恋愛は幸せなはずなのに、不倫は辛いことが多いものです。しかし、辛い辛いと言っていても何も変わりません。
辛い理由を具体的に知り、対処法と気持ちを整理する方法を身につけ、この恋への向き合い方を考えましょう。
目次
不倫をしていて辛いのはなぜ?その理由5選
不倫は辛い恋ではありますが、具体的に何が辛いのかを整理してみましょう。
辛さの本当の原因が分かれば向き合い方が見えてきます。
不倫相手を好き過ぎて依存しているから
本当に不倫相手のことを好きすぎて執着が強過ぎる状態になっています。
対象がなんであれ「依存」とは辛いものです。
離されれば苦しいし、側にいてもいつか失うのではと怖くてたまりません。
不倫のように、依存する対象が既にほかの人のモノになっているならばなおさらでしょう。
「既婚者でもいい!」という謙虚な気持ちで始まった恋であっても、その状態ですら満たされない日々が続くのが不倫というものです。
手に入らないからこそ欲が出てきて、依存につながります。
我慢が多いから
不倫は一般的な恋に比べてとにかく我慢することが多いです。
会いたい時に会えないし、連絡したいときにもできません。
休日もクリスマスなどのイベント事も不倫相手は家族を選ぶので、我慢するのはいつも自分。
家計を自分で管理していない不倫相手だと、お金だってかけてもらえません。
お互いの都合が許すときに、世間の目を気にしながらコソコソと逢瀬を重ねるだけで満足することができなくなって辛くなります。
いつも二番手だから
口では「1番だよ」「愛してる」と言われても、実際には奥さんや子供の影が見え隠れします。
奥さんから電話があれば飛んで帰ってしまうし、子供の用事が優先。
家族のスケジュールと照らし合わせて、隙間にしか会うことができません。
隠されている存在で、コソコソ会っているのはいつも自分。
本当は優先して欲しくて堂々と会いたいのに、日の目を浴びない女になってしまっている、そんな状況に苦しんでいるのです。
将来が見えないから
普通のカップルならばこのまま付き合ったら結婚して、子どもを設けて、家を買って…など将来に夢を馳せることもできるでしょう。
しかし、不倫は不倫相手が離婚してくれないと、その先のことなど考えられません。
「今」は良くても、このままずるずると年を取っていいのかと考えると堪らなく苦しくなります。
不倫が長引けば長引くほど「このまま独身で家族も作れず、日陰者の身としての人生でいいのか」と考えることが増えていくでしょう。
誰にも相談することができないから
不倫は褒められた行為ではないので誰にも相談ができません。
家族にも友人にも隠す必要があり、「話してスッキリ!」ができません。
オープンにできない関係は苦しいものです。
ノロケですらなく、「彼と喧嘩した」「彼が気持ちを分かってくれない」といった悩み相談や不満ですら堂々と相談できる普通の恋愛をしている人が堪らなく羨ましく感じます。
辛い不倫の気持ちを軽くする方法
不倫の辛さを少しでも軽くする方法について紹介します。自分に合った方法を探してみてください。
不倫相手に期待しない
相手に色々と期待するからこそ、期待外れだった時に傷ついてしまいます。
ならば、初めから期待しないようにしましょう。
連絡が来たらラッキー、会えたらラッキーくらいのスタンスで恋を楽しむのです。
「〇〇して欲しい」という気持ちが強いならば不倫は向いていません。
見返りを期待せず、あなたのしたいことだけを不倫相手にしてあげましょう。
尽くすことをやめる
不倫相手の配偶者に勝ちたかったり、不倫相手に良く思われたかったりして尽くしてしまうことが多いのが不倫ですが、逆効果です。
「こんなに好きならばこれ以上何かしてあげなくても離れないだろう」と、高を括られてしまいます。
一方、あなたは「こんなに〇〇してあげたのに報われない!」と辛さが増してしまいます。
そして「愛されるためには、もっともっと尽くさなければ」という負のループにはまってしまうことも…。
ただでさえ不倫は我慢する場面が多いのですから、少し意識してわがままに振舞うくらいでちょうど良いと考えましょう。
冷静になって相手のことを考える
恋は判断力を奪いますが、1度冷静になって今の状態を見つめ直してみましょう。
不倫相手は自分のことを本当に大切に思ってくれていますか?
自分勝手な人ではありませんか?
あなたが様々なことを我慢して耐えるのに相応しい相手ですか?
