「うちは夫婦仲が悪い…」「夫をどうしたらいいの…?」と、悩んでしまいますよね。
そこで今回は、夫婦仲が悪い男性の特徴や夫婦仲が悪いときの解決方法についてまとめました。
最後まで読むと、ストレス発散や解決の糸口が掴めるでしょう。
目次
夫婦仲の悪さに悩む女性は多い
夫婦仲の悪さに悩んでいる女性は多く、Twitterなどの匿名SNSを探すと多くのつぶやきが出てきます。
デリケートな問題かつ旦那にバレるといけないため、周囲の人間に相談しにくいので匿名のツールに相談する女性が多いです。
コラムでも夫婦仲の改善方法を紹介する記事は多く、思っているよりも多くの夫婦がパートナーとの関係に悩んでいます。
簡単には切れず、これからも長く連れ添う関係だからこそ悩みは深くなりますよね。
夫婦仲を改善しようと既にあの手この手を尽くしている人もいるでしょう。それでもなお改善されないのであれば八方塞がりになってさらにどん底に落ちてしまいます。
夫婦仲が悪い原因は自分?それとも相手?
夫婦仲の悪さは、夫が原因であると考える女性が多いです。
最近は共働きの家庭も増えており、仕事と家事を両立する女性も多いでしょう。
また専業主婦でも、育児と家事を両立して疲弊している妻もいます。
その状況が夫に伝わらないゆえに、夫婦仲が悪化してしまう傾向があります。
報われない現状にストレスがたまる妻が多いです。
夫婦仲が悪い男性の特徴7個
次は仲が悪い夫婦の、男性側の特徴をご紹介します。
1.なかなか自宅に帰らない
なかなか夫が自宅に帰らないのは、夫婦仲が悪い証拠です。
家に夫がいるとき、あなたが「家に帰るのが嫌だな」と思うのも夫婦仲が悪い証拠と言えるでしょう。
その時は、夫も帰ってほしくないようにふるまうかもしれません。
一緒にいると喧嘩になるため、夫は家に帰りたくなくなる場合が多いです。
記念日も誕生日も祝わず、それぞれの時間を過ごしている夫婦もいるでしょう。
2.外では「仲が良い」ことをアピールする
夫婦仲が悪い場合、周囲にあえて「仲が良いアピール」をする夫もいます。
時には事実を誇張したり捏造して、家族でお出かけをしたり家事を手伝っているアピールをしたり、妻の自慢をしたりして、夫婦仲の悪さを隠す作戦です。
しかし、事実の捏造が妻にバレればそのことがきっかけとなり、もっと仲が悪くなる可能性があります。
3.金使いが荒い
仲が悪い夫婦の夫は、家庭のストレスをショッピングで解消する傾向があります。
自宅にやたらネットショッピングの商品が届くのであれば、それがストレス解消になっていると考えて良いでしょう。
またギャンブルを楽しんだり、高級な嗜好品を購入したり、ゴルフに頻繁に行ったりするのも夫婦仲が悪いサインと言えます。
4.家事・育児をしない
家事・育児をしない男性は、夫婦仲が悪い場合が多いです。
子どものことをすべて妻に任せて、自分は仕事や休日の趣味に没頭しているため妻の苦労が分かりません。
分かった気になっているケースも多く、妻とのすれ違いが頻繁に起こって喧嘩が絶えなくなるでしょう。
夫が家事・育児を実際に行わない限り、理解してもらうのは難しいです。
5.見た目に気を配らない
夫が自分の身だしなみに気を遣わなくなるのも、夫婦仲が悪いサインです。
人間は誰しも「よく見られたい」と思いますが、どうでも良くなってくると「身だしなみに気を遣わなく」なります。
不潔な夫を目の前にした妻は、嫌悪感が募ってしまうでしょう。
ただし「見た目に気を配らない」ことはうつ病の初期症状の可能性もあるため、他の行動も注意してみると良いでしょう。
6.妻と二人で出掛けない
夫婦仲が悪い場合、子どもと一緒の家族でのお出かけはしますが妻と二人きりのお出かけはしません。
子どもを保育園や実家に預けられるとしても、妻と二人だと気づまりになるため、避ける傾向があります。
子どもは両親の仲の悪さに気づくと、ストレスを感じることがあります。
たとえ夫婦仲が悪くても、子どもに気づかれないよう細心の注意を払いたいものです。
7.浮気・不倫している
仲が悪い夫婦の夫は、浮気・不倫しがちです。
妻に魅力を感じないため、その不満を他の女性で満たそうとするケースも多いです。
また身体の関係までは行かなくても、デートを繰り返すなど疑似的な恋愛に走る場合も。
キャバクラなどに通い、お金を浪費する危険性もあります。
夫婦仲が悪くなる原因ときっかけ
次は夫婦仲が悪くなる、原因ときっかけをご紹介します。
1.遠慮がなくなった
