甘えん坊な彼氏はかわいいけれど、ちょっと面倒…。
甘えん坊彼氏の心理を知り、仲良く付き合っていく方法を紹介します。
ちょっとした働きかけで、今よりももっとかわいく頼りがいのある彼氏になってくれますよ。
目次
甘えん坊な彼氏の特徴
甘えん坊な彼氏によく見られる特徴を紹介します。
寂しがり屋
連絡をマメに取りたがる、頻繁に会いたがるなど、寂しがり屋な特徴があります。
あなたと常に繋がっていないと安心できません。毎週末のデートは当たり前です。
たまにはデートではなく、友人や家族と過ごしたいなどと言える雰囲気ではありません。
デートの別れ際や電話の切り際などはウジウジ「寂しい」と言い続けます。
独占欲が強い
自分が好きなだけ甘えられるよう、独占欲が強いです。
束縛するケースもあります。
あなたが友人と親しくしたり趣味に没頭したりするのは気に入りません。
彼女が自分だけのものであって欲しいので、同性の友達やペット、芸能人、幼い親戚の子どもなども嫉妬対象です。
残業や飲み会などで連絡がつかなくなると腹を立てます。
かまってちゃん
甘えん坊はかまってちゃんです。
「おはよう」から「おやすみ」まで何かにつけて連絡をしてきます。
美味しいものを食べた、変な人を見た、探していた物を見つけた、忘れ物に気がついたなど「わざわざ報告する必要ある?」と首をかしげたくなるような内容ばかりです。
しかし甘えん坊の彼氏はその1つ1つに「それは良かったね」「大変だったね」などの反応を待っています。
あなたからの反応が欲しくて大げさな報告も多いです。
スキンシップをとりたがる
スキンシップを頻繁にとりたがります。手つなぎ、ハグ、体を寄せ合うなどが大好きです。
あなたが疲れたと言えば肩もみや膝枕をしてくれます。ハンドクリームや日焼け止めも大喜びで塗ってくれます。
触れあいを大切にし、愛情表現が豊かです。
職場ではしっかり者のキャラ
あなたの前では甘えん坊でも、職場ではしっかり者のキャラとして認識されていることが多いです。
普段みんなから頼られるアニキとして頑張っているからこそ、心許せる彼女には思いっきり甘えたがります。
男性は彼女の前でこそ格好よく振舞いたがる見栄っ張りな傾向がありますが、甘えん坊タイプは真逆です。
彼女の前だけではリラックスして「本当の自分」を見せ、受け入れて欲しいと思っています。
彼女の前では幼児言葉を使っているのに、職場ではキビキビと専門用語を使いこなして指示を飛ばすなど、ギャップが激しいです。
甘えん坊な彼氏の心理
彼女に甘える彼氏の心理について紹介します。甘えん坊=幼稚・未熟とは限りません。
彼女のことが大好き
甘えたいという欲求は、好きでない相手には抱きません。
彼女のことが大好きだからこそ、甘えたがります。
甘えん坊彼氏の場合、恋人同士での共同作業や刺激、ロマンチックな雰囲気などよりも甘えるという行為が1番の快感です。
かまってもらいたい
彼女にかまって欲しいという気持ちで甘えている彼氏も多いです。
寂しがり屋な男性によく見られます。彼女の注意を引きたくてたまりません。
彼女が自分の言動に反応してくれることで愛されている実感を得ます。
『彼女から愛されたい』という欲求からくる甘えん坊です。
癒してもらいたい
癒してもらいたいという心理で甘えている男性は、周囲からしっかり者としてみられている場合が多いです。
常日頃から気を張って振舞っているので疲れています。彼女に甘えるのはその反動です。
彼女に甘えてヨシヨシされることで気力を充電しています。
彼女がいるから日々頑張れるという感謝の気持ちが強いです。
甘えん坊な彼氏と付き合うデメリット
甘えん坊な彼氏と付き合うデメリットについて紹介します。
束縛が激しい
甘えん坊な彼氏は束縛が強い傾向にあります。
小さなことでもヤキモチを妬かれ、喧嘩になりやすいです。
「イケメン俳優ばかり見ていないで、俺を見てよ」「また女子会?何時に帰るの?本当に男はいないの?」など、面倒臭い言いがかりをつけてきます。
