「既読スルーされたけど、連絡してもいいの?」「相手がどう思っているのか分からない」と、既読スルーをされると悩んでしまいますよね。
そこで今回は、既読スルーをする心理と対処法について具体的な例を出しながらまとめました。
最後まで読むと、既読スルーの対応の仕方と気持ちの持ち方が分かるでしょう。
目次
既読スルーとは?
最初は既読スルーの意味や、未読スルーとの違いについてご紹介します。
「既読スルー」になる期間
既読スルーとは、既読状態になっているのに一定期間返信が来ていない状態を指します。
既読マークがついてから数分であれば、返信をしようとしている時間と考えられるので既読スルーとは言いません。
そのため十分に時間があるはずなのに、返信がない状態が1日~数週間以上続いたら、既読スルーといえるでしょう。
ただ、既読をつけて返信するのを忘れていたという場合も大いに考えられます。
「未読スルー」と「既読スルー」の違い
既読マークが付いていて返信がない「既読スルー」に対し、「未読スルー」とは、既読マークが付かないまま1日~数週間以上返信がない状態を指します。
相手があなたのメッセージを開けていないまま放置している状態で、あなたからの返信を面倒臭いと思っている場合が多いです。
明らかに返信する時間があるにも関わらず、既読すらつかないままであれば未読スルーを疑いましょう。
また、 ブロックされている可能性も高く、連絡を取りたくない状態かもしれません。
その点、既読スルーは少なくともブロックはされていないので、未読スルーより深刻な状況ではありません。
既読スルーされた経験がある人は多い
既読スルーの経験者や実際に既読スルーをする人は男女ともに多いため、必要以上に落ち込む必要はありません。
「仕事が忙しくて返信できない」「既読をつけてそのまま忘れた」など、日々を忙しく過ごしている人にとっては日常茶飯事。
必要以上に落ち込んで連絡を怖がってしまうと、繋がる縁も繋がりません。
相手の性格や今までのLINEの状況を総合的に考えて、「なんの既読スルーなのか」を考えましょう。
既読スルーをする心理と理由10選
次は既読スルーをする心理や理由を、10個ご紹介します。
1.忙しくて返信をするのを忘れている
忙しく働くビジネスマンなどは、休憩時間が十分に取れないため返信を忘れてしまいます。
LINEが気になって既読をつけますが、緊急ではないかぎり返信をしません。
既読をつけてしまうと通知マークも消えるので、そのまま埋もれてしまう場合も多々あるのが現実です。
後で返信しようと思っていても、仕事に忙殺されて返信を数日間忘れてしまいます。
気づいた時に謝罪と共に返信が来るケースが多いでしょう。
2.連絡を返せない状況にいる
仕事中や電波の有無などで、LINEが返信できない状態にある場合もあります。
例えば山道を通っているときにLINEを受信しチェックし、そのまま電波がなくなってしまえば返信ができません。
もしくは病院に入院・お見舞い中であったり、熟睡中・友達と遊んでいる最中・会議中なども返信ができないでしょう。
数時間~12時間程度で返信がくる場合が多く、理由をつけて謝罪をしてくれる場合が多いです。
3.既読をつけたことに気付いていない
既読をつけずにメッセージを読んだと思われている場合は、既読スルーになってしまいます。
既読をつけずに通知欄や3Dタッチでメッセージを読んだと勘違いしており、そのまま返信せずに放置をしてしまっている状態です。
また誤タップでメッセージを開いてしまう場合もあり、その場合はなかなかメッセージに気づけないでしょう。
既読をつけた時点でLINEの通知マークは消えてしまうので、気づくまでに時間がかかる場合が多々あります。
4.返信する内容を考えている
あなたに対する返信を長考している場合、意図せず既読スルーになるケースがあります。
あなたに対する返信を丁寧にしたいと思うあまり、何時間も頭を悩ませてしまう場合もあるでしょう。
また寝る前に返信を考えている場合は、そのまま寝落ちしてしまい次の日になってしまうケースも。
あなたを大切に思っている・あなたからのLINEが返しにくいのどちらかの場合が多いので、送ったメッセージを改めて確認することをおすすめします。
5.返信が不要だと思っている
あなたからのメッセージで話が完結したと思っており、返信をわざとしていない場合もあります。
最後のメッセージがスタンプだったり、「うん」「了解」「ありがとうございました!」など質問系ではなかったりするのであれば、わざと返信していない可能性が高まります。
返信が不要だと思っているため、何ヶ月待っても返信は来ないでしょう。
新しい話題を考え、送信する必要があります。
6.返信内容に困っている