付き合いが長いと気を遣わなくなり、だんだんと喧嘩が多くなってきます。
付き合いが長くなれば長くなるほど、相手を「分かった気」になり態度もだんだん悪くなってくるのでしょう。
また人間の価値観は常に変わるものなのに、「夫はこういうもの」「夫はこういう人」と決めつけてしまうと相手にとってストレスになります。
ストレスが積み重なると、不仲につながります。
2.マンネリ
付き合いが長くなると、遊びやデートが固定化されマンネリになりがちです。
だんだん夫と過ごす時間も少なくなり、夫との会話も減ってしまうでしょう。
新しいことを2人で始める機会もなくなって、だんだんと相手が分からなくなってしまいます。
喧嘩が増え、仲が悪くなる原因になるでしょう。
3.スキンシップの減少
スキンシップの減少は、不仲につながります。
また夫がしたいスキンシップ量と、自分がしたいスキンシップ量が明らかに違うと、すれ違ってしまいます。
例えばスキンシップをたくさんしたい人はスキンシップが少ないと、「愛されてるのかな?」と不安になるでしょう。
逆にスキンシップをあまりしたくない人はスキンシップが多いと、「体目的なのかな?」「疲れたな」と思ってしまいます。
4.嫁姑・親戚問題
嫁姑問題は、結婚生活に大きな影響を与えます。
姑と性格が合わないとき、夫が姑側に回ると妻に「味方」がいなくなってしまうでしょう。
そのため姑と性格が合わない場合は、結婚生活に支障をきたす可能性が高いです。
自分を育ててくれた母親と、自分と家族を築いていこうとする妻には仲良くしてほしいのが夫の本音。
しかし上手くいかなければ、夫婦仲悪化の原因になります。
5.相手の浮気・不倫
どちらかが浮気・不倫した時点で、夫婦仲は悪くなります。
一緒にいた年数が大きければ大きいほど、相手の深い傷になるでしょう。
お互いの信頼関係が0になるため、前までのように仲良く振る舞うことが困難になります。
離婚の原因にもなりえるほどの大きな出来事なので、夫婦仲が悪化するのは目に見えるでしょう。
6.教育方針の違い
子どもがいる場合は、教育方針の違いでもめるケースがあります。
子どもが生まれるまでは順調に夫婦仲が進んでいても、子育てとなるとそれぞれの価値観が酷くぶつかることも。
例えば公立か私立かといった学校選びなども、もめる要素になります。
また「私は幼少期にこれをされて嫌だったからこうしたい」など、それぞれの幼少期時代の実体験も関わってきます。
自分の経験と相手の経験を抜きにして、今の時代に合ったフラットな視点で見ることが大切でしょう。
夫婦仲の悪さは子供に影響する
次は夫婦仲の悪さが、子どもにどのような影響を与えるのかをご紹介します。
1.感情表現が苦手になる
夫婦仲が悪いと、子どもは感情表現が苦手になる可能性があります。
例えば妻が子どもの前で夫の悪口をこっそり言い、夫が子どもの前で妻の悪口をこっそり言ってしまうと、子どもは双方に良い顔を見せるようになるでしょう。
また2対1の関係は心理学上では望ましくなく、妻と夫と子どもが、それぞれ仲良くなることが大切です。
2.自己肯定感が低くなる
夫婦仲が悪いのは「自分のせいだ」と思い込み、自己肯定感が低くなったり精神的に不安定になったりします。
夫婦仲が悪いのは自分のせいと思う子どもは、学校での友達とのいざこざも「自分のせい」と考えてしまうでしょう。
精神的に安定させたいのなら、子どもの前での振る舞いには注意しましょう。
3.問題行動が多くなる
夫婦仲が悪いと、子どもが本来くつろげるはずの「安全な家庭」は居心地の悪い場所となり、「他の繋がり」に意味を見いだすでしょう。
親の目を引いて自分が悪者になる事で夫婦仲を取り持とうとするケースもあり、子どもにとっても親にとっても非常に辛い状況です。
最初は校内でのいざこざで済むかもしれませんが、非行少年になる可能性も0ではありません。
専門家に相談しながら、家庭で直せる箇所があれば改善していきましょう。
4.結婚に対して消極的になる
結婚に良いイメージが持てないと、将来的に結婚をしない選択を取るでしょう。
不仲な親を見ながら幼少期を過ごしているため、「仲の良い夫婦」が本やドラマの中の話でしかありません。
身をもって体験していないため、実感が持てないのです。
現在は独身や結婚、友人とシェアハウスなど色々な選択肢がありますが、その選択肢を絞ってしまう可能性があることを視野に入れておきましょう。
今すぐ夫婦仲を改善する方法6つ
