「格差婚って離婚しやすいの?」「格差婚を成功させたい」と思っても、どうしたら良いのかわかりませんよね。
そこで今回は、格差婚のパターンや格差婚を成功させる方法についてまとめました!
格差婚の中でも、女性が「上」の場合について詳しくまとめています。
最後まで読むと、格差婚の夫婦生活のアレコレがわかるでしょう。
目次
格差婚とは?意味やパターンを解説
「格差婚」とは、収入・年齢・社会的地位・知名度などの面で格差がある結婚を指します。
学歴なども該当し、どれかひとつでも大きな差があれば格差婚と言えるでしょう。
玉の輿も、格差婚のひとつです。
1.女性の収入が多い【収入格差】
最初にご紹介するのは、女性の収入が多い格差婚のパターンです。
収入が違うと生活レベルが変わるため、大きく収入に差があると結婚生活に影響が出る可能性があります。
例えば女性の方がたくさんお金を稼いでいる場合、男性はプライドが傷つき女性に理不尽に八つ当たりしてしまうことも。
また支払いの場面など、普段の生活でももめる要素になるでしょう。
2.女性の方が有名【知名度格差】
女性が医師や弁護士の国家資格を持っていたり、人気芸能人だったりするパターンが知名度格差です。
女性の方が社会的地位を持っており、男性が肩身の狭い思いをする可能性があります。
また女性が人気芸能人だった場合は、出かけるのにも一苦労でしょう。
仕事の忙しさや人目を気にして、思うようにデートができません。
すれ違う要因も多い格差婚と言えるでしょう。
3.女性の方が学歴が高い【学歴格差】
女性の方が学歴が高く、男性の方が学歴の低いパターンの格差婚です。
基本的には女性が大卒で男性が高卒のパターンが多く、知識量の違いが夫婦の話し合いに影響する場合も。
話し合いで学歴が引き合いに出されると、喧嘩に発展しやすくなります。
知名度格差とも似ており、女性がハーバード大学卒で男性が地方の私立大学院卒のケースなども該当します。
4.女性の容姿が良い【容姿格差】
女性が美人で男性が野獣のような、いわゆる美女と野獣カップルも格差婚のひとつです。
第三者から見てもよく分かる格差のため、男性の方が負い目を感じてしまうケースが多いでしょう。
「どうしてあの美人がこの男と付き合っているんだろう」と第三者が思っていると思い込み、男性のメンタルがやられてしまいます。
また女性がパパ活をしていると思われるケースもあり、第三者からの視線が気になってしまうのが特徴です。
5.女性の方が年上【年齢格差】
女性の方が年上の年齢格差婚は、男性を子どものように扱ってしまうケースがあります。
女性の方が多くの経験を積んでいるため、男性の保護者的な立ち位置になってしまうでしょう。
男性が女性に見合う男になろうと頑張るなど、少しだけ不便を感じる場合も。
また歳を重ねると、「男性が若い女の子と浮気しないか」を気にして女性がストレスを抱えるケースもあります。
相手との信頼関係が試される格差婚と言えるでしょう。
6.女性の実家がお金持ち【資産格差】
当人同士の収入に格差はなくても、女性の実家が裕福な場合は資産格差と言えます。
いわゆる「逆たま(=逆玉の輿)」といわれるパターンですね。実家が由緒正しい家柄などの場合、男性との結婚に反対される可能性もあるでしょう。
また多くの資産を持っている場合は、夫側の家族が気を遣ってしまいストレスになるケースもあります。
女性の家族が男性の家族に対して偏見を持っていた場合は、家族同士の顔合わせが上手くいかず、失敗する可能性もあります。
「格差婚はうまくいかない」はホント?
