曖昧な関係を終わらせたいのならば、曖昧な関係を続ける男性心理を知り、はっきりとさせるような立ち回りをしましょう。
曖昧な関係は楽な部分もありますが、将来を考えると不安は尽きません。
関係をはっきりさせることは責任が生じることでもありますが、だからこそ手に入る幸せや安心もあります。
目次
曖昧な関係とはどういうこと?
この記事における「曖昧な関係」の定義は、はっきりと「好きです、付き合おう」という会話を交わしたことはないけれど、お互いに好意を持っているような関係です。
特別な用事がなくてもそれなりの頻度でLINEを送り合い、2人きりで出かけることもあります。
体の関係がある場合でも、「付き合ってください」という会話がないのならば曖昧な関係です。
家族や友人に「恋人」として紹介することはなく、結婚や将来についての具体的な話はしません。
曖昧な関係を終わらせる方法
曖昧な関係にケジメを付け、前に進んでいくためにはどうすればいいのかについてまとめました。
たとえ恋人になることができなくても、曖昧な関係を終わらせることで新しい出会いを掴みやすくなります。
相手がどう思っているか聞く
回りくどい言い回しや駆け引きなどを労せず、はっきりと伝えるのが近道です。
「今の状態は不安だ」と伝えてみてください。
相手があなたのことを恋人候補として見ているのならば応えてくれます。
そうでない場合はすっぱり別れて新しい出会いを探しましょう。
どちらの結果であっても、聞かずに時間を浪費するよりも得られるものは大きいです。
セックスを断る
体の関係がある場合は今後、恋人関係にならない限りは一切断りましょう。
「あと1回だけ」「今日で最後」などという覚悟だとグダグダになってしまうので、「金輪際、恋人関係にならない限りはセックスをしない」と伝えてください。
「今更どうしたの?」と聞かれたら「限界だから」と答えましょう。
恋人同士でやるイベントに誘ってみる
相手の誕生日やバレンタイン、クリスマスなど、本命がいたら断られそうな日にデートに誘ってみましょう。
ただし、誘いに乗ってくれた場合でも「暇だから」という理由があるので舞い上がり過ぎは禁物です。
恋人同士でやるイベントに参加した暁にはその真意を聞いてみましょう。
依存し過ぎず、他の男性とも遊ぶ
他の男性にも目を向けてみましょう。曖昧な関係なのですから、浮気には当たりません。
曖昧な関係を続けている男性よりも魅力的で責任感のある男性に出会える可能性もあります。
曖昧な関係の男性に振り回され、不安を抱えている時こそ、視野を広く持つべきです。
男友達として付き合う
「友達以上、恋人未満」の関係であっても「どちらかといえば友達寄り…」な関係ならば割り切って友達として付き合っていくのもありです。
「恋愛相手は別で探す」と決めると心が楽になります。
ただし、一旦曖昧な関係になってしまった以上、「割り切ったつもり」であっても些細なきっかけで曖昧な関係に戻りやすいので注意してください。
友達に紹介したいと言ってみる
「あなたのこと、私の親友に紹介したいの」と言ってみましょう。
相手が「なんで?」と言ってきたら残念ながら本気度が低いです。
責任ある関係を結ぶのもやぶさかではないと考えている人ならば「これを機に」と考えます。
逆に相手があなたのことを友達に紹介したがらない場合も都合の良いままでいたいからです。
徐々に連絡を減らす
連絡を減らしてみたりそっけなくしてみたりしてみましょう。
自然消滅してしまったのならば、相手はあなたに対してそこまでの感情を持っていなかったということです。
曖昧な関係を続けても進展はなかったでしょう。
逆に相手が曖昧な関係でもあなたが傍にいてくれると安心しきっていたのならば、なにがしかの行動に出てくれます。
曖昧な関係を続ける男性心理
男性は何を考え、曖昧な関係を続けているのかについてまとめました。
多かれ少なかれ、男性特有のずるさや責任逃れが目立ちます。
今のままで満足している
恋人同士と定義をしない、縛られない今の関係が心地いいと感じています。
今の状態で満足しているので「付き合うのは面倒だな」という心理です。
会いたい時だけ会い、優しくしたいときだけ優しくし、甘えたいときだけ甘え、面倒な時は「だって恋人じゃないし」というスタンスを望んでいます。
結婚したくない
大人が「恋人同士」になれば「結婚」について意識しないわけにはいきません。
結婚を前提とするのか、結婚しないのならばその理由は何故かなどを相手の女性だけでなく、周囲からも言及されます。
将来を考えていなかったり結婚願望がなかったり、あるいはあなたとは結婚したくないと考えている場合、曖昧な関係にとどめることで結婚の話題を回避しようとしています。
