「私って体だけなのかな…?」と、セックスはするけれど「胸を張って恋人!」と言えない関係って悩みますよね。
彼のことを彼氏と言えるのか、そうでないなら彼氏としてふさわしいのか、彼氏だとはっきりさせるためにはどうしたらいいのかについて紹介します。
言葉にしないまま、長引かせていてもいいことはありません。
悩むだけではなく、行動していきましょう!
目次
体だけの関係とは
体だけの関係とは、「付き合いましょう」という約束や関係性の構築がない中で、セックスをしてしまった関係のことを言います。
付き合っていない、デートなどもしない関係なので「体だけの関係」と言われています。
いわゆる「セフレ」状態です。
ただ、「付き合おう」という約束なしに付き合っているカップルもいます。大人になればなるほど、体から関係が始まりやすくなるので、一概に体だけの関係とは言いにくいのも事実です。
体だけの関係か恋人かの確認ポイント
体だけの関係なのか、それとも恋人だと言えるかの確認ポイントを紹介します。傷つかないよう、冷静に見極めましょう。
連絡頻度はどのくらいか
一方的に会いたいときだけ連絡がくるだけならば、体だけの関係である可能性が高いです。
定期的にやり取りがあり、雑談交じりの内容も楽しんでいるようならば、体以外にもあなたへの魅力を感じ、大事に思っています。
悩みごとや困りごとの相談をしてみて、反応を見てみましょう。
友達に紹介してくれるか
「どんな人が友達なのか会ってみたい」などと言って反応を見てみましょう。
嫌がるようならば、あなたは友達に紹介したくない関係です。
家族や友達に積極的に紹介してくれるのならば、あなたとの関係に責任を持っています。
あなたの友達や親に紹介したいと言ってみるのもおすすめです。
行動と発言が伴っているか
口では何とでも言えるものです。
男性は行動に本心が現れるので、そこに注目してください。
たとえば、仕事などのどうしようもない事情で男性がデートをドタキャンした場合、言い訳だけでなく、その後埋め合わせをしようとしますか?
「仕事だからしょうがない。お互い様だろ?」という態度ならば、あなたのことを本当に思いやっているとは言えないでしょう。
昼間のデートに誘った時の反応
美術館や遊園地などのデートに誘ってみましょう。
「他の人も誘ってみない?」「2人だけで行くの?」などあまり乗り気ではない反応の場合、セックスなしのデートはしたくないと思われています。
セックス抜きでもノリノリで付き合ってくれるのならば、体だけの関係ではありません。
誘いを断った時の反応
会う時間や場所などをいつも男性が一方的に決めていて、あなたがそれに合わせるような関係ならば誘いを断ってみましょう。
そこで「じゃあ別の人を誘うよ」と言われたら、あなたの好意や執着を利用しているだけの可能性が高いです。
「生意気だ」など怒ったり強引に来させようとしたりした場合も、あなたへの思いやりが足りていません。
体だけでないのならば、あなたの都合や好みを考慮したすり合わせをしてくれるはずです。
関係性について聞いた時の反応
どういう関係なのかを、ストレートに聞いてみましょう。
はぐらかされたのならば、残念ながらそれが彼の答えです。
直接的な聞き方が難しいのならば、将来の話をしてみましょう。
「結婚なんて考えられないなぁ」という答えや、漠然とした話をしているようならば、あなたとの未来は考えていません。
勘違い注意!体だけの関係でもしている恋人っぽい行為
体だけの関係だったとしても、恋人のような行動をするのは珍しくありません。
つまり「〇〇してくれているからセフレじゃない」とは言えないのです。
「彼女だと思ってなければしないはず」と、舞い上がり過ぎないようにしましょう。
一緒に食事に行く
セフレと食事に行く男性もいます。
お酒で雰囲気を作ってくれる男性もいますし、スマートにエスコートしたりおごったりする男性もいます。
セックスをしない日も食事をするか、食後にすぐホテルではなくゆっくりと余韻を楽しむのかなどから判断しましょう。
セックス中に愛情表現をする
セックス中に言う「好き」「かわいい」「愛している」などは興奮や一瞬の感情、プレイの一環として言っているだけの場合もあります。
嘘ではありませんが、鵜呑みにして舞い上がってしまうのは危険です。
セックスやお酒の席以外の場所でも、愛情表現があるかを見てください。
キスをする
キスが好きな男性もいます。
男性は好きじゃないとキスできない、本命にしかキスはしないとよく言われますが、そうでない男性もいます。
セックスの一環や、雰囲気作りでキスをすることだってあるのです。
セフレに対しても気軽にディープなキスをすることがあるので、キスだけで本心は測れません。
誕生日を祝う
本命の女性以外の誕生日を祝う男性もいます。
誕生日だからと、気の利いたプレゼントを贈ってくれる男性も珍しくありません。
ただし、セフレの場合は当日に祝うことはあまりないでしょう。
思い出したタイミングやねだられたタイミングで、祝ったりプレゼントしたりします。
▼セフレのお祝いはこちらを参考に
体だけの関係から付き合わないのは何故?
