「彼と曖昧な関係が続いているけど、そろそろ結婚したい」
今までは曖昧な関係でも満足してたけど、結婚したいとなったらそうはいきませんよね。
曖昧な関係であっても、居心地が良ければ「きっかけさえあれば曖昧な関係から一歩前進するはず。今はまだその時ではないだけ」とのんびり考えてしまいがち。
でも、男性は案外無責任で何も考えてないことも多いです。曖昧な関係を卒業し、結婚するのは楽ではありません。
しかし、諦めず、そして焦り過ぎずに行動していけば道は開けます。
曖昧な関係から結婚に至り、そして幸せな結婚生活を送っている女性が心がけたことについてまとめました。
目次
曖昧な関係から結婚するのはレアケース
最初から残念な話ではありますが、曖昧な関係から結婚するのは、全くないわけではありませんが、大変レアケースです。
曖昧な関係からいきなり結婚はほぼないといっても過言ではありません。
まずは付き合うというステップを踏む必要があるので、恋人になる努力をしましょう。
相手の性格によっては、女性から積極的に動くことが求められます。
曖昧な関係から結婚したパターン
曖昧な関係から結婚に繋がりやすいパターンについて紹介します。
いわゆる「きっかけ」や「タイミング」に恵まれ、そして2人とも結婚に前向きであることが共通点です。
子どもができた時
いわゆる授かり婚です。
よほど不誠実な男性でないかぎり、子どもが出来たら責任のある身の振りをします。
とはいえ、わざと妊娠するような行為は絶対にNGです。
相手がしっかりと避妊をしているのならば、強引に妊娠したとしても相手は混乱し、結婚に前向きになれません。
避妊がいい加減な場合も「どういうつもりなのか、子どもができたら結婚していいと考えているのか」と聞き、相手の気持ちを確かめてください。
女性は男性が避妊しないと「子どもが出来たら責任をとるつもりがある」と解釈してしまいやすいですが、男性によっては違う場合があります。
引越しや転勤になった時
引越しや転勤など物理的に距離が離れ、会えなくなるというタイミングも曖昧な関係をはっきりさせるチャンスです。
会えなくなるのが寂しいと感じ「あぁ、大切な人だったのだ」と気がつきます。
引越し先に一緒についていくのは、すぐに決断できるような事ではないかもしれません。
しかし、ゆっくり考えている時間がないからこそ、直感を大切にしてください。
周りが結婚した時
男性は周りが結婚していくと、自分も「そろそろかな?」と感じ、1番近くにいる女性を結婚相手候補と考える傾向があります。
友人関係や仕事関係の結婚式が話題に頻繁にあがるようだったら、その波に乗らない手はありません。
ただし、あからさまに話題にして結婚を迫ってしまうと、プレッシャーをかけ過ぎてしまうので、「ちょっと興味がある」というスタンスの絶妙なところを狙いましょう。
曖昧な関係から結婚ができるかの見分け方
曖昧な関係から結婚に行きつける男性と、どう押しても結婚には至らない男性がいます。
しっかりと見分けないと、努力や時間を無駄にしてしまうので気を付けてください。
大切にされていると感じる
時間を作って会ってくれる、あなたの都合を考えてくれる、あなたの好みを考慮した話をしてくれる、思いやりや労わりがあるなどの場合、あなたに対して不誠実なことはしません。
良いタイミングに乗れれば、結婚に行きつくとこもあるでしょう。
反対に都合のいい時だけ呼び出す、自分のしたいことだけをする、場所や時間やお店などをあなたに合わせてくれないなどという場合は、都合のいい相手としか見ていないので、結婚という責任の生じる事は期待できません。
結婚の話ができる
結婚の話を振った時、真面目に考えて応えようとしているのならば「結婚」という選択肢を持っています。
「大変そう」「自由が減りそう」「家事が苦手」など、たとえネガティブな発言があったとしても、それは「結婚」について具体的に考えたからこその反応です。
「お互いに書斎を持とう」「最近の家電はすごいよ」などと安心させれば、前向きに考えてくれるかもしれません。
一方、「結婚はまだ考えていない」「子どもとか想像もできない」などと発言をしたり、あるいは話題自体を逸らそうとしたりする場合は、結婚に対して消極的です。
信頼されていると感じる
仕事で困ったことや家族のこと、自分の身内の話をするのならばあなたのことを信頼しています。
深い話ができる間柄なければ結婚などできません。
逆に一緒にいる時は楽しくても、表面上の話やふざけた話だけで、胸の内を晒していないのならば信頼されているとは考えにくいでしょう。
曖昧な関係から結婚したい時に考えたいこと
曖昧な関係からの結婚を狙うときに、確認しておきたいことについて知っておきましょう。
この点をはっきりとさせないまま結婚を狙おうとすると、後々辛い思いをする可能性があります。
なぜ曖昧な関係のままなのか
なぜ、曖昧な関係を継続させてしまったのかについて探りましょう。
本命が別にいたり、恋愛にトラウマを持っていたりすると、結婚へのハードルは上がります。
ただ、次のような場合であれば、少々の頼りなさはありますが、深刻な障害となる程ではありません。
- 単に面倒だった
- 不都合を感じなかった
- 責任をとりたくなかった
- 勇気がなかった
- すでに付き合っているつもりだった
- 何も考えていなかった
体だけの関係ではないか
物事を損得で考える傾向がある、セックスだけを楽しみたい、責任は取りたくない、などという男性ではないかを見極めましょう。
セックスしていなくても相手は楽しそうか、セックスなしのデートも乗り気かどうかなどで反応を見てください。
もちろん自分自身についても、面倒に思わずに相手の世話ができるか、セックス以外にも彼のことを好きかなどを考えましょう。
結婚した後に彼を信じられるか
曖昧な関係を続けてきた男性だと思わずに、ちゃんと信じることができるかを考えてみましょう。
結婚生活にはさまざまな困難や重大な決断、我慢が待っています。
もし自分が体調を崩した時に相手は世話をしてくれるか、家の購入や転職などの重大な決断を一緒に考えてくれるか、子育てやお金のことなどを一緒に支え合っていけるかどうかを想像してみてください。
「君の好きなようでいいよ(つまり、「行動するのも君ね」という意味)」や、逃げ出すような姿しか想像できないのならば、結婚前に覚悟や話し合いが必要です。
曖昧な関係から結婚して上手くいくの?