一説によると、格差婚の離婚率は10年以内で9割程度と言われています。
付き合っている当初は気にならなかった価値観が、結婚生活であらわになってしまうのでしょう。
子どもの教育や金銭感覚が合わず、離婚を選択する可能性が高まります。
「格差婚はうまくいかない」理由5つ
何故格差婚がうまくいかないのか、理由を5つご紹介します。
1.勝手なイメージを持たれる
周囲から勝手なイメージを持たれレッテルを貼られた場合、夫婦生活が円満にいきません。
芸能人コンビが「〇〇じゃない方」と呼ばれるように、周りから「学歴が低い方」など偏見の目で見られてしまいます。
当人同士が格差について何も思っていなくても、周りがレッテルを貼ることで格差が心のどこかで気になってしまうでしょう。
格差が原因の喧嘩でなくても、なんらかの拍子に「これだから低学歴は」など格差を理由にし始めると一気に離婚に繋がります。
2.親・親族に心よく思われない
「格差婚」だと、家族から認められない場合があります。
例えば女性側の家族が裕福だったり、女性の収入の方が高かったりすると、「娘を任せられない」と結婚に反対されることもあるでしょう。
親からよく思われないため、当人同士の話し合いもこじれがちです。
また無理に押し切って結婚しても、親の反対は続くため結婚生活に疲弊する可能性もあります。
相手の親から認められない場合は、離婚に繋がりやすくなります。
3.男性を下に見がち
女性の方が思慮深いと、男性に対してストレスを抱えてしまいます。
女性が論理的に説明できたと思っても、男性の思考が追いつかなければ1度で理解できません。
分かりやすいように説明しても、理解力の差はすぐには埋められません。
結婚後は話し合う機会が多いため、毎度喧嘩する羽目になります。
話し合いが円滑に行えないことも、離婚原因のひとつと言えるでしょう。
4.価値観の違いが生まれやすい
金銭感覚や食生活など、生活のあらゆる面でお互いが違和感を覚えます。
金銭感覚のズレは大きなストレスになりますし、特に子どもの教育費に関する意見の食い違いには耐えがたいものがあるでしょう。
カップルの時はあまり気にならないと思いますが、結婚後に大きな問題になり得ます。
結婚前から同棲をしたり子どもの教育について話し合ったりして、お互いの認識を擦り合わせ確認していくことが大切です。
5.子供の教育方針が合わない
育った環境が違うと、育児の方向性が全く違います。
「私立に通わせて良い教育を受けさせたい」「公立に通わせてごく一般的な感覚で学ばせたい」など、親によって考え方はさまざまです。
またこのような考え方は、自分が育ってきた環境や親の教育方針も関わってくるでしょう。
幼い頃からの経験が大きく影響する価値観のため、変えることが難しいです。
子どもの教育の方向性も、離婚問題に大きく関わってきます。
「格差婚」で有名な人気芸能人ランキング
次は格差婚で有名な、人気芸能人をご紹介します。
1.藤原紀香×陣内友則
お笑いタレント・陣内智則と、人気女優・藤原紀香は2007年に電撃結婚を果たしました。
2006年にドラマ共演で意気投合し結婚をしましたが、陣内智則の浮気が原因で2009年に離婚をしています。
離婚が成立したのは2009年ですが、実際は2008年から家庭が上手くいっていなかったようです。
容姿や年齢、見込み収入などにおける典型的な格差婚でしたが、わずか2年で離婚に至っています。
2.蒼井優×山里亮太(南海キャンディーズ)
美人女優・蒼井優と、お笑いタレント・山里亮太も格差婚です。
南海キャンディーズのしずちゃんがキューピットになり、2人を繋げたのだとか。
いわゆる「美女と野獣」カップルの例と言え、2人が結婚すると聞いた時は誰もが驚いたでしょう。
あまりの衝撃に、ネットではすぐ離婚するなどの発言が多発したほどです。
しかし2019年6月に結婚後、順風満帆な夫婦生活を営んでいるようです。
これからどうなるかは分かりませんが、格差婚でも離婚しない夫婦になって欲しいですね。
3.広末涼子×キャンドルジュン
人気女優・広末涼子とキャンドルアーティスト・キャンドルジュンも、格差婚と言えるでしょう。
広末涼子は国民的な大女優で収入も安定していますが、お相手の「キャンドルジュン」について詳しく知っていた方は少ないのではないでしょうか。
そのため、「収入面」や「知名度」で格差婚ではと囁かれています。
2人は2010年に入籍し、結婚から10年以上経過していますが、離婚の心配はなようです。
キャンドルジュンはイクメンなんだそう。
