ネット恋愛とは「インターネットで出会った人と恋愛をする」ことです。
とくにネット恋愛の出会いの場となるのが、このようなところ。
- マッチングアプリ
- TwitterやInstagramなどのSNS
- オンラインゲーム
- ライブ配信サービス
同じ趣味の人として関わっているうちに好きになった…というケースもネット恋愛のひとつです。
インターネット環境が整備され、みんなが端末を持つようになった現代らしい出会い方だといえます。
この記事では、ネット恋愛のメリットや安全に仲良くなるコツを紹介します。
目次
ネット恋愛したことのある人はどれぐらい?本音を調査
ネット恋愛をしたことがある人は、どれぐらいいるのでしょう。
アンケート結果をもとに、現代の男女のネット恋愛に対する考え方を紹介していきます。
ネット恋愛したことがある割合
20~30代の男女100人にアンケートの協力をしていただいたところ、ネット恋愛を経験したことがあると人は3割いることがわかりました。
最もネット恋愛に発展したケースで多かったのが、マッチングアプリ。
好みの男性と出会う可能性が高く、恋愛が目的というわかりやすさがあるのでしょう。
ほかにもSNSやオンラインゲームなど、恋愛目的ではなかったものの、共通の趣味から発展することもあるようです。
ネット恋愛したことのある女性の本音
ネット恋愛をしたことのある女性は、どんなきっかけで恋人を見つけたのでしょう。
始めたきっかけでもっとも多かったのは「周りの人がやっているから」というもの。
自分で情報を調べて…というのではなく、流行りもののような感じで入り、実際に恋人ができたというケースが多くみられました。
逆にネット恋愛否定派は、どこに抵抗を感じたかというと、もっとも多かったのは「恐いから」が多数。
相手がどんな人かわからない恐怖心から、出会いはあったけれど、リアルな関係には発展しなかったというのが主な意見です。
ネット恋愛したことのある男性の本音
では、ネット恋愛をしたことのある男性はどんな意見をもっているのでしょう。
「気軽に出会えていい」というのが最も多い意見。
タイプの女性や趣味に共通点があるなど、出会うだけでなく発展するきっかけをつかみやすいというのがその内容。
オンラインゲームやSNSでの出会いでは共通点が多く、恋愛に発展するまでが早い傾向があります。
目立ったネガティブな意見がなかったことから、男性のほうがより精力的にネット恋愛を活用していることがわかります。
ネット恋愛あり?なし?それぞれの割合
ネット恋愛はありか?なし?かというアンケートを取ったところ、6割以上が肯定派。
結果的に幸せな恋愛になれば、出会い方は問わないという内容が多くみられました。
今後ネットの世界はさらに広がることは確実で、近い将来は出会いの形の定番のひとつとなっていきそうです。
ネット恋愛のメリット
ネット恋愛にはどんなメリットがあるのでしょう。
デジタルな世界で出会い、実際に恋愛へ発展するというのは、インターネットが普及した現代ならではもの。
実際のリアルな出会いの恋愛とのポジティブな違いを紹介します。
出会いの数が多い
出会いの数が多いのが、ネット恋愛の最も大きなメリットです。
ネット恋愛の場合、スマホやPCを利用して、さまざまな年齢・環境の人と出会うことができます。
出会いの可能性が世界まで広がっていくのは、インターネットならではでしょう。
隙間時間を活用できる
ネット恋愛ならば、仕事や趣味が忙しい人でも、手軽に始められます。
通勤電車や休憩時間など、スマホで出会いが見つけられるのはメリットといえるでしょう。
いきなり初対面の男性と会うことがないので、タイプではない男性と会うことが少なく、効率的な出会いと言えます。
趣味や価値観の合う相手と繋がれる
趣味や価値観の合う相手と繋がれるのも、ネット恋愛のメリットです。
SNSなら投稿を見れば、どんな嗜好をもっているかをつかめます。
オンラインゲームなら、ゲームという共通点が最初からあります。
趣味や価値観が合う相手と最短距離で出会うことが可能なのがネット恋愛の良い部分です。
気軽にやり取りができる
気軽にやり取りができるのも、ネット恋愛のメリットです。
リアルに対面しているわけではないので、ある程度積極的なアプローチをしても、その気がなければ相手は反応をしません。
フラれたとしても傷が小さくて済む…それが積極的な行動につながっている部分はあるでしょう。
ある程度仲良くなったあとで出会える
ネット恋愛は最初、コメントなど文章のやり取りから始まります。
直接会って話すのは緊張してしまう「コミュ症」の人でも、ネット恋愛なら積極的になれるでしょう。
相性が悪かった場合も、連絡が途絶えるだけです。
実際会う前のプロセスに緊張感がないのは、ネット恋愛のメリットといえるでしょう。