あなたのメッセージが返答に困る物であり、考えているうちに意図せず既読スルーになってしまっているケースもあります。
酷い場合は、返答に困るメッセージを見て頭を悩ませているうちに、「返信しなくてもいいか」と結論づける事例も。
自分自身のLINEが相手を悩ませていないかを、きちんと確認する必要があります。
わかりにくい文章であれば、より分かりやすい文章にして送り直しましょう。
7.怒っていて返信したくない
相手が怒っており、わざと返信していない場合もあります。
あなたのメッセージ内容やメッセージの頻度・現実世界での行いなどに怒っており、LINEを既読スルーしているのでしょう。
心当たりがない場合は、共通の友達などにも探りを入れることがおすすめです。
あなたに対してLINE上で怒った場合は、既読スルーの直前から態度が冷たくなっている場合も多々あります。
まずはLINEを確認してみましょう。
8.あなたと連絡を続ける気がなくなった
あなたと連絡を続けるのをやめたいと思っている場合も、既読スルーをします。
「既読スルー=あなたと話したくない」との意味もあり、あなたから連絡して相手からの既読スルーで毎回会話が終わるのであればこの可能性が高いです。
連絡を取ることを面倒臭いと思っていたり、飽きたと思っていたりします。
そもそも返信する気がないため、あなたから連絡がない限りずっとスルーをし続けるでしょう。
9.恋愛の駆け引きでわざとスルーしている
恋愛の駆け引きをしようと、わざと既読スルーをしているケースもあります。
大人の男女の恋愛では、「LINEの駆け引き」がマスト。
わざと既読スルーをして「あなたに興味はありませんよ」とアピールしている男女もいるのが現状です。
実際はあなたのことが好きなので、話題が途切れないよう必ず返信が来ます。
あなたから男性をキュンとさせるような連絡をすると高確率で返信が来るので、分かりやすい心理ともいえるでしょう。
10.そもそもLINEでのやり取りが苦手
そもそもLINEでのメッセージのやり取りが苦手な場合は、既読スルーをしてしまいます。
相手との意思疎通が上手くはかれないため、LINEでは必要最低限のやり取りしかしません。
スタンプラリーは続きませんし、意味のない会話は避けられてしまいます。
現実世界では全く避けられないのに、LINEだけそっけない態度の人はこのケースの場合が多いです。
現実世界と比較すると、このタイプかどうかを見分けられます。
既読無視されやすいLINEの特徴
次は既読無視されやすい、LINEの特徴をご紹介します。
スタンプだけのLINE
スタンプだけのLINEは、相手に会話終了だと思われる可能性が高いです。
特に忙しいビジネスマン・LINEのやり取りが苦手な人は、会話終了の合図だと思いやすいでしょう。
LINEで他愛のない世間話をしない人へのLINEスタンプは、会話終了の合図と同義です。
またあなたとのLINEを終わらせたいと思っている人にとっては、丁度良いメッセージでしょう。
日記のようなLINE
日記のような自己完結型のLINEは、返信に迷ってしまうため既読スルーになりやすいです。
「〇〇を食べた」「ゲームをしてたよ」「仕事終わった」など、SNSや日記に記載するような自己完結型のLINEはやめるようにしましょう。
LINEは相手の表情が見えないのもあり、返答に迷ってしまいます。
現実であれば表情が見えるため話題も続きますが、LINEではなかなか話題が続きません。
中身のないLINE
ただの世間話のようなLINEも既読スルーになりやすいでしょう。
「最近雨だね」など、中身のないLINEは相手が返信を煩わしく思ってしまうため避けることがおすすめです。
最初は相手もメッセージを返してくれるかもしれませんが、次第に「もういいかな」と思って終わります。
相手から返信が欲しいのであれば、相手の趣味の話をしたり質問を交えながらの世間話がおすすめです。
好感度が高くない限り、中身のないLINEは既読スルーされやすいでしょう。
他の人の悪口や愚痴のLINE
他人の愚痴は相手を疲弊させてしまうため、既読スルーが多くなります。
「最近〇〇さんがウザい」などの直接的な悪口はもちろん、「最近〇〇さんが不倫したらしい」「よくするよね」など自分の意見に共感が欲しいだけの悪口もやめましょう。
仕事で疲れているのに、ネガティブなLINEに真摯に返すのは難しいでしょう。
またネガティブなLINEは返信するのが億劫になってしまい、一度既読スルーされたら返信が来にくいです。
しつこすぎるLINE
何度もしつこくLINEを送ったり、スタンプ爆弾(スタンプを連打で何個も送る)行為も既読スルーをされやすいです。
また既読スルーをされているにも関わらず、何度も「確認した?」「見てくれた?」「ねぇねぇ」などと送るのは相手の返信意欲を下げていると言えます。