彼女の友好関係や興味の対象を全て把握していないと気が済みません。彼氏である自分よりも強い関心事があると知るとすぐにヘソを曲げます。
予定を教えたり丁寧に説明したりなどが大変です。
彼氏を安心させようとすればするほどあなたが疲れてしまうでしょう。
疲れが溜まりやすい
甘えん坊彼氏は何かにつけて甘えてきます。いちいち相手をし、面倒を見るのは大変です。
彼氏が癒されている分だけ彼女に疲れが溜まってしまいます。
LINEの返事、労わりの言葉、スキンシップなど1つ1つはそれほど大変ではありません。
しかし、積もり積もれば大きな負担です。
「私だって甘えたい!」あるいは「放っておいて欲しい!」と思うようになります。
自分の時間を確保しづらい
甘えん坊の彼氏は常に一緒に居たがります。
休日は必ずデートをするのはもちろん、半同棲のように家を訪れる場合も多いです。
LINEや電話の頻度も高いです。
そのため、自分の時間を確保しにくくなります。
恋愛とは関係ないこと、たとえば自分だけの趣味などに没頭できません。
気が付くと、もう何ヶ月も予定の無い週末を過ごしていない、1人でぼんやりと夜を過ごしていない、なんてこともあります。
甘えん坊な彼氏に嫌われるNGな行動
甘えん坊な彼氏に嫌われてしまう行動を紹介します。
疲れていたり気分が悪かったりするとき、うっかりやってしまいたくなるかもしれません。
しかし、この行動で大きな溝ができてしまうこともあります。
適当に扱う
甘えたときに適当に扱われると彼氏は酷く傷つきます。
「受け入れてもらえなかった」というショックから、彼女への気持ちが薄れてしまいかねません。
彼氏のかまってアピールをうっとうしく感じ「それくらい自分で考えなよ」「はいはい、オツカレサマデシタ」などと適当に返したくなることもあるでしょう。
しかしあなたは軽い気持ちで適当にあしらっていても、彼氏の受けるダメージは大きいです。
甘えられるというのは、彼氏が彼女に感じている大きな魅力です。
彼氏の様子を人に話す
甘える姿は彼女だからこそ見せるものです。他人に知られたくはありません。
「うちの彼氏、もう甘えん坊でさ、2人っきりのときなんてね…」など他所で話されるのを嫌がります。
彼女に甘えていることを恥ずかしいと彼氏は思っていません。
しかしそれを他人に知られるとなると話は別です。
しかも彼女の口から面白おかしく誇張されて話されたとしたらどう思うでしょう?
もちろん、SNSでもダメです。
「甘えん坊の彼氏を受け入れている私」や「手のかかる彼氏の愚痴」などを発信したくなるかもしれません。
しかし、自分自身に置き換えて考えてみてください。
彼氏に「俺の彼女はこんなにおっちょこちょい」「彼女のズボラを広い心で受け止める俺」などと発信されたらどう思いますか?いい気分はしないはずです。
他の男性の話をする
甘えん坊の彼氏は独占欲や嫉妬心が強いです。
他の男性の話をするのはやめましょう。
職場の頼りになる上司、ブレイク間近の若手俳優など、あなたにとっては軽い雑談のつもりでも、彼氏にとっては楽しい話題ではありません。
甘えん坊な彼氏と仲良く付き合っていくコツ
甘えん坊な彼氏といい関係を築くために大切なことを紹介します。
自分からも甘える
双方が甘え合う関係を目指してください。
彼氏は彼女に甘えつつ、彼女から甘えられることでより愛情を実感します。
「こんな関係を築けるのは彼女だけだ」という気持ちが大きくなります。
2人で「お疲れさま」「君もお疲れ様」と言い合ったりマッサージをし合ったりして労わり合いましょう。
「甘えられる側はしっかりしなくちゃいけない」などというのは思い込みです。
甘えられつつ甘えれば彼女だけに負担が偏りません。
彼氏なりの愛情表現であることを再認識する
甘えられるとウザイと思う時もあるでしょう。
しかし甘えることが彼氏なりの愛情表現だと再認識すれば、気持ちの持ち方が変わってきます。
「私は好かれているんだなぁ」と考えるようにすれば、甘えられることも悪くないなと思いやすいです。
「こんなに私のことを好きで、心を許してくれてありがとう」と感謝の気持ちを持ってみてください。