それでは、セックスはするのにどうして付き合わないのかについての理由を紹介します。
どのような理由であれ、男性の責任感が低いと感じる理由が多いです。
気に入っているから
あなたのことを気に入っているからこそ、付き合いません。
「自分は悪い男だからいつ切ってくれてもいい」「自分みたいにセックスだけしか考えていない男よりも、他にいい男がいるはずだ」という善意から付き合わないのです。
身勝手極まりない言い分ですが、本人は自分に酔っているし、自分じゃない男を選んだ方があなたが幸せになれると本気で思っています。
自分語りやナルシスト系の話が好きな男性に多いです。
恋人にするほどの好意があるわけじゃない
あなたとのセックスは気に入っているけれど、精神的に支え合ったり、頻繁に会いたくなったりするほどではありません。
恋人という関係になってまで、つなぎとめておきたいという熱意がない状態です。
面倒なことは嫌い
男性は論理的思考で物事を考えます。
そのため、できるだけ無駄なことはしたくないと思っているのです。
付き合う理由がセックスだけで、心の繋がりはそこまでこだわらないというタイプの男性の場合、それ以外のデートや雑談、イベントなどを「不要なもの」もっと言えば「面倒なもの」と考えてしまいます。
極論を言えば、セックス以外したくありません。
徹底して面倒を排除しようとした結果が、体だけの関係です。
女性側がセックスに繋がらないようなスキンシップや言葉による愛情確認、ちょっとしたじゃれ合いを求めるのを「非合理的」と見ているタイプの男性です。
▼体だけの関係から付き合えるかを紹介しています。
基本的に体だけの関係でいいのが男性心理
まず最初に認識してほしいのが、男性は基本的に体の関係だけでも満足できるということ。
「セックスしたい」というのは男性の本能です。
彼女を作るのも、無料で愛のあるセックスができるからだと考える男性は多くいます。
セックスの優先順位が高いタイプの男性は「セックスのためならば」ある程度のサービスはすると考えてください。
この「ある程度のサービス」を好意だと感じる女性も多いので、男性がどんな気持ちなのか見極めることが大切です。
体だけの関係から付き合いたい時の心得
体だけの関係ではなく、恋人同士として付き合いたい時の考え方について紹介します。
相手があなたのために、急激に変わることを期待し過ぎてはいけません。
本当に自分が幸せになれる相手か考える
今まで曖昧な関係を良しとしてきた男性と、本当に付き合いたいのかを考えてみましょう。
曖昧な関係を長く続ける男性は、基本的に責任感や誠意が薄いです。
そのような相手と恋人になって、本当に幸せになれるのか、自分が相手の責任感の薄いところも含めて愛することができるのかについて考えてみてください。
自分のことを都合のいい女だと思わない
自分が相手にとって、都合のいい女になっていると思わないようにしましょう。
「私なんてこれくらいがお似合いだわ」「彼って本当にひどい男」など、悲劇のヒロインに酔うのは気持がいいかもしれませんが、そこから得られるものはありません。
「私はこんな扱いを受けてよい人間ではない。もっと大切にされるべきだ」という気持ちを強く持ちましょう。
▼都合のいい女の詳細はこちら
置かれている状況に落ち込まない
「私は所詮セフレなんだ」「好きな気持ちを利用されているんだ」と落ち込んだり、不安になり過ぎたりしないようにしましょう。
相手の反応にビクビクしていると相手はますます付け上がり、好きである気持ちを利用してきます。
付き合いたい時は「彼を惚れさせてやる」くらいの気構えでなければいけません。
「彼が好きなったら付き合う。それまで私が遊んであげる」くらいの強気で行きましょう。
すぐに解決しようとしない
体だけの関係からの脱出は時間がかかるものだと、覚悟してください。
「告白したから今日から恋人同士」というような単純さはありません。
焦って無理やり「恋人同士」と言わせたとしても男性に覚悟はなく、本当の恋人同士にはなれません。