次は夫婦仲の改善におすすめできる行動を6つご紹介します。
1.感謝の気持ちを伝える
普段から感謝の言葉が減っていると思ったら、「ありがとう」の回数を増やしましょう。
最初は照れ臭いかもしれませんが、習慣にしてしまえば問題ありません。
相手から「なんだいきなり。気持ち悪いな」などと思わたり、実際に言われたりするかもしれませんが、めげずに言っていると夫も言ってくれるかも。
相手のモチベーションも上がりますし、簡単なので是非取り入れてみてください。
2.思い出の場所に行く
付き合いの長い夫婦なら、思い出の場所に足を運ぶのもおすすめです。
思い出の場所で仲が良かった頃の話をして、お互いの存在を再確認しましょう。
普段ろくに話をしていないのなら、最近の自分の感情の変化を話すのもおすすめです。
「前はこんなこといってたけど、歳を重ねてこう思うようになったんだ」と、まるで初対面の人に自己紹介をするかのように自分を打ち明けると、新鮮な気持ちになれるでしょう。
3.スキンシップに応じる
あなたがスキンシップを普段拒んでいるのであれば、夫からのスキンシップに応じましょう。
スキンシップに応じないことで不仲になったのであれば、あなたからスキンシップをするのもアリです。
夫から「昔はしなかったくせに」と言われるかもしれませんが、「こうして不仲になるのは嫌」「歳を重ねて良いと思うようになったの」など、素直に理由を伝えることが大切です。
4.お小遣いを上げる
あなたが家計を管理しているのであれば、夫のお小遣いを増やしてみましょう。
お小遣いの少なさが相手のストレスになっている可能性もあるので、相手の普段の発言を踏まえて調整することがおすすめです。
またずっと増やすのではなく、ボーナスとして増やすのも良いでしょう。
相手と話し合いをしながら、家計を見直してみてください。
5.プレゼントを贈る
高価でなくても良いので、相手にプレゼントを贈ってみましょう。
記念日や誕生日ではなくても、プレゼントは贈って良いものです。
相手が気になっている小物を贈ったり、普段の思いを伝えるために豪華なご飯を作ってみたりするのも良いですね。
値段がものを言うわけではなく、相手が欲しいと思っている物を贈ることやあなたの想いを伝えることが大切です。
6.親戚関係に気を配る
相手の親戚が集まるところに顔を出して、気を遣うのもおすすめです。
姑との関係は切っても切れない物なので、年に2回だけは会うなど夫と話し合いをして折り合いをつけましょう。
ただし「姑から意味もなく叱られる」「姑のことを考えると精神が狂いそう」など姑が本当に苦手な場合は、この方法を試さなくても大丈夫。
同居している場合は別居も視野にいれつつ、夫に相談して助けて貰えるよう話し合いをすることがおすすめです。
どうしても夫婦仲が改善しない場合は
夫婦仲が改善しない場合は、以下にご紹介する4つの手段を実行するのがおすすめです。
一度別居し、距離を取る
一度別居して、2人の仲を再確認しましょう。
「ほとぼりが冷めるまで」「お互いの大切さを再確認できるまで」など、期間を決めることがおすすめです。
気持ちを整理して、心を冷静にしてから今後の生活について考えましょう。
自分の親や兄弟に相談する
自分の味方である親や兄弟がいるのなら、相談をしてみましょう。
特に母親と仲が良いのであれば、母親に話すことがおすすめです。
姑問題を乗り越えてきた母親も多く、笑い話として色々なネタを提供してくれる場合もあります。
友人・知人に相談する
別居や離婚をした知人・友人から話を聞くのもおすすめです。
実際に別居・離婚をした仲間の経験談から、解決の糸口が掴めるケースもあります。
気持ちが楽になったり、今までとは違った考え方ができるようになるかもしれません。
離婚し、シングルになる
不仲が長期化しており、別居で居心地の良さを感じたのなら離婚も視野に入れましょう。
シングルマザーとして、自分の力でお金を稼ぎ社会福祉の力も借りながら生活することは可能です。
ただし、離婚は最後の手段になりますので冷静に判断しましょう。
夫婦仲は一緒に改善できる!円満家庭を目指そう
夫婦仲が悪い夫の特徴などについてご紹介してきました。
夫婦仲が悪くても、改善する方法は数多くあることが分かりましたね。
余談ですが、心理学に「問題に関する話し合いは問題を生み、解決に関する話し合いは解決を生む」という考えがあります。
原因ばかりに目を向けず、解決方法や未来に目を向けて話し合いをすると意外と上手にいくかもしれません。