彼氏のことも自分のことももっと好きになれます。
共通できる趣味を作る
彼氏と共有できる趣味を作りましょう。
甘えん坊の彼氏だからこそ、あなたと一緒に何かをしたくてたまらないので乗ってくれやすいです。
共通の趣味を作れば、彼氏の相手をしつつ趣味も楽しめます。
スポーツ、スポーツ観戦、ゲーム、ジグソーパズル、料理、観劇などいろいろ試せば2人同時に「これいい!」と思えるものが見つかるはずです。
彼氏自身も趣味で心が満たされれば、甘えたいという欲求が落ち着きます。
嫌なことははっきりと伝える
甘えられて嫌な気持ちになった時にははっきりと伝えましょう。
「〇〇はいいけれど、〇〇はダメ」などと意思表示をしてください。
2人ともストレスを溜めずに長続きする関係が築けます。
本当に嫌な時や甘えさせてあげられる余裕がない時の合図やセーフワードなどを決めておくのもおすすめです。
甘えん坊な彼氏と付き合う際の注意点
甘えん坊な彼氏と心地よい関係を長く続けるために注意するべきことをまとめました。
甘やかしすぎない
甘やかしすぎると彼氏の甘えはどんどんエスカレートします。
自分1人では何もできないダメな男になってしまいかねません。
面倒見のいいタイプの女性はとくに気を付けてください。
筆者の友人は彼氏の世話をすることに喜びを覚えるタイプで、ついに彼氏は自分で爪すら切らなくなりました。
1人で何もできなくなってしまうとますます彼女に甘えて依存を強めます。
浮気に気を付ける
甘えん坊は寂しがり屋です。
そして寂しがり屋は相手をしてあげないと、他の甘え先を探してしまい浮気に繋がることがあります。
忙しい時であっても適度にかまってあげましょう。
「寂しかったから」が浮気の理由になってしまう傾向があるので注意してください。
母親のように扱われない
甘えを許容していると、母親扱いをしてくる男性は多いです。
なんでも受け入れてくれ、許してくれる存在だと錯覚するようになります。
そうなるとかまってあげていてもトキメキがなくなり、浮気をするかもしれません。
母親ではなく恋人である、としっかり分かる言動を心がけてください。
甘えさせつつも彼氏の尻ぬぐいはしない、彼氏が散らかした物は彼氏に片付けさせる、恋人同士のイベントは大切にするなどがおすすめです。
また、力仕事や調べ物をお願いするなど、彼氏を頼ると恋人である自覚を持ってくれます。
甘えん坊な彼氏を更生させる方法
甘えん坊な彼氏をもう少しどうにかしたい場合におすすめの方法です。
「こうしてくれると嬉しい」と伝える
「やめて!」など、否定する言い方は相手を傷つけます。
「○○してくれたら嬉しいな」と伝えると、彼氏は彼女から甘えられた気持ちになり、期待に応えたくなります。
「ダラダラおうちデートはもう嫌!」ではなく、「たまにはオシャレなレストランにエスコートしてくれたら嬉しいな」と伝えてみてください。
きっと張り切ってくれますよ。
甘える時間を分ける
甘えさせる時間とさせない時間を区別しましょう。そして少しずつ甘えさせる時間を少なくさせていきます。
ただし甘えさせる時間は思い切っり甘えてもらい、自分も甘えてください。
短く濃い時間で甘えタイムを満喫すれば、メリハリがついて満足度が高まります。
外出予定などを組んでおくと甘えさせていい時間の切り上げがスムーズです。
小さなことでも頼る
甘えん坊扱いをしていればいつまでも甘えん坊のままです。
「頼りになる男」とラベリングしましょう。
小さなことでも頼っていけば彼氏は頼りになる男を目指し、自立するようになります。
彼氏の得意分野はなんですか?
スマホの設定や野球中継の見どころ、歴史のうんちくなどを「教えて」と頼り、「すごい!さすが○○君!頼りになる」と持ち上げましょう。
甘えん坊な彼氏はとってもかわいい!
ちょっと手がかかるけれど、甘えん坊の彼氏はとってもかわいい存在です。
甘えさせてあげるだけでなく、あなたも甘え、そして頼りにすることで絆はより一層深まります。
あなただけに見せる甘えた姿を誇りに思ってください。