我慢したり、耐えたりした方がいいのは「我慢するとそれ以上のメリットがある」時だけです。
不倫相手にその価値はあるか、今一度考えてみましょう。
不倫の期限を決める
このままでは良くないと分かっていてもすぐに不倫は辞められるものではありません。
「いつか辞めたい」と思っているのならば、期限を決めて準備期間を設けましょう。
ダラダラと長く不倫を続けて、自分の時間を犠牲にしてしまうようなことを防いでください。
期限を迎えたら結婚相談所に登録しよう、旅行に行こう、引っ越ししようなど、将来を楽しめる予定を組んでおくのがおすすめです。
思うがままに泣く
辛い時は泣いてもいいのです。
不倫だからと泣くことも我慢しては、ストレスがたまり余計に辛くなっていきます。
思いっきり泣くと気持ちが軽くなります。
感情を吐き出してスッキリしましょう。
時には思いっきり悲劇のヒロインになりきるのも悪くはありません。
一番の方法は辛い不倫を終わらせること
不倫は言いたいことを我慢してしまうことが多くあります。
しかし、どうしても辛いのならば「辛い」と伝えて別れるのも1つの道です。
別れた直後はとても苦しいかもしれませんが、それさえ乗り越えればもう2度と不倫にまつわる辛さを感じることはありません。
「好き」の感情よりも「辛さ」が大きくなってしまったのならば、「まだ好き」であっても終わらせることを考えましょう。
不倫相手は「自分だって辛い」「もう少しだけ待ってほしい」と言うかもしれません。
しかし、既婚者である不倫相手の辛さとあなたの辛さは違います。
あなたの辛さを分かってくれなかったり、あなたの辛さを今すぐ解消したりできないのならば、しょせんそこまで。
あなたがこれ以上辛い思いを続けるのに値しません。
不倫相手と別れて辛い時の対処法
不倫は続けるのも辛いものですが、終わった時も辛いものです。
そんなときにおすすめの対処法についてまとめました。
連絡先を消して一切絶つ
不倫が終わったのならばSNSを含め、連絡先を全て消したりブロックしたりして一切の連絡を絶ちましょう。
不倫を本気で終わらせるつもりがあるのならば、連絡先を残しておく理由などありません。
また、「不倫関係は精算するけれど、今後はいい友人として…」などは無理だと心得てください。
それができるならばそもそも不倫などしなかったし、不倫をしたとしても辛くはなかったはずです。
連絡を取り合っていると辛さが長引いたり、結局関係が復活してまた同じ苦しみを味わったりすることになります。
不倫相手とのコミュニケーション手段は全て断ってください。
それさえできればあとは時間が解決してくれます。
他に夢中になれることを見つける
今まで不倫相手に対して使っていた時間や、不倫相手のことを考えていた時間を、他の夢中になれることに使いましょう。
自分磨き、新しい趣味、遊びなどにチャレンジしてみてください。
別れた直後は「やりたいことなんて思い浮かばない」と思うかもしれませんが、少しでも興味を引くことがあればどんどん手を出してみましょう。
思いっきり自分が楽しめるものや新しい才能を発見すれば、いつの間にか不倫のことなんて忘れられます。
出会いの場に出向く
別れの辛さは新しい恋で埋めましょう。
婚活パーティや積極的に出会いの場に出向くのです。
不倫していた時には気付かなかった、魅力的な人に会えるかもしれません。
すぐに恋人ができなくても、様々な人からアプローチを受ければ自信を取り戻すことができます。
仕事を頑張る
仕事に没頭して、恋愛のことを考える時間を減らしましょう。
仕事は恋とは違い、頑張れば頑張るほど成果を出すことができて評価が得られます。
不倫は誰にも見せてはいけないものでしたし、見られてしまったらあなたの評価はガタ落ちです。
しかし、仕事を一所懸命取り組む姿は隠す必要がなく、周囲はいい印象を持ってくれます。
辛い不倫から解放された先にあるもの
不倫は1度足を踏み入れてしまったら続けるのもやめるのも辛いものです。
しかし、それは永遠に続くものではありません。不倫から抜け出した先にはきっといいことがあります。
気持ちが落ち着く
不倫から抜け出せば不安や心配事が減り、精神的に安定します。
不倫は、大きく心が揺れる恋愛です。
「いつかバレるかも」「このままでいいのかな」という思いはもうしなくていいのです。
安定した気持ちで、自分の人生を歩んでいくことができるようになるでしょう。
本当に幸せな恋愛ができる
辛い恋を知っているからこそ、次の恋愛を思いっきり楽しむことができます。
恋人を人に自慢をしたり、わがままを言ったり、隠す必要のない堂々としたデートができる幸せを誰よりも知っているのは、不倫経験者に他なりません。
「普通の恋愛」の素晴らしさを次は存分に楽しんでください。
自分の時間ができる
不倫している間は「向こうには家庭があるから」と何かと不倫相手に都合を合わせていたはずです。
しかし、もう不倫相手に都合を合わせる必要も待つ必要もありません。
いつ連絡が来ても大丈夫なように、いつ家に来ても大丈夫なようにと備える必要はなくなったのです。
自分の時間を好きなように使うことができます。
誰かの1番になれる
不倫の恋は決して相手の1番になれません。
会っている時は1番であっても、やがて相手は家庭へと帰って行ってしまいます。
しかし、次に独身の人と恋を始めたらあなたのことを1番に愛してくれるでしょう。
不倫の時には考えられなかった、将来についても考えられます。
誰にも遠慮する必要のない、恋を楽しんでください!
不倫の恋は辛いものです。
だからこそ、自分を大切にしてください。
好きだからこそ、不倫相手やその家族に迷惑をかけないようにと自分を抑え込んでしまう人が多いですが、本当にいたわるべきは自分です。
「不倫は辛くて当たり前」と思わず、気持ちを整理したり次のステップを考えたりしましょう。
自分を見失わなければいつかきっと抜け出せて、幸せを掴めます。