ネット恋愛のデメリット
ネット恋愛にはデメリットもあります。
普通の出会いや恋愛であっても、トラブルはあるもの。
実際に顔を合わせた相手でなければ、その可能性は高まります。
否定派の意見も参考にして、ネット恋愛のデメリットを紹介していきます。
相手の素性がわかりにくい
ネット恋愛は、相手の素性がわかりにくいというデメリットがあります。
近年のマッチングアプリや婚活アプリは、個人情報を提出させるなどして、いくらか安心感はあるものの、あくまでも情報でしかありません。
事前情報に嘘がない人とばかりあっている人もいれば、最初に当たってしまう場合もあります。
相手の言っていることが正しいかどうか見極めるのは、ある程度好意をもった状態まで行ってしまうと、かなり難しいでしょう。
危険な人物が紛れ込んでいる可能性がある
迷惑メールがいくら捨てても来るように、ネットのなかにはさまざまな悪意をもった人がいます。
ネット恋愛でも、危険な人物に当たってしまう可能性は、一般の出会いよりも多いといわざるを得ません。
ヤリモク、お金目的や正規のルートではないAV業者な度が代表例。
オーバーに言えば、相手が恋愛対象である異性とは限らない…それぐらい見抜くのは難しいでしょう。
親世代に理解されにくい
たとえ相手がいい人であっても、その出会いがネットとなると、親世代には理解できないでしょう。
いくら若い親であっても、ガラケー世代がほとんど。
実際に会ったこともない人と恋愛をするという経験は、ほぼありません。
付き合いが深まり、両親に紹介する際の印象は、マイナスからのスタートとなりがちです。
ネット恋愛の男性の脈ありサイン
出会いがネットの世界だとしても、リアルな恋愛同様、脈ありサインはあります。
メッセージなど、言葉だけのやり取りだからこそ、特徴がみえやすいともいえるでしょう。
ここでは、ネット恋愛の脈ありサインによくあるケースを紹介していきます。
彼女いないアピールをしてくる
彼女いないアピールをしてくるのは、リアルな恋愛の脈ありサインと同様です。
マッチングアプリや婚活サイトであれば、彼女がいないのは当たり前。
ただ、オンラインゲームやSNSでのやりとりで、彼女いないアピールをしてくるのは、あなたに興味がある証拠です。
少なくとも、もっと距離を詰めたいと思っているでしょう。
恋愛の話をしてくる
恋愛の話をしてくるのも、ネット恋愛の脈ありサインのひとつです。
間接的に、あなたに恋人や好きな人がいるかを確認するのがこの言動。
恋愛の話をすれば、彼氏がいる場合、自然な形で話題に出るでしょう。
どんな内容の恋愛の話であっても、テーマには意味がなく、本当に聞きたいのはあなたに彼氏がいるかどうかです。
頻繁に連絡をくれる
頻繁にメッセージが来るのは、かなりあなたに興味がある証拠です。
単なるオンラインゲームの仲間であったり、SNSで共通の趣味を話したりという関係で満足なら、頻繁に連絡は来ません。
あなたに興味があると同時に、自分を意識してほしい気持ちが、連絡の多さにつながっているのでしょう。
会いたいと言ってくれる
会いたいと言ってくれるのは、脈ありサインというより、直接的な表現です。
会話だけでは物足りなくなり、実際のあなたに会って、自分のイメージと近いかどうかの確認をしたくなっています。
もし、実際に会って、あなたがイメージ通りであれば、それほど時間を掛けずに告白をしてくる可能性は高いでしょう。
自分の話をしてくる
自分の話をしてくるのも、脈ありサインです。
会いたいとは言えず、誘ってほしい人がこのサインを送ります。
自分の話をすることで、興味を引こうとしている脈ありパターン。
また、あなた自身のことも聞いてみたいという気持ちもあるでしょう。
通話したがる
DMやメッセージを送りあう関係より、さらに距離を詰めたい場合の脈ありサインが、通話をしたがるというもの。
通話で実際に声を聴けば、メッセージよりも距離が近づき、相手が自分のことをどう思っているのかがわかりやすくなります。
かなり相手の恋愛へのテンションは上がっていますが、通話はあなたの気持ちを知りたい意識の方が強めでしょう。
ネット恋愛の男性の脈なしサイン
ネット恋愛の男性の脈なしサインもあります。
これを見逃してしまうと、勝手にのぼせ上って無駄な時間を過ごすことになってしまうでしょう。
脈なしサインは、危険回避のひとつ。
ネット恋愛の場合、相手と直接会わない出会いだけに、見逃さないようにしたいものです。
自分の話をしたがらない
自分の話をしたがらないのは、ネットのなかだけの関係でいたい気持ちの表れです。
あなたとの距離を詰める意識がありません。
SNSやオンラインゲームなどでの出会いを、恋愛につなげたくないと思っている場合もあるでしょう。
このような態度を取られた場合は、相手と同じく距離を保っていた方が、良い関係でいられます。