収入格差があっても、問題なく夫婦生活を営めているカップルです。
「格差婚」でも結婚生活が上手くいく方法5つ
次は格差婚でも結婚生活が上手にいく方法を、3つご紹介します。
1.ギャップを楽しむ
格差婚でなくてもギャップはあるので、そのギャップを楽しめるようにしましょう。
ギャップを感じたときに、それを全て「格差」のせいにすると疲れてしまいます。
普通の夫婦でも、たくさんの違和感やギャップを乗り越えているでしょう。
相手とあなたは全く別の人間なので、ギャップがあって当たり前です。
相手の新しい価値観をいかに柔軟に受け入れるか、楽しんで受け入れられるかがカギになるでしょう。
2.変わる努力をする
どんな結婚においても、相手に合わせることは重要です。
友達関係でも自分を少し演じて接したり、相手の価値観に合わせて行動したりすることが多いでしょう。
夫婦生活は「気兼ねない関係」が理想のため、ついつい相手に多くを要求してしまいます。
「相手のレベルが低い」と相手を見下したり、相手にばかり求めているとお互いにストレスになり離婚が近づくでしょう。
3.男性を「育てる」
男性のレベルを上げると、結婚生活も上手くいくでしょう。
女性の方が思慮深かったり、思考力に長けていたりすると、男性に対してイライラしてしまいます。
そのイライラを無くすために、男性のレベルを上げていきましょう。
しかし面と向かって「レベルが低いので学んでくれ」と言っても、夫婦関係がこじれるだけです。
子育ての予行演習をするつもりで、うまく誘導したり励ましたりして、理想の男性・夫になってもらえるよう努めましょう。
4.共通の目標や趣味を持つ
共通の趣味を持って、チーム感を育てましょう。
格差がお互いの心の中にあると、相手VS自分というような、敵対意識を持ってしまいます。
そうならないように、お互いがお互いの足りないところを補えるような趣味を持つことがおすすめです。
スポーツ・占い・アウトドア・教育費貯金など、お互い目標を持って取り組んでみましょう。
適度な話し合いを踏まえ、信頼関係を築いてみてくださいね。
5.気にしない
格差婚を気にしないことが、夫婦関係がうまくいく秘訣です。
そもそも格差を気にしていないほうが、ストレスなくまた自分たちらしく過ごせるでしょう。
他人から言われてなんとなく気にし始めてしまうと、今まで通りの生活ができなくなります。
相手に尊敬の念をもって、自分らしく相手と関わっていけると結婚生活も上手くいくでしょう。
また価値観に相違があっても、格差を指摘することはタブーです。
相手を一個人として、受け入れていきましょう。
「格差婚」に悩んだ場合の相談先3つ
最後は格差婚に悩んだ時の、相談先を3つご紹介します。
1.カウンセラー
格差に関する悩みは、カウンセラーに相談することがおすすめです。
臨床心理士や公認心理士の国家資格を有しているカウンセラーに、じっくりと相談してみましょう。
またアメリカなどではカップルカウンセリングも普及しています。夫婦揃ってカウンセリングに行くことで、新たな発見にもなるかもしれません。
個人情報が漏れる心配もなく、安心して相談ができるでしょう。
合うカウンセラーを見つけるため、数か所回ってみることがおすすめです。
2.友人・知人
信頼できる友人に、思い切って格差婚について相談してみましょう。
あなたのことを第一に考えてくれる友人であれば、個人情報や相談内容が漏洩する心配もありません。
また興味本位ではなく、あなたがどうすれば良い将来を築けるのか親身になって考えてくれるでしょう。
デリケートな問題も、比較的安心して相談できるはずです。
軽くお酒の力を借りても良いので、相談してみるのが良いでしょう。
3.親
人生経験が豊富な親に相談してみると、思いもよらない返答が返ってくるかもしれません。
親の世代は今よりも格差を気にする風潮があり、「駆け落ち同然」だった夫婦も多いでしょう。
実体験をもとにした、説得力あるアドバイスがもらえる可能性があります。
格差婚を考えるための一つの参考材料として、勇気を出して聞いてみましょう。
「格差」は気にしないのが一番!上手に「格差」を楽しんで
格差婚についてご紹介してきました。
格差は気にせず、自分たちらしさを追求することが大事です。
格差や価値観の相違は多かれ少なかれどのカップルにもあり、ほとんどのカップルが感覚をすり合わせて過ごしています。
その「調整期間」こそが、誰かと一緒に過ごすことの醍醐味ではないでしょうか?
本当に大切にしたい相手と、格差を気にせず過ごしてくださいね。