。
事前に相談してくれれば、「じゃぁあなたは土曜日お出かけ。私は日曜日にお出かけ」と話し合いもできるのに…。
9.借金が発覚した時
隠れてしていた借金が発覚すると冷めます。
騙されたという気持ちでいっぱいです。
今後の生活が思いやられ、離婚も頭によぎります。
借金が高額ではなかったとしても、またこっそりやっているのではないかと気が気ではありません。
連帯保証人にならない限り、配偶者の借金を返す必要はありませんが、相続対象にはなります。
つまり、旦那にもしものことがあったら厄介です。
10.不倫された時
不倫されると嫌悪感が湧きます。
触られるだけでも気持ち悪くなる女性も多いです。
不倫関係を清算し、やり直すことを選ぶ夫婦も多いですが、その道は険しいものになります。
表面上は雨降って地固まったように見えていても、「不倫された上に、どうして再構築のためとはいえ、旦那に優しくしなければならないんだ」というモヤモヤを抱えている妻は少なくありません。
11.セックスレスになった時
セックスだけが夫婦をつなぐものではありませんが、セックスレスは重要な問題です。
不倫や愛情不足を疑います。
セックスレスの問題はデリケートで、根が深いです。
話し合っても片方が「やりたくない」と思っている限り、根本の解決には至りません。
求められない寂しさや不安で、心が離れてしまい、他に目移りしやすくなります。
旦那への愛情を復活させる方法10選
旦那への気持ちを取り戻す方法を紹介します。旦那に変わって貰いたいのならば、まずは自分が変わりましょう。
日々の積み重ねを大切にしてください。
1.金銭面を教育する
金銭感覚のすり合わせは一緒に生活していく上で欠かせません。
借金は自力で返済させる、常軌を逸したケチは改めさせるなどしましょう。
生活基盤の安定は心の安定に繋がります。
収入と支出が安定していれば、心が穏やかになり、旦那にも優しくできます。
男性には「もうちょっとしっかりして欲しい」と言っても通じません。
収入や支出をしっかりと書き出し、どれくらい余裕があるのか・ないのか、を具体的に理解してもらうことが大切です。
借金を返済させる時には、監督はしても、手助けをしてはいけません。
助けてあげると「どうにかなったから大丈夫」と記憶してしまい、繰り返します。
2.自分の気持ちを伝える
男性は察するのが苦手です。
「どうして気づいてくれないのか?」と考えていても始まりません。
要望や悲しかった気持ちなどをきちんと伝えましょう。
言葉も万能ではありませんが、言えば伝わることはたくさんあります。
伝える時は一方的に言うのではなく、相手の気持ちも聞くようにしてください。
一度では伝わらないかもしれません。
それでも対話しよう、理解して欲しい、理解したいという姿勢を諦めないことが大切です。
3.割り切る
「旦那はこういう人」と割り切ると、幻滅することが減ります。
最初から期待しなければ、がっかりもしません。
悪い所には目をつぶり、良い所に目を向けるようにしましょう。
ただし、我慢を溜め込まず、定期的に吐き出すようにしてください。
また、借金や部屋を散らかすといった悪癖の尻ぬぐいはしてはいけません。
旦那がやらかしたことは旦那に始末を付けさせるようにしましょう。
「私には関係ない。旦那の問題」と思えば気持ちが軽くなります。
4.ルールを作る
結婚生活をするうえで、ルールは大切です。
- ・遅くなる時は連絡をする
- ・〇円以上の買い物の前には相談
- ・行ってきます・行ってらっしゃいなどは必ず言う
などお互いに気持ちよく暮らすため、必要なことを考えましょう。
ルールを守るのはもちろんですが、やりにくいルールはその都度変更していく柔軟さも大切です。
5.子どもを可愛がる
子どもがいる場合、子どもを可愛がると旦那への愛情が湧いてくる場合もあります。
こんなかわいい子どもを授けてくれ、一緒に育ててくれる旦那が愛おしく思えるでしょう。
そして、この生活をもっと良いものにするためにも旦那に優しくしようという気力が湧きます。
子どもを可愛がった結果、「子どものためにも、こんな旦那はいない方が良い」という結論になる場合もありますが……。
それはそれで一つの収穫です。
6.お祝いする
マンネリな日々を送っているのならば、ハレの日の演出がおすすめです。
家族の誕生日や記念日、季節のイベントを盛大にお祝いしましょう。
家の飾りつけ、豪華な食事、プレゼントなどで特別なひと時を過ごしてください。
一緒に暮らす楽しさを再発見するきっかけになります。
お祝いはサプライズにすると、自己満足で終わってしまいやすいです。
2人で希望を出し合って準備したほうがより楽しめます。
「こんな感じにしたいの」と、写真などを見せると流行事に疎いタイプの旦那もイメージしやすいです。
7.スキンシップに応じる
「いまさら」と思わずにセックスに応じてみましょう。