連絡頻度が遅い
メッセージを送っても、返信が遅い、来ないときもあるのは、あなたに興味がない証拠。
脈なしサインと考えましょう。
連絡が全くない場合と違って、返ってくるのは可能性があるのでは?と考える人がいるかもしれません。
ただ多くの場合、返信を遅く返してくるのはあなたに興味がない証拠であり、脈なりの可能性が高いです。
恋愛に興味ないアピールをしてくる
恋愛に興味がないというアピールをしてくるのは、防衛線を張っている脈なしサインです。
あなたからのアプローチを感じ取り、その前に距離を取ろうとしています。
恋愛の話をして、彼女がいることを告げてくるのも同じようなこと。
相手の拒否反応を無視してしまうと、ネット恋愛の良さである効率の良さが活かせないので、候補から外しましょう。
ネット恋愛で気になる男性を落とすコツ
リアルに対面しているのではなく、ネットでの出会いから恋愛に発展させるにはコツが必要です。
ネット恋愛には、それに適した戦術というものがあります。
それでは、ネット恋愛で気になる男性を落とすコツを紹介しましょう。
積極的に連絡を取る
ネット恋愛は文字のやり取りが基本です。
興味があることを伝えるのは、連絡を多くするのが一番です。
ただし、自分の表情や感情を伝えにくいので、丁寧な文章を心がけましょう。
たくさん通話をする
相手との通話手段を得たら、あなたから連絡を取りましょう。
事前準備としては、メッセージのやり取りのなかで、相手がもっともゆったり過ごしている時間を聞いておくことが大切。
通話をする前に「電話してもいいですか?」と聞くのも気遣いだといえます。
また、通話を終えたあとにも、「また連絡しますね」というメッセージを送るといいでしょう。
それに対して反応があれば、脈ありの証拠になります。
共通の話題で親近感を与える
共通の話題で親近感を与えるのは、リアルな恋愛と同じでネット恋愛でも重要ポイント。
オンラインゲームやSNSの場合は、すでに共通の話題があるでしょう。
それをさらに広げていったり、質問をしたりすると、会話が弾みます。
また、好きな食べ物などを聞くと、親近感がわくだけでなく、相手のライフスタイルを知るきっかけにもなるでしょう。
ネット恋愛を行う際の注意点
リアルではない出会い方のネット恋愛には、少し違った注意点があります。
恋愛には違いありませんから、舞い上がりそうなところですが、冷静な判断が必要。
とくに外せない、ネット恋愛の注意点を挙げていきます。
知り合ってすぐに会わない
メッセージのやり取りで盛り上がったとしても、すぐに会おうとはしないことです。
ネット恋愛慣れをしている男性のなかには、明らかに「ヤリモク」の男性がいます。
ヤリモク相手の危険を避けるためにも、密室になる場所は避けましょう。
またロマンス詐欺にも注意。
投資やネットワークビジネス、自己啓発系の話を熱く語っている男性であったら、早めに話を切り上げましょう。
相手の目的を見極める
相手が自分に何を求めてるのか見極めるのも大切なことです。
ネット上で仲良くなった相手が必ずしも恋愛目的で仲良くしているわけではなく、シンプルに交友関係を広げたい人もいます。
相手の目的を探り、そしてそれに合わせて付き合うのが、ネットでの出会いには必要です。
嘘をついている可能性がある
あなたに近づくため、嘘をついている可能性があることは否定できません。
ネット上では簡単に嘘をつけるので、すぐに信用してはいけません。
あなたがなかなか会おうとしなければ、嘘をついている場合、相手から離れていくこともあります。
悪意の罠にハメるにも効率的を目指すのがネットです。
安全に会える場所・時間を設定する
ネットで出会い、実際に会う場合は、安全に会える場所や時間を指定しましょう。
できるだけリスクを避けた状態で会うためです。
そのような場所で会うことを拒絶しなければ、第一段階はクリア。
もちろんデート中も、怪しい言動がないか確認し、怪しいと感じたらすぐにその場から逃げましょう。
軽い気持ちで好意を見せない
ネットでのやりとり、実際に会うようになった、どちらにしても相手に対してフラットな態度でいましょう。
いくらメッセージが盛り上がったとしても、話題に対してだけにして、好意は隠すことが大切。
好意を見せてしまうと、そこにつけ込んで来ようという男性がいます。
「いいなぁ…」と思っても、まだそこまで知らない相手と自分に言い聞かせましょう。
ネット恋愛は実生活ではありえない出会いがある、とても広い世界です。
出会いがないと思っている人にとっては、利用すべき世界だといえます。
危ないのでは…と思う人がいるかもしれませんが、注意するポイントを押さえておけば、リアルな恋愛と同じです。
ネット恋愛を活用し、安全に出会いを楽しんでください!