1度返信することを面倒臭いと思っていたLINEが、急に何倍もの通知になっていたら返信する気持ちは更に失せるでしょう。
既読スルーをされた時の対処法
次は既読スルーをされたときの対処方を、5つご紹介します。
忙しい人には返信を催促しない
仕事に忙殺されている人には、LINEの返信を催促しないようにしましょう。
仕事で体力と精神力がそがれているため、極力身体を休めるのに夜の時間を使いたいと考えている場合が多いです。
緊急の連絡以外は、返信をしないことをおすすめします。
どうしても催促したいなら、以下を実践しましょう。
- 相手が仕事中と思われる時間は催促しない
- 相手が職場の人は催促しない
- 1回だけの催促にとどめる
何度もしつこくLINEを送るのはNGです。
忘れっぽい相手には返事を催促する
普段からLINEの返信を忘れる人に対しては、1日程度返信が来なかったら催促してみましょう。
しつこくLINEを送るのではなく、1~2回程度におさめることをおすすめします。
相手自身が忘れっぽいのを気にしている可能性もあるので、怒りを出したり忘れっぽさに対するいじりはしない方が良いでしょう。
わざと忘れているわけではないので、優しい気持ちで催促LINEを送ってみてください。
簡単に回答できる内容でもう一度LINEする
あなたのメッセージがわかりにくい場合は、かみ砕いた内容で再びメッセージを送りましょう。
分かりやすい内容であれば、相手がすぐに返信をくれる場合もあります。
例えばオープンクエスチョンを、クローズドクエスチョンにする方法です。
「明日のお食事どうしますか?」など相手に自由回答をさせるのではなく、「明日のお食事はイタリアンと和食どちらが好きですか?」と訪ねるのが良いでしょう。
選択肢を出し、相手に選ばせます。
しばらく時間を置いて連絡する
既読スルーの理由が一切分からないのであれば、しばらく時間を空けて連絡を入れてみましょう。
1週間後~2週間後くらい間隔を空けて、新規メッセージを送ってみてください。
以前のLINEに対して返信が欲しい場合は、「この前のLINE見てくれた?」など疑問形で問いかけることがおすすめです。
「〇〇だから、ぜひ返答が欲しいんだけど」と理由を添えると、相手が答えやすくなります。
既読スルーされたことには触れない
既読スルー後に再びやり取りが始まったとしても、「なんで既読スルーしたの?」と聞くのはNGです。
何故なら既読スルーをした理由について聞かれるのは、答えにくいLINEに入るから。
再び既読スルーされる可能性もあり、再度LINEを送っても「既読スルーの理由聞いてくるしな…」と返信してくれないケースもあります。
既読スルーは基本的に悪い行為だと思われるので、既読スルーの理由を聞かれると相手は威圧を感じてしまうでしょう。
既読無視をされた時にやってはいけないこと
次は既読無視をされたときに、やってはいけないことをご紹介します。
しつこく返信を催促する
既読スルーをされた時に、しつこくLINEを送ることはやめましょう。
あなたが相手から嫌われている時のリスクが大きく、また嫌われていなくても「仕事で忙しいだけなのに…」と面倒くさがられる可能性が高いからです。
あなたが相手とLINEを続けたいのであれば、しつこいLINEは送らないようにしましょう。
「おーい」「返信まだ?」など、直接的な催促LINEは避けるのがおすすめです。
返信がないのに連投LINEをする
相手から返信がないにもかかわらず、LINE連投するのはやめましょう。
長文LINE・スタンプ連打・短文連投は控える方がおすすめです。
既読スルーをしているのは、それなりの理由があります。
「返信できない理由があるのに…。あなたは一切私のことを考えていないのだな」と思うと、返信する気持ちがさらに消えるでしょう。
相手の既読スルーの背景を考えると、LINEの連投はしないことをおすすめします。
ネガティブな発言をする
「返信してくれないと寂しい」など、ネガティブな発言が入ると返信が億劫になります。
「LINEを返すだけで精一杯なのに、相手の感情までも気遣わなきゃ行けないのか」と思うと、なかなか返信に手が伸びません。
また「返信してくれないって事は私のことが嫌いって事だよね」など、自己完結するのはおすすめできない手段です。
ネガティブな心理状態になっても耐えて、相手にぶつけないようにしましょう。
既読スルーした相手が脈ありか確かめるポイント
次は既読スルーした相手が、脈ありかどうかを確かめるポイントをご紹介します。
返信をしていなかったことに対して謝りのLINEがくる
既読スルーに対して誠実な謝罪がくるのであれば、脈ありの可能性が高いです。
