誰かと同じ人を好きになってしまったり2人の人から同時に求愛されたり…そんな恋愛の形の中でもとくに複雑になりやすい三角関係の解決方法を紹介します!
悩みを整理し、後悔しない選択をしましょう。
目次
三角関係とはどんな状況?
三角関係は2種類あります。あなたはどちらの状況ですか?
他の人と同じ人を好きになるパターン
自分が好きな人のことを他の近しい人(友人・同僚・仲間・姉妹など)も好きになるパターンです。
全くの他人ならば勝負あるのみですが、恋のライバルとの間にも友情や親愛がある場合はそんな簡単な話にはなりません。
友情と恋愛を天秤にかけることになり、苦しい選択をせまられます。
同時に2人の人から好きになられるパターン
いわゆる自分がモテている状態を指します。
2人のベクトルが自分に向かい、板挟みです。
1人を選んでしまったらもう片方を傷つけてしまう、もしくはどちらも選べない悩みを抱えます。
他の人と同じ人を好きになった場合の悩み
他の人と同じ人を好きになってしまった場合の悩みについて詳しくみていきましょう。
同じ人を好きになったことを打ち明けるべきかどうか
恋のライバルに自分と好きな人が被っていることを打ち明けるべきか悩みます。
打ち明けることでライバルとの関係がギクシャクしてしまうかもしれません。
しかし、黙ったままだとライバルに恋愛成就の協力をお願いされる展開もあり得ます。
また、あなたの恋が成就してしまった場合、ライバルからは「裏切られた」と思われるかもしれません。
友人関係に亀裂が入りそう
友人と同じ人を好きになった場合、たとえどちらかがうまくいったとしても、2人の友情に亀裂が入る可能性があります。
「お互い、正々堂々頑張りましょう。恨みっこなしよ」と誓い合っていたとしても、実際にはそう簡単に割り切れるものではありません。
内緒で会うことに後ろめたさを感じる
知人と同じ人を好きになった場合、知人に内緒で好きな人と会うとコソコソしているようで、後ろめたいです。
悪いことをしているわけではないのに、なんだかアンフェアなことをしている卑怯者のような気がしてしまいます。
せっかくの好きな人との時間も楽しめません。
友人の彼氏に好意を持たれ対応に困る
友人の彼氏を「素敵な人だな」とひそかに慕っていたら友人と彼氏の仲が微妙になり、さらに友人彼氏からの好意を感じた場合、対応に困ります。
元々「いいな」と感じていた人からのアプローチが嬉しくないわけではないですが、友人のことを思えば素直に喜べません。
友人の気持ちを思うとアプローチを受けるのはためらいます。
もちろん、友人に相談などできません。
友情と恋の葛藤が苦しいです。
他の人と同じ人を好きになった場合に確認すべきこと
他の人と同じ人を好きになってしまったらまず、気持ちの大きさの確認が大切です。
自分の気持ちの大きさ
相手の気持ちを尊重して諦められるぐらいならば、諦めた方が良いです。
たとえあなたの恋が成就したとしても、ライバルへの罪悪感に悩まされます。
「自分の気持ちよりも平穏が大切!」と思うのならば自分の恋心はなかったことにしましょう。
「諦めるなんて無理!」と思うのならば覚悟を決めてください。
同じ人を好きになった人の気持ちの大きさ
同じ人を好きになった相手の気持ちが小さいようならば、自分の気持ちの大きさを伝えれば諦めてもらえる可能性があります。
「〇〇君のこと、好きなんだ」とあなたに言っていたとしてもそれは「先輩として尊敬できる」「ちょっとキュンとする、目の保養」程度かもしれません。
誰かと競ってまで手に入れたいとは考えていない可能性もあります。
どういう意味でどれくらい好きなのかを聞いてみましょう。
他の人と同じ人を好きになった場合の解決策
他の人と同じ人を好きになった場合の選択肢をまとめました。
自分の選んだ道でベストを尽くすのが悩みからの解放に繋がります。
自分が好きな人を諦める