夫婦のセックスは性欲を満たすだけでなく、愛情を確認する行為でもあります。
スキンシップを拒否していると、かまってもらえない寂しさを他所で解消するリスクが高まります。
セックスに限らず、キス、手をつなぐ、ハグするなど日々のちょっとしたふれあいを大切にしましょう。
触るという行為そのものが「好きだよ」というメッセージです。
8.外出する
一緒にお出かけしてみましょう。
自宅でいつも一緒だからこその新鮮さが楽しめます。
行き先が近所のスーパーであっても、献立の相談をしながら野菜売り場を歩いたり、新商品のお菓子をチェックしたりするのは楽しいですよ。
もちろん、行楽も素敵ですね。
行きたい場所へ連れて行ってくれ、さらには荷物持ちなどをしてくれたら感謝の気持ちが湧いてきます。
偶然知人に遭遇すれば、「夫婦円満」アピールにもなりますよ。
9.良い所を書き出す
旦那の嫌なところで頭がいっぱいになっているのならば、良い所を書き出してみましょう。
生活に大きな支障のない短所については目をつぶります。
反対に、些細なことでも長所は大きく評価しましょう。
長所は「〇〇してくれる」だけでなく「〇〇をしない」も見るようにしてください。
・ご飯に文句を言わない
・八つ当たりをしない
・浪費しない
・妻の趣味や交友関係に口出ししない
これらは一緒に生活していく上で、とても素敵な長所です。
10.思い出の写真を見る
思い出の写真を見ると、当時の気持ちを思い出します。
「またあの頃に戻りたい」「どうしたら戻れるかな?」と前向きな気持ちになりやすいです。
普段から、良いことがあった時に写真や日記で記録することを習慣にしてみてください。
ラブラブな写真を部屋に飾り、旦那に「この家庭を大切にしなくちゃな」と思わせましょう。
夫婦関係がより冷めるNG行動5つ
旦那への気持ちが冷めていると、旦那への対応がおざなりになりがちなので気を付けてください。
旦那のせいにしていても何も変わりません。
気持ちを取り戻したいと思っているのならば、関係を悪化させるような行動を自ら選択しないようにしましょう。
1.会話を避ける
旦那と話すのが苦痛で、意図的に帰宅を遅くしたり忙しいフリをしたりして会話を避けるのは逆効果です。
話すのを避け、問題を後回しにすればより、関係は悪化します。
関係を改善したいと望むのならば、積極的に話すようにしましょう。
もちろん、話せばなんでもいいというものではありません。
否定しない、文句は言わない、相手の言い分も聞く、自分の要望や気持ちは具体的に言うなどを心がけてください。
面と向かうと上手く話せない場合はLINEも有効です。
2.軽蔑する
汚いものを見るような目で旦那を見たり舌打ちしたりするのはやめましょう。
家庭の雰囲気が悪くなります。
立派なモラハラです。
そのうち帰ってこなくなったり離婚を申し込まれたりするでしょう。
「私にこんな態度を取らせる旦那が悪い」という思考回路は危険なので改めてください。
旦那のやらかしたこと(浪費、散らかしなど)を否定しても、旦那そのものを否定してはいけません。
3.相手の悪口を言う
旦那への不満をストレートにぶつけるのは良くありません。
腹を立てられて終わるだけです。
「あなたってとっても素敵ね。〇〇したらもっと魅力的だと思う」など、気分良く受け入れてもらえるように作戦を練ってください。
メリットや交換条件を提示するなどの交渉も大切です。
ストレートに悪口を言われると、「妻に悪口を言われた」ことで頭がいっぱいになります。
妻の主張についてまで考えられません。
4.家事・育児を放棄する
旦那の行為があまりにもひどいと、何もする気にならない状態に陥ることがあります。
食事の支度や、掃除洗濯をする気力がなくなり、我が子すらも可愛いと思えなくなるかもしれません。
自分で自分をコントロールできない状態は危険です。
早めに周囲に助けを求めましょう。
医療機関、役所、実家、友達、NPOなど、誰かが必ず助けてくれます。
ただし、旦那への報復や嫌がらせとしての家事の放棄は良くありません。
一時的にお灸を据える程度ならばまだしも、長期的に放棄すると家庭崩壊を招きます。
また、子どもを巻き込んではいけません。
5.不倫する
夫婦生活がうまくいっていなくても、旦那が不倫をしていたとしても、あなたが不倫していい理由にはなりません。
旦那から離婚を突き付けられ、あなたが悪者として結婚生活が終わるリスクをはらんでいます。
旦那への愛情がどうしても取り戻せないと悟ったとしても、法的に婚姻関係がある限り、貞操を守る義務があります。
ケジメを大切にしてください。
夫婦の問題は複雑でデリケートです。
恋人時代はラブラブでも、結婚したら冷めてしまったなど、ざらにあります。
でも、縁あって夫婦になったのですから、できれば気持ちよく添い遂げたいですよね。
不満を溜め込むだけでなく、気持ちを伝えあう努力を続けていきましょう。