あなたをどうでも良いと思っていると、あなたに対して謝罪はありませんし、ましてや返信自体ありません。
「ごめんなさい、仕事で返信ができませんでした。」など一言あるのであれば、あなたに気があるでしょう。
しかし「ごめん、寝てた」「LINEバグった」などが、高頻度で続くのであれば嫌われている可能性が高いです。
相手から質問がくる
既読スルーの後に、相手から質問が来るのであれば脈ありの可能性が高いです。
相手から質問が来るのは、あなたに対して興味がある証拠。
あなたから返信が欲しいと思っている故に質問を送ってきているので、期待しても良いでしょう。
自分と同じくらいの文量で返信がくる
既読スルー後のLINEで、あなたと同じくらいの分量でLINEが来るのであれば脈ありの可能性が高いです。
返報性の原理といって、「相手がしてくれた分だけ自分も返さなきゃ」と思う現象が適用されているのかもしれません。
相手と好意的な人間関係が築けていれば、この原理が働きます。
時間が経っても必ず返信がくる
既読スルーをされたとしても、必ず返信が来るのであれば好意がある証拠です。
もともと連絡が得意な方ではなく、どんな人にも数日に1度のペースで返している人もいます。
もしかしたらあなたが「遅い」と感じているだけで、その人の中ではあなたへの返信が「早い」部類に入るかもしれません。
相手から返信がきちんとくるのであれば、好意的な感情を抱いている可能性が高いです。
既読スルーした相手が脈なしの可能性が高いポイント
次は既読スルーした相手が、脈なしの可能性が高い状態についてご紹介します。
1週間以上返信がこない
1週間以上返信が来ない場合は、脈なしと考えた方が良いでしょう。
1週間仕事に忙殺されていたとしても、1日くらいは休みがあるはず。
それなのに返信が来ない理由は、あなたの優先順位が低い可能性があります。
しかし中には、精神的な症状を出してしまいその人のLINE全般が機能していない場合も。
周りの人に対してのLINEはどうかを調べるのも良いですが、良くない結果だとしても諦めて放置するのがおすすめです。
再度連絡しても既読がつかない
再度連絡をしているにもかかわらず、既読すらつかずにスルーされている場合も脈なしと考えた方が良いです。
脈ありであれば、あなたからのプッシュがあった時点で返信をしてくれるはず。
連絡に気づいているにも関わらず返信がないのは、あなたに気持ちがない可能性が高いです。
既読がつかないのであれば、ブロックされている可能性も考えられるでしょう。
相手から質問が来ない
再度連絡して返信がきたとしても、あなたばかりが質問をしているのであれば脈なしの可能性が高いです。
あなたに興味があれば、相手から質問をたくさんしてくるでしょう。
もしくはあなたが質問した分だけ、相手も質問してくるはずです。
あなたばかりが連絡を取っていて、いつも相手が既読スルーをして終わるのであれば脈なしの可能性を考えましょう。
返事の内容が淡白
返事が来たとしても、そっけない態度であれば脈なしの可能性が高いです。
好きな人相手であれば、少しでもよく見られようと絵文字や「!」を利用して自分の感情を伝えようとします。
それすらもなく「うん」「それな」など、一言で返されるのであれば諦める方が良いでしょう。
相手から会話を続けようとする気持ちを感じられないのであれば、一度距離を取ることをおすすめします。
既読無視をされて悩んでいる時に必要な心構え
最後は既読無視をされて悩んでいるときに、必要な心構えをご紹介します。
あまり気にしすぎない
既読スルーをされた時は、あまり気にしないことが大事です。
最初に述べたように、既読スルーを悪びれもなくする人間もいるため、それにいちいち感情を乱されていると精神を大きく消耗してしまいます。
意外と既読スルーをする人間が多いのを理解して、相手と上手な距離感で付き合っていけるようにする方が良いでしょう。
大事なのはLINEではなく、現実での関わり合いです。
既読スルーの理由について考えないようにする
既読スルーの理由はたくさんあり、相手によっても様々なパターンがあります。
また相手の言葉が真意とも限らず、考えてもあまり意味がない場合が多いです。
人間はネガティブな思考の割合が多いため、考え事をしていると良くない方向に思考が動きます。
分からない既読スルーの理由を考えるよりも、「どうしたら相手から返信を貰えるか」など現実を意識して試行錯誤をするとより良い結果が得られるでしょう。
既読スルーをする理由を知って上手に対処しよう
ここまで既読スルーをする理由をご紹介してきました。
既読スルーに関してはさまざまな理由がありますが、どの理由に対しても「しつこい連絡はしない」ことが大事です。
相手との距離感を上手く図りながら、LINEのコミュニケーションを楽しみましょう。