自分の恋心を諦められれば、1番問題はスムーズに解決します。
新しい趣味を始めたり出会い探しをしたりして気持ちを切り替えましょう。
その気になれば出会いの機会はたくさんあります。
わざわざ同じコミュニティーで知人と争う必要はありません。
他の人に好きな人を諦めてもらう
恋のライバルと腹を割って話し合う場を設け、諦めてもらうことを打診します。
とはいえ、これはなかなか難しく、わだかまりを残すかもしれません。
また、ライバルが降りてくれたとしても、好きな人があなたの愛を受け入れてくれるかは別問題です。
好きな人にどちらが好きかはっきりしてもらう
2人が好きなことをしっかりと伝えたうえで、相手の気持ちを明確にしてもらいます。
今すぐ白黒はっきりさせたい人におすすめです。
ただし、この方法は恋のライバルの同意が欠かせません。
また、3人の関係がギクシャクしてしまうリスクがあります。
さらに、好きな人が「どちらとも交際の意思はない」と答える可能性も考慮したうえで実行しましょう。
他の人と同じ人を好きになった場合の注意点
他の人と同じ人を好きになった場合の注意点を紹介します。
悲劇のヒロインに酔って大切なことを見落としてはいけません。
自分の気持ちばかり優先しない
好きな人を想う気持ちはライバルも同じです。
自分の気持ちばかり優先し、他の人をむやみに傷つけるような行為はいけません。
人を押しのけてまで好きな人と2人になろうとしたり、自分を良く見せるために誰かを下げたりするような行為はやがて自分に返ってきます。
周囲と調和のとれた行動を心がけてください。
うまくいかなかった場合相手を恨んではいけない
残念ながら、自分が選ばれない場合もあるでしょう。
そのようなときに「自分を選ばないなんてセンスが悪い」などと恨んではいけません。
恋は人間としての優劣よりも縁の要素が大きいです。
失恋した場合は逆恨みを募らせず、気持ちの切り替えを心がけましょう。
2人に同時に好きになられた場合の悩み
2人から同時に好意を寄せられた場合も悩みは尽きません。
男同士の友情を壊しかねない
どちらか片方を選ぶことでもう片方には悲しい思いをさせることになります。
あなたを好きな2人が友人同士である場合、あなたの選択によって友情にヒビが入るかもしれません。
自分が原因だと思うと、とても心が痛みます。
フラットに接するのが難しい
どちらか一方に会うとそちらばかりを優先していると思われ、もう片方に申し訳ない気持ちが出てしまいます。
また頻繁に会っている方には期待させてしまう可能性もあります。
2人の好意を知った上で平等に接するのは簡単ではありません。
ちょっとした日常の会話だけでも必要以上に気を使ってしまいます。
軽い女だと思われる
周囲の人に2人の男性から好意を持たれ、答えを出していない状態を続けているのがバレてしまうと軽い女だと思われかねません。
八方美人、優柔不断、男2人を手玉に取っているなど、悪い印象を持たれる可能性があります。
好意を持ってくれている2人への対応だけでも大変なうえに、さらに周囲の人にどう思われているかも気にする日々は心が休まりません。
2人に同時に好きになられた場合に確認すべきこと
2人から同時に好意を向けられた場合、まずすべきは現状把握です。
自分の気持ち
2人の人から好意を向けられたからといって、あなたの持つ選択肢は「どちらかを選ぶ」という2択ではありません。
他の人を好きになる、あるいは今は誰も好きにならないという道もあります。
単純に2人を天秤にかけるのではなく、広い視野を持って自分の気持ちと向き合ってください。
2人の関係性
好意を寄せてくれる2人の男性が同じコミュニティー(職場やサークルなど)に属しているのならば、ある程度関係が崩れないように配慮する必要があります。
大っぴらにイチャイチャしたり煽ったりするのは避け、表面上は平等に振舞うように心がけましょう。
しかし、特に2人に接点がないのならば自分の気持ちを最優先で決断しても問題はありません。