油断するとすぐに「体だけの関係」に逆戻りしてしまいます。焦らず、一歩一歩絆を深めていきましょう。
形から入るのは間違いではありませんが、「恋人」という型に無理やり押し込もうとしても、上手くいきません。
準備無しに別れを切り出しても効果はない
相手に自分の好きな気持ちがバレバレの状態で、「恋人になれないなら別れる」といきなり言い出しても、勝算は薄いです。
男性は「また別の女を探さなくちゃ」くらいの気持ちしか湧きません。
「恋人になれないならば別れる」というのは、彼があなたのことを手放したくないと思っている時にこそ、効力を発揮します。
彼を甘やかし、彼に優しくして、あなたが1番の精神的な支えとなってから実行しましょう。
体だけの関係を脱出するステップ
急に「今日から体だけの関係はやめる!」と宣言しても、男性にとっては「へ?」という感じで伝わりません。
男性にもあなたと向き合う時間を作っていくことが大切です。
3回に1回は断る
誘われたら嬉しくなって毎回ホイホイとついて行ってしまっているようでは、いつまでたっても主導権は相手が持つことになります。
相手の誘いをたまには断りましょう。
断るときは過剰に申し訳なさそうにする必要はなく、いたって普通な態度を心がけましょう。
相手に、あなたにはあなたのタイミングや考えがあるのだということを知ってもらうのが目的です。
気を引こうとしない
体だけの関係の時に、恋愛でよくある駆け引きは逆効果です。
「セックスするなら会わない」「私のこと好き?」などは、相手に「面倒くさい」「なら会わないでいいや」と思わせてしまいます。
相手を試すような言動ではなく、相手にどうして欲しいのか、自分は何を望んでいるのかなどを伝えることで相手も駆け引き無しにあなたと向かい合ってくれるでしょう。
期間を決める
体だけの関係というものは付き合っていないからこそ、破局もなく、ダラダラと長引いてしまいがちです。
3か月や半年など、あらかじめ自分で納得できる期間を決めましょう。
「半年以内に恋人になれないなら諦める」と決めておけば集中して頑張ることができるし、ダメでも「ここまで頑張ってダメだったのならばもう見切りを付けよう」と思うことができます。
体だけの関係から恋人になるのには時間はかかりますが、気持ちを切り替えるためにも期間を設定しておくと次に進みやすくなります。
自分磨きをする
外見はもちろんのこと、内面も尊敬してもらえるような女性になれるように努力をしましょう。
「いつでもセックスできる」以外に、あなたの魅力がなければ彼は体だけの関係以上になろうとは思いません。
教養を深める、趣味を作るなどの自分磨きは視野も広がるので、もし今の相手がダメだった時の自信にもつながるし、他の魅力的な男性からのアプローチが増えるかもしれません。
セックス以外のアプローチをする
相手が風邪を引いたときに看病をする、デートで明るく楽しく過ごす、料理を披露するなど、体以外のあなたの魅力も知ってもらうようにしましょう。
セックスしている時以外も楽しいな、もっと一緒にいたいなと思ってもらえれば、体だけの関係から抜け出しやすくなります。
人生観や今までどんな風に生きてきたかなどの深い話題に触れ、お互いをよく知ろうとすることもおすすめです。
気持を伝える
ここまで来たら、素直に「付き合って欲しい」と伝えてみましょう。
これでだめならば、関係を切って別の男性を探しましょう。
直ぐには付き合えないなど言い訳を重ねるようならば、それまでの男だったと見切りをつけてください。
あなたのことをもっと大切に扱ってくれる人は必ずいます。
▼セフレから本命になる方法はこちら
体だけの関係から付き合うのは、残念ながら簡単なことではありません。
「それでも彼がいい!」と思うのならば「玉砕覚悟!」で突っ込むのではなく、相手のダメなところも含めて気持ちを知り、しっかりと地盤を作って挑みましょう。
彼に固執し過ぎず、視野を広く持つのも忘れないでください。