付き合う程好きじゃない
嫌いではないし、一緒にいて楽しいけれど、交際相手にしたいほどの魅力を感じていない状態です。
男性側はもしかしたら、曖昧な関係とすら認識していないかもしれません。
女性側が愛想良く誘ってくれていて、断る理由がないから応じているだけです。
本命が別にいる
本命が別にいるけれど、本命とうまくいくか分からないからあなたをキープしています。
1番好きな人ではなくても、好意を寄せてくれる人が傍にいると満たされ安心するタイプです。
本命とうまくいっても、あなたとは曖昧な関係なので二股や浮気、乗り換えなどと非難されることはありません。
あなたとは「恋人ごっこ」を楽しみたいだけなのです。
都合のいい女として見ている
会いたい時に会えて、場合によってはセックスもさせてくれる都合のいい女として扱われています。
恋人のように盛大にイベントを祝ったり、愛情ある言葉をかけたりする必要もありません。
恋人ではないので「忙しいから」を理由に会わなくても責められず、自分の都合を優先できるので男性にとって、とても楽な関係です。
告白する勇気がない
いわゆる両片思いの状態です。
ただ、男性が臆病で慎重派のため「今の関係を壊してしまうこと」を極度に恐れています。
そのため、告白してギクシャクするよりは現状の曖昧な関係のままでいいと思ってしまい、進展しません。
すでに付き合っているつもりでいる
「今更、言葉にしなくても分かるだろ?」と、男性はすでに付き合っているつもりかもしれません。
確かに大人になると、改めて告白などをしないままカップルになるケースもあります。
とはいえ、ケジメはしっかりとつけたいものです。
「言葉にして欲しい」と伝えましょう。
曖昧な関係を続けるデメリット
曖昧な関係は気楽さがありますが、どこまでいっても「曖昧」で浮ついているのは不安もあります。
曖昧な関係を続けるデメリットについて、知っておきましょう。
新しい出会いがあっても動けない
恋人ではないのだから、本来新しい出会いに踏み込む自由を持っている筈なのですが、現実にはなかなか難しいです。
真面目な女性はとくに、曖昧な関係の男性がいると他の男性の誘いに乗れません。
もしいい出会いがあっても「彼がいるし(曖昧だけど)…」と、食事すら断ってしまいます。
結婚が遠のいてしまう
結婚、そして出産を望んでいるのならば曖昧な関係で時間を浪費している場合ではありません。
世の中には曖昧な関係など作らずに、すぐに交際、結婚まで決断できる男性も多くいます。
そして、そのような男性は若いうちにどんどんと結婚していきます。
曖昧な関係をズルズル続けた挙句、年齢を重ねてから結婚や出産に向けて頑張ろうとしてもなかなか上手くいきません。
恋人がいるかどうか答えられない
「恋人いる?」の質問にはっきりと答えることができません。
あなたのことを「いいな」と思ってくれる男性がいたとしても、はっきり答えられないせいで「既に恋人がいるのかな?」と思ってしまい、アプローチを諦められてしまいます。
誠実な交際をしたいと望んでいる男性は「恋人っぽい人はいるけれど、でも正式に恋人ってわけでは~」などと答える女性は「だらしがない」「信用できない」と判断してしまいます。
不安な気持ちのまま関係を続けないといけない
「彼は私のことをどう思っているんだろう」「来年、再来年はどうなっているんだろう」という先の見えない不安を常にかかえることになります。
また、付き合っているわけではないので相手としばらく連絡が取れない状態になったとしても何も言えません。
ドキドキはあっても安心感がない関係はやがて疲れてしまい、相手の一挙一動に振り回されたり疑ったりしてしまいます。
最終的に終わりが来ることが多い
曖昧な関係を長く維持すると本命になることはもちろん、すっぽり終わらせることも難しいです。
関係が長くなればなるほど変化を起こしにくくなり、最後は自然消滅やどちらかに本命ができたりする結末を迎えやすくなります。
「そのうちタイミングやきっかけがつかめれば」と思っているうちに「曖昧な関係」で関係性が固定され、緩やかに終わりに向かっていくものです。
曖昧な関係を長く続けてもあまりいいことはありません。
男性は曖昧な関係が楽で満足しているから続けているだけなので、理解のある振りをしてもズルズルと続けていても本命にはなれず、他の人との結婚や出会いも逃してしまいます。
はっきりとさせることでたとえ相手と恋人になれなかったとしても、次の行動に移れます。
悩んでいるくらいならば自分の手で未来を掴みましょう!