2人同時に好きになられた場合の解決策
2人から同時に好きになられてしまった場合、以下のようにして解決を図りましょう。
自分に好きな方に想いを伝える
好きな人に愛を伝える……恋愛の基本です。
どちらか一方が好きならば、相手に想いを伝えて付き合いましょう。
選ばれなかった方の男性にとっても、いつまでも気を持たせられるよりもありがたいです。
同じコミュニティーに属している場合、周囲からの目も含め、多少の気まずさはあるかもしれませんが「人の噂も75日」という言葉もあります。
節度を守りつつ堂々と振舞っていればやがて気にならなくなります。
両方に断りを入れる
どちらも好きではない場合、両者にしっかりと「お断り」と意思表示しましょう。
どちらとも付き合う気がないのにずっとあやふやな態度をとっていると男性側は「振り回された」「弄ばれた」と感じます。
周囲からは「性格が悪い」と思われるでしょう。
はっきりと告白されていない場合は雑談の機会を使って「地元に好きな人いるんだよね」などのセリフで「あなたは恋愛対象外」と暗に伝えるのがおすすめです。
2人同時に好きになられた場合の注意点
2人から同時に好意を寄せられた場合、特に気を付けるべきことを紹介します。
中途半端な態度を取らない
中途半端な態度は誰のメリットにもなりません。
「私、モテてる?気分がいい!」あるいは「私のことを好きになってくれた人を傷付けたくない」などという気持ちが湧くかもしれません。
しかし、中途半端な態度を長引かせれば長引かせるほどあなたの評価は落ちるでしょう。
「どちらにも同じように接しなければ」というプレッシャーもどんどん大きくなります。
他の選択肢を検討する
2人から同時に好意を持たれるとその中で恋愛相手を決めようとする気持ちになりやすいですが、本当に相性が良く、あなたが好きになる相手は違う人かもしれません。
「2人以外の別の人」という選択肢も含め、どのような回答をすべきか検討しましょう。
現時点で「AさんとBさん、どちらかなんて選べない!」と感じているのならば、あなたはどちらもそれほど好きではありません。
別の出会いを探してみるのはいかがでしょうか?
三角関係に困りどうするべきか迷った時の対処法
三角関係が辛くなってしまった場合の対処法について紹介します。
視野を広く持つことを心がけてください。
友人に相談する
「恋は直感が大切」とはいいますが、第三者の冷静な意見は意外と参考になるものです。
友人に今の状況を相談してみましょう。
話すことで自分の気持ちや抱えている問題が整理されます。
冷静な第三者の視点だからこそ「そういう考えもあるのか」と気づかされることもあるでしょう。
時間をかけてゆっくり決断する
他の人が絡んでくると焦って冷静に判断できなくなるタイプの人もいます。
そのような人は1人で問題点や迷っていることを書き出してみるのがおすすめです。
焦らず、ゆっくりとどうするべきかを考えると、適切な決断ができるようになります。
人から「B君よりA君にしたほうがいいよ」と言われ、「そんなものかな?」と思いながら流されるといい結果にはなりません。
たとえ、A君との交際に大きな問題を感じていなくても「他の道もあったのではないか、B君と気まずくならない方法もあったのではないか」と考えるようになってしまいます。
しかし、自分自身で考え抜いて出した決断ならば後悔はしないものです。
ただし、ゆっくりし過ぎていると恋のライバルが先に行動を起こしたり、あなたの好きな人の心が変わったりすることもあります。
三角関係は心の整理が大切
知人と同じ人を好きになってしまう三角関係、2人から同時に惚れられてしまう三角関係、どちらもとても悩ましい状況です。
しかし、「困った困った」と言っているだけでは何も解決しません。
相手の気持ちと自分の気持ちの両方と冷静に向き合い、どうするべきかを考えましょう。