よく言われることですが、結婚はゴールではなく、スタートです。
曖昧な関係から結婚した場合に、特に気を付けたいことについて紹介します。
浮気や不倫をするかもしれない
曖昧な関係を続ける人というのは、流されやすい傾向があります。
流されて浮気をしたり、結婚後も魅力的な女性と「曖昧な関係」を持ってしまったりするかもしれません。
優しい人であっても、断れないタイプならば要注意です。
結婚してから相手の嫌なところが見えてくる
曖昧な関係というのは「美味しいとこ取り」の関係でもあります。
曖昧な関係から交際、結婚に至った場合、交際期間にもよりますが相手のことを良く知る機会が少ないです。
結婚してから生活態度や金銭感覚、責任感など、お互いに知らなかったことが見えてきて、嫌になることもあります。
曖昧な関係という適度な距離感に居心地の良さを感じていた場合、結婚すると窮屈さを感じることもあるでしょう。
お互いに寛容さを持ち、どこまで許せるのか、すり合わせを大切にしてください。
心のつながりはマスト!
迫られて結婚した、覚悟がないまま結婚したなどという場合は離婚に繋がりやすいです。
とくに授かり婚や引っ越し・転勤などを結婚のきっかけにしようと狙う場合は気を付けてください。
愛情や安らぎを感じたからという理由で結婚を決めると、末永く上手くいきます。
片方が「はいはい、結婚すればいいんでしょ!」「はい、結婚したよね。義務は果たしました!あとはそっちが頑張ってね。」というスタンスだと、結婚生活をうまくやって行こうという歩み寄りができません。
曖昧な関係から結婚した女性が心がけたいこと
曖昧な関係から結婚した場合の、うまくいくコツについて紹介します。
曖昧な関係からの結婚を引け目に感じる必要はありませんが、幸せな結婚生活を送るためには努力が必要です。
相手にとっての自分の価値を高める
結婚をすれば、曖昧な関係の時にはなかった責任や義務が生じます。
それらを踏まえてなお、手放したくない、結婚してよかったと思える程、あなたが彼にとって価値のある存在になりましょう。
男性は頼る、甘える、褒めるなどをしてくれる女性を愛しく思い、手放したくないと感じます。
あなたが積極的に口に出して「あなたと結婚してよかった」「あなたと一緒に暮らせて幸せ」と言うのもおすすめです。
見返りを求め過ぎない
曖昧な関係に決着をつけて結婚しても、すぐに「夫婦モード」になれるものではありません。
「もう夫婦なんだからこれくらいしてくれて当たり前」などと思わないようにしましょう。
一緒にいる時に楽しそうに振舞うのは大切です。
しかし「これだけ愛情表現をしたのだから、向こうも返してくれるはず」などと考えていると、なかなかうまくいきません。
「結婚したら変わってくれるはず」は幻想です。
結婚しても彼の本質は曖昧な関係だった時のまま、と考えてください。
マンネリ化させない
いつも食事だけならば1日デートや旅行に行ってみる、反対に外食ばかりならばおうちデートや一緒に料理をしてみるなど、普段と違うことを一緒にやってみましょう。
適度な刺激を取り入れることで、いつまでも新鮮な2人でいられます。
曖昧な関係から結婚したからこそ、結婚生活には時折スパイスを取り入れると楽しくなります。
重い女にならない
面倒臭いことを言ったり、過干渉したりする女性と一緒の生活は居心地がよくありません。
彼を手放したくない、結婚生活を維持したいと強く思うのならば、彼に依存し過ぎないようにしましょう。
お互いの自由を尊重し、自立しているほうが結婚生活は上手くいくものです。
「結婚したのだから」とスマホを勝手に見たり、休日に1人での外出を許さなかったりすると、彼は「だから曖昧な関係でいたかったのに」と思ってしまいます。
曖昧な関係から結婚したいのならポジティブに考えること!
曖昧な関係からの結婚を成功させるためには、ポジティブな思考と行動力を身に付けましょう。
彼が結婚する気があるかどうかを見極め、きっかけがあったら逃さずに一歩踏み込んでください。
曖昧な関係から結婚するのは、すごく努力のいることです。
結婚してからも幸せを感じられるよう、今から意識することが大切。
結婚後は彼が「結婚に踏み切って良かった」と思えるような、気遣いを忘